ザ・ヒーナキャット アドレナリン全壊の大洪水 超絶な初体験!

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ザ・ヒーナキャット アドレナリン全壊

20191019

ザ・ヒーナキャット  

アドレナリン全壊 今年もありがとうーツアー

福岡QUEBLICK

 

1。開演前 

昨日の雨が嘘の様に晴れた福岡。いつもの様に博多から天神まで散歩がてらに移動する。雨の後は空の塵が洗い落されてとても清々しい。青空だと気分も高揚する。今、巷ではワールドカップラグビーが開催中の為、何処に行っても外国からの観戦客に遭遇する。そんな時勢のイベントとは縁のない僕はザ・ヒーナャットのワンマンライブに参戦する為、彼らの行先(博多駅FAN ZONE)とは真逆の天神、福岡キューブリックを目指す。しかしまだ16時。ライブハウスに行くのはまだ早いので、とりあえず休憩スペースである警固公園で時間を潰す。流れてくるTL上には、えーちゃんのキャットクルーはなかシーさんを見つけて大集合しようと書かれている。すかさず今、なかシーさんが何処にいるかってツイで聞いたら「TMさんも来る?」と有り難くえーちゃんからお誘いを受けたので警固やし、行くかなと軽く返事をした。地理的に福岡はあまり分かっていなかったのがここで露見する。地図検索で警固を検索すると徒歩約16分。集合時間の17時まであと15分、ギリギリやん。(汗)。誰だよ近いって言った奴、全然近くないし・・俺か。後でなかしーさんに話したら「警固公園と警固はまるで違う。」と呆れられた。おかげで今日はかなり準備運動が出来だんじゃないかな。もう既に疲れた。(苦笑)というのは冗談で、割と楽しく目的地まで着きました、かわ屋警固店。この鶏皮を食べさせる店に着くまでに、既にキャットクルーと合流。なかシーさんとおすぎさんとにらさん達に会って一緒に店に入った。総勢12人。店奥の座敷を占拠している。やっぱ、ザ・ヒーナキャットのアドレナリン全壊 今年もありがとうーツアーの初日だからか全国からキャットクルーが集まっている。みんな本当に元気だ。キャットクルーとは言え、ほぼ全員ベビーメタルのメイト兼任だから、みんなTL上ではほぼフォロワーさんだったりする。皆んな色々なヒーナキャットTEEを着て颯爽と来ている。部外者は僕だけ。今日は最新のREI NY RECORDS TEEで参戦。後で会場でCANTAさんに会った時にちょこっとREI の話をしたくらいで、やはりここでは大分異次元でした。ベビTEEで参加の方が良かったのかもしれない。あっという間に40分が過ぎ、タイムキーパーのえーちゃんの指示で即刻退去。一路福岡キューブリックに向かう。キューブリックの前の交差点あたりで筑豊グループに合流する。 ケンケンケンさんも、朝菜さん達も参戦だ。中でBar November Rainの店主にも久しぶりに遭遇する。ひーちゃん達といつかBar November Rainで一杯やりたいものだ。

 

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福岡QUEBLICK ザ・ヒーナキャット 看板

2。開演! 

中に入って、ひとしきり物販を買って知り合いと話していると開演の時間となる。 

いよいよザ・ヒーナキャットのライブがスタートする。ヒーナのライブはオルゴールのような旋律を奏でる「あげは」をBGMとしたひーちゃんのナレーションと共にバンド演奏が繰り広げられるライブでMCは無い。だからショーはライブなのに一枚のコンセプトアルバムを聴いているかのような印象を受ける。それでも、24曲という曲塊には圧倒される。バンドメンバー紹介もナレーションでギター、ボーカル、キーボード担当で「ひーちゃん」、ベース、コーラス担当の「ちのちゃん」、そしてドラム担当は「いのちん」と紹介される。ちのちゃん、いのちんはライブで紹介内容を初めて聞くみたいでひーちゃんに付け加えられたコメントを効いて頷く。反応する二人が見ていておもしろかった。(笑)

 

ザ・ヒーナキャットはこれから全国15カ所(リリイベも含めると20カ所)をまわるツアーを行う。福岡が初日と言う事だから、ネタバレはご法度だろう、セトリっぽいものは書かない方が良いのででは?と思っていたところ、早速公式から今日のセトリが公開された。なんかヒーナは問題ないようだ。

と言うことで張り切っていきましょう。(笑)

 

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(公式)セットリスト

3。ライブ! 

リリースツアーの初日がここ福岡っていうのは上がる!そしてそんな貴重な体験をここQUEBLICKで観れるのは素晴らしい!ありがとうとしか言いようがない。 

 

1.あの日カラ(真っ赤に染まれ~)

2.3センチ(真っ赤に染まれ~)

3.つくしんぼ(真っ赤に染まれ~)

4.329(真っ赤に染まれ~)

 

ライブの口火を切ったのは「あの日カラ」。今日は「お楽しみ箱 ~真っ赤に染まれ~」にこだわった選曲らしい。ということは「お楽しみ箱 ~水色の涙~」「お楽しみ箱 ~モノクロの虹~」にこだわった回もあるのかな。大好きな曲の詰まった赤盤。素晴らしライブの予感しかない!!1曲めからみんなオイオイ!いい感じ。

ライブで聴くとひーちゃんのボーカルスタイルはCDで感じた演歌ぽさと違ってもう少しポップに感じられた。イメージは中島みゆきの夜会のような厳かさを持つ歌声だなと感じた。特にこの「あの日カラ」という曲がそうなのかな。続く「3センチ」は変わってカルメンマキ&OZのようなイメージだ。ひーちゃんの歌い方がカルメンマキに似ている。ちのちゃんのベースの単純だけれどパンチが効いているところがシゲっぽい、ちょうどOZ期の「私は風」っぽい感じかな。「つくしんぼ」はハモンドオルガンぽいキーボードも入っているし、レインボーやパープルっぽいサウンド・プロダクションなのが、カルメンマキっぽく感じられたのかな。そんな時代に近い雰囲気の曲だった。そして「329」はまた違ったヒーナキャットらしい、上がる、耳に残る、楽しいナンバーで、始まると会場は揺れた。僕は勝手にヒーナの名刺がわりの一曲と思ってる。ヒーナキャットらしい曲だ。「お誕生日おめでとう〜♫。」て歌える、上がるこの曲はCDの中でも大好きな1曲だ。

 

5.ちょこちょこ~(真っ赤に染まれ~)

6.さようなら(虹の裏側)

7.マスカットン

 

「ちょこちょこちょこっとチョコちょうだい♫」は時代設定が昭和な不思議な曲で、でも古臭さを感じさせない曲だ。首振りドールズとか、昭和歌謡的な雰囲気が似ているなって思う。彼らの超絶上げ上げナンバー「ロックンロール」ぽい上がる楽曲。「さようなら」のサビの部分のシンガロングはクランベリーズのドロレスの歌声を思い出す。アイルランドの凍れる空気から一変する単調なリフにのせたヘヴィーなナンバー「マスカットン」。ヘドバンが気持ち良い。

 

8.片想いのエンキョリレンアイ(真っ赤に染まれ~)

9.ヒトカゲ(真っ赤に染まれ~)

10.るるる(モノクロの虹)

 

今回セットリストに何曲か「モノクロの虹」からの曲が入ってる。どれも好きなんだけれどとりわけこの「るるる」は上がる。こう聴くとアルバムでガラッと違うんだなと実感する。

 

11.まちぶせ(2人)(真っ赤に染まれ~)

12.3分クッキングーインストー

13.上様(アドレナリン全壊)

14.恋がしたい(恋がしたい)

15.おしえて(アドレナリン全壊)

16.ヒーナ行進曲(真っ赤に染まれ~)

 

「まちぶせ」はひーちゃんの情念がこもった名曲で「上様」と相通ずる悲壮感の伴う楽曲だがなぜかその間に「3分クッキング」という滑稽なインストが挿入されている。これってお昼休みに流れるあの曲クラッシックのスコアですね・・

そしてザ・ヒーナキャットの代表曲「恋がしたい」これを仲間内のバーベキューの時にキャットクルーが大合唱して唖然としたことがきっかけで、僕はここにいるんだよなぁ。あれだけの合唱が起こったことは否定できない。まさに名曲だと思う。

 

17.すごろく(真っ赤に染まれ~)

18.ラッタッタ(真っ赤に染まれ~)

19,恋の病(入門編)

20.アソビタイ(モノクロの虹)

 

サスペンス劇場といった感じの楽曲「ヒーナ行進曲」、「すごろく」、かっこいい曲「ラッタッタ」、サイケデリックな「恋の病」、ここからよく聴き始めたという意味で印象的な曲で、ギターソロもありとても印象的な曲「アソビタイ」。

 

21.アドレナリン(アドレナリン全壊)

22.ロックはバニラ味(モノクロの虹)

23.ツヨガリーナ(真っ赤に染まれ~)

24.紫黒蝶ーあげはー(Black Butterfly

 

すごく単純なコード進行だけれど強いベースサウンドがとても印象的な「アドレナリン」。ヒーナキャットワールド・アドレナリン全壊ってことなんだろうな。超絶!「ロックはバニラ味」盛り上げるにはもってこいの曲。この単純なコード進行最強!「こう並べられると似た感じのパーティーチューンとしてもいけるんだな「ツヨガリーナ」。そしてやはりライブではこれが聴きたい「紫黒蝶ーあげはー」結局は全てはこの曲に収束するザ・ヒーナキャットのライブは王業な言葉を借りれば「紫黒蝶の一大抒情詩」といった印象がある。ちょこちょこ差し込まれるナレーションのBGMや衣装メイクもしかり、全ては紫黒蝶の旋律の中に震えて一体化して、この曲で大きな紫黒蝶となって飛び去ってしまう。

次のライブ、小倉にも紫黒蝶を捕まえに震えて参加しましょう。

 

4。ライブ後

 ライブ後に大撮影大会。サイン会、そしてスリーショットでの撮影会。これ以上ないくらいのおもてなしで完全ノックアウトですね。次は小倉に行きます。

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ライブ後の諸々

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可愛いパーカー

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サインをいただきました