月追う彼方 ソールドのツアーファイナル 渋谷O-Crest
4月24日(金)
月追う彼方 The face Tour 2026
Tour Final at Spotify O-Crest

本日は晴天なり!
このところ雨が続いてジメジメしていたので、久しぶりの晴天に心が躍る。
今日は「月追う彼方」のツアファイだ。今年1月にリリースされた傑作EP"The face"のツアー最終日。対バンは今年からメジャーデビューの「明くる夜の羊」。まさに俺得なライブが渋谷O-Crestであった。昨年末に行われた「O-Crest 2025 Year End Party」でこの2組を観て以来、その時は月追う彼方がトッパーで、続いて明くる夜の羊の並びだった。正にその日のリブート的なライブとなるが、The face Tourとして、月追う彼方のリリースツアーとして戻って来て、250キャパを売り切った、ソールドしたのは、とても素晴らしい帰還となった。同ツアー中にも福岡OP'sではLOTSPiRiTSと、小倉FUSEではミズニ ウキクサとの対バンライブで、どちらも最高のライブだった。そしてツアーファイナルも明くる夜の羊という、正に僕の推すバンドたちの共演に痺れた。どれも印象深く、素晴らしい最高のライブだった。だからツアファイが楽しくないわけがない。

また、本作の中でも大好きな先行リリースシングル曲"余白"はこのツアーの中でしか披露されないプレミアムな曲でもある。12月にリリース後、その曲が聴きたくて参加したYear End Partyでは披露されず、2月のツアー初日のOP'sで満を持しての披露となった。勿論、サーキットでやりにくい曲であることは充分承知ではあるが、やはり寂しい。ONTAQでも披露されることはなかった。今後もきっと、ワンマンくらいでしか聴けないのだろう。まさに聴き納めとなるであろう"余白"を聴きにきた。ツアファイの目玉、"余白"この曲を求めて、ここ渋谷O-Crestにやってきた。

ツアーファイナル一曲目は"ハルジオン"。暖かい春の訪れとともに可愛い小さな花を咲かせるハルジオン。「月追う彼方」がななみと共に作り直した新生"ハルジオン"。記憶に擦り付く1番の歌詞はこれ。
捨離捨離と断じた冷蔵庫
僕が飲めない炭酸ジュースなんか
無責任に置いてくんじゃねえよ
置いていかないでよ
めちゃくちゃ月追う的な歌詞で素晴らしい。
続く二曲目も素晴らしい"beginning"。
なんといっても、この歌詞が作り出すシーンが頭から離れない。これぞ月追うって思う歌詞だと思った 思った。笑
走って涙が後ろにながれてく
乾いた時 景色がよく見えてる
振り向くそこには誰も居なかった
前に進むしかないって思った 思った
3曲目は"雑踏の日々で"。上京して6年、いろいろなことがあった日々。ツアファイに至るこの短い期間ですら感情が激突して喧嘩になった。そんなバンドの今を象徴する曲がこの曲かな。
全ては
雑踏に揉まれるこの日々の中で
激情的に生きた時間なら
空に消えた絶対ではすら
愛おしくなっていた
なっていたんだ
4曲目"1998"
どん底の年に生まれた98世代。闇の中で、もがくしかない生まれながらにして傷を背負わされた世代。自身の出目を受け入れて先を見る。正に正念場な今にも繋がる歌。
でもどつやったって消えない傷跡を
あと何回撫でる夜が続く
何度でも夜を乗り越えて強くなれ
満を持して披露された5曲目"余白"
誰にでもある心の中にできてしまった余白。それを曲にしました…短いMCと沈黙からはじまる歌は、息を呑むし、情念は最高潮に達していた。
音も匂いも半分になった部屋を
持て余して仕方ないよ
この余白が他のもので
埋まって行くのが寂しい
闇のパートを抜けて、6曲目"うたかた"。
部屋だったり教室だったり、その場所と自身の心を呼応させた歌詞が形容的で印象深い。
また途中の変調も感情の起伏と重なって、心に響く。
忘れてしまいたいと思っていたんだ
くだらない日々に落とした涙が
水面で揺れる映し出された記憶は
意外と綺麗だったな
あぁいつか変わってしまうね
7曲目"ロックンロールが鳴り止まない"
とても力強い歌。高らかに歌われるこのフレーズがみんなと合唱する。オレンジに染まって。
最低だって吐き捨てた
終わりの見えない夜も
どこかで流れた
あのロックンロールが鳴り止まない
8曲目"内緒の話"
ベースとドラムが印象的な歌。なかでもこの歌詞が心に響く。これは本当に難しくて、結局、これからすれ違いがおこっていく。
嫌いなものを教えて
誰にも言えなかったこともさ
簡単なことは言えやしないけど
見えない心の奥の方
君の全てが知りたかった
アンコールのトークセッションでは新作商品紹介とかおりさんのツアファイに向けたダイエットの結果発表があった。ツアファイまでのカウントダウン動画に当初はダイエットについて語られてたのだが最後は一切触れずに終了した動画にしほからツッコミが入り、しぶしぷの報告となった。セミファイナルからこのファイナルまでもいろいろ揉め事は絶えなかったそうだが、溜めずに吐き出すからこそ、バンドを続けられる。そんなセキララなところがこのバンドの魅力だ。カワノユイさんも、この三人のつながりの深さについて言及していたように、3人が三様のキャラでありながらも仲が良いのはそんなところにあるのかもしれない。ななみさんがメンバーになって、本当に素晴らしいチームになったなと思う。また秋口のワンマンには行こうかな。小倉から愛を込めて!
by TM

4/24(金) 東京 Spotify O-Crest
月追う彼方pre 「"𝙩𝙝𝙚 𝙛𝙖𝙘𝙚"TOUR」 FINAL
The Cheserasera
明くる夜の羊
月追う彼方
月追う彼方
《セットリスト》
1.ハルジオン
2.beginning
3.雑踏の日々で
4.1998
5.余白
6.うたかた
7.ロックンロールが鳴り止まない
8.内緒の話
en.トークセッション
月追う彼方"余白"vs LOT SPiRiTS"二日月"!最高の歌に浸る夜
2026.02.13
OP's


【月追う彼方presents "the face" TOUR福岡編】
月追う彼方
LOT SPiRiTS
IresaVior
昨年、12月。「余白」を聞いたあの時の衝撃は今まで味わったことのない強度のものだ。いままで避けて来た様々な思いが…自分には重過ぎて表現できなかった心の奥底に潜んでいた想いが、ここに歌われていた。こうした心の中の想いとの符合はこんなにも破壊力のあるものなんだと、自分ごとながらはじめて知ったし、今まで味わったことのないレベルで歌に融和した。あの初めて巡り会ったあの日は本当に一夜を「余白」だけ聴いて過ごしたし、様々な想いが溢れて、ついぞ寝ることができなかった。
正にあの余白が鳴り止まない夜だった。

余白に相応しい歌はなんだろうと考えて、すぐ浮かぶのは「二日月」だ。LOT SPiRiTSのライブに行くのでMVを見まくったあの日、糸の様に今にも消えてしまいそうな二日月に、自分の様々な想いが符合した。ライブ中に3人が目を閉じて演奏するところを観て、歌に融合した。そんな2バンドが対バンする。こんなことがあるんだ。
その日がとうとうやってきた。想いが爆発してフライングで訪れた年末の渋谷O-CREST。The Faceからは"うたかた""Beginning""内緒の話"が披露された。期待した「余白」は2月に控えるThe Face Tourまでは披露されないのだろうか?その想いはこの日まで持ち越しとなった。その日がとうとうやってきたのだ。

万全を期す為にこの日は休みを取った。案の定、ワクワクが止まらず朝まで眠れず、変な時間に寝て起きた。周南ORBITでゲットしたTシャツを着て、ラバーバンドを装着、タオルを持って、昼過ぎにOP'sに着いた。

時間を持て余したのでONE FUKUOKAに行ったり、閉店を控える天神パルコに行く。開場1時間前に再び戻るとOP'sから出てくるメンバーに出くわす。その後も黒板を囲んで写真を撮るメンバー。ようこそ福岡へ!お帰りなさい。
ななみ「福岡に帰って来てもお帰りなさいだし、小倉に帰ってもお帰りなさいだし、名古屋に帰ってもお帰りなさいだし、今は東京でもお帰りなさいだし、どれだけ帰るところがあるんだって…笑」
小倉から東京に行ってしまった時は寂しかったけれど、その頑張りが今の形になった。ドラムを失ったバンドが今、最高のドラムを迎え、再び3人になった。とにかくななみちゃんの笑顔が素晴らしいし、トーク力もある。ドラムも音の大きさ、キレが素晴らしい。今の月追う彼方には欠かせないメンバーだ。
IrisaVior
平日金曜日だから、開場時点では割と少なめだった観客も開演までにはびっちり集まった。トッパーはIrisaVior。以前親不孝の The Voodoo Loungeで行われた「明くる夜の羊」の福岡公演に今日と同じ様にロスピと出ていたバンド、アリサヴィアだ。読み方が難しくてなかなか覚えにくい名前だけれど、パフォーマンスが良い紅一点のバンドとして記憶していた。

後でルナが話していた様に、今回の3マンはヴォーカルが1998年生という縛りで、同期な3人。よく飲みに行く仲間でもあり、ライバル。アリサヴィアは東京ワンマン公演をソールドアウトにしたとのことで、切磋琢磨だな。

LOT SPiRiTS
続いてはLOT SPiRiTS!ロスピ!いきなりの"PEACE"スタート。音源のない、ライブでしか聴けない歌。Vサイン✌️を高らかに掲げる楽しい歌。頭からすごい声援。東京に出た同郷バンドのサポート、ロスピのツアーの時は月追う彼方が東京でサポートについた。そんな仲間。いつかロスピも東京に移住することがあるのかもしれない。そんな話がMCで語られた。"ライクオアリブ""エンカウント""春に消えて"どれも素晴らしいけれど、やっぱりこの曲なんだなぁ。"二日月"。特にちょっぴりビターな立ち位置のロスピだったし、沁みた。沁みたね。続く歌“拝啓、いつか愛した人"。ライブが押したからこの曲がラスト。この素晴らしいバラードで締めるとかズルい。余韻が凄くて言葉を失い、頭が真っ白、呆然としていた。本当に最高すぎる。本当に今、福岡のバンドで最高峰に位置するバンドだから、本当に宝だ。

月追う彼方
いよいよ月追う彼方が登場。ロスピと月追うのメンバーが淡々と機材の入れ替えをする様がOP'sは見えるのでなんか良い。どれだけ待ち望んだライブか!はじまって仕舞えばすぐに終わりがやってくる。そんな当たり前のことが歯痒いが、もう楽しむしかない。
しほ「今日のセトリは「The Face」を存分に楽しめる様になっている。」
確かに並びもそのままに"雑踏の日々""1998"が挿入されたかのようなセトリ。
そして来る!
しほのMCによる前説からの「余白」‼︎
泣く😭
待望の「余白」はライブでどう聞こえるのだろう。"ロックンロールが鳴り止まない"が最前だったし、若干、聴こえにくくてちょっと不安になったのもあったけれど、「余白」はバッチリだった。もうこれ以上言葉にできない想いに完全に支配されて、ただただその場に立ち尽くす地蔵と化す。サブスクで何度となく聴いて、フィジカルでも聴いて、ライブでも今日聴けた。最高の歌は最高。そんな当たり前が当たり前に感じられる幸せ。アンコールを含めて全9曲。あっという間に終わったけれど、もう、ロスピからの月追う彼方はやば過ぎた。終演したと言うのに、しばらくフリーズして動けなかった。こういうライブが観れた奇跡に今はただただ感謝するしかない。このライブは間違いなく人生でも最高レベルのライブだったので、一生忘れることはないだろう。

ありがとう!アリスヴィア、ロスピ、そして月追う彼方!
魂のレリア、熱き友情のヒドロフォビア!
2026.02.14
別府COPPER RAVENS
THE SECOND REBELLiOUS 主催
無礼講GIG Vol.1


「別府にライブハウスがあるの?」
そんな話がきっかけで、行くことにした無礼講GIG。レリアが出るから行くことにしたのだが、詳細は直前に確認するので、そこにHYDROPHOBIAが出るというのはかなり後になって知った。デスコア界隈の対バンとして認知していた名前がレリア界隈で聞かれるとは面白い。今回はレリアとヒドロフォビアを観に別府にやってきた。
入場待ちで外にいると聴き慣れた音が聴こえてきた。レリアの"Hi-no-Tori"だ。開場時間くらいからスタートしたリハーサル、これは大分押すのでは?楽器ごとのリハから全員の音合わせに移り、だんだん大きくなる音。まるで箱全体がスピーカーの様によく聞こえて笑う。あまりによく聞こえ過ぎてライブ始まったんじゃね?くらいの臨場感で不安になり、中のスタッフにライブはじまってないか確認したくらい良く聴こえる。押してる入場待ちがこんなにも楽しめるライブは初めてかもしれない。
開場
入場してびっくり。箱自体は小さくて、最前は4人くらいしか並べない。そんな小ささで2階に桟敷席がある。これはオペラハウスとかにあるシューボックス型劇場に似た感じだけれどあまりにも小さい。真ん中を少し開けて両側にUの字型に2階がある。入口横バーカン前に螺旋階段があって上に上がれる。2階ステージ側には楽屋の3階へ行く階段とステージに降りる階段があり、正に奇々怪界なラビリンスの様相を呈す。なんちゅう箱作ったんや。めっちゃオモロいやんけ。笑
RINさんが下手側に落ちる柱が邪魔だと言ってたが、確かにその前でヒドロフォビアを観ていて目障りだった。ライブハウスってかなり凄いことやっている箱はあるけれど、これを超える物は見たことがない。2階床下は2mくらいなのでジャンプすると頭を打つ。レリアの"bye bye bye"で跳ねた時は頭打ちそうでやばかった。それでも2階から観た景色はマジで見たことのないもので、僕は興奮気味に観ていた。レリアとヒドロフォビア以外は2階から見て楽しんでた。ちなみにレリアとヒドロフォビアの物販も2階にあったので、尚更楽しい。いやー、この空間が遊び心くすぐり過ぎていて、ライブ以外でも本当に楽しかった。

LETITOUT-lelia-
トッパーのアコギのライブが終わり、2組目のレリアが登場!運良く上手、スピーカー横最前をゲットできた。足元に段差がありジャンプするたびに転けそうになるが、ここだからこそ、1曲目 "IF" のMOMO、MINAHO、KANAの3人の圧巻のベドバンが目の前でみることができた。感動。遮るものがない贅沢、やっぱり迫力がちがう。MOMOの蹴りが左側頭部を掠める。めちゃくちゃなリアリティー💧。笑
続けて畳み掛ける様な"Under the Blue Sky"。首振りマシーンと化した僕らの前で、ブレイクダウンの3人のヘドバンがワサワサとしていてたまらない。燃え盛る火にガソリンをばら撒くかの様なセトリは "Taste Me"。刻まれるリフに首を合わせるのが心地よい。息が上がるメンバーから観客へ痛烈なバレンタインプレゼントの "Bye Bye Bye"ではツーステ、ジャンプ等のガチエクササイズが展開された。おまけにNARUMIの刺激的なドラムの破壊力よ。俺の右耳よ!ジャンプ!ジャンプ!コンクリートに頭突き!頭突き!マジパナイ!終了時には体力0!噴出する汗、Tシャツぐしょぐしょ。そんな中、高まる興奮からの "Take Five"ではMOMOのソロの時に見事な観客全員の声援が起こる。最後の曲"Hi-no -Tori"はこうした僕らへのレリアからの最高のプレゼントだった。4人の気迫に迫る演奏、叫び声が最高潮に達し、凄まじく、圧倒された。
観客も大興奮で合いの手で答えて最高のライブが終わった。この4人だからこそできる最高のライブ。本当に感動したし、どんどん好きになってしまう。
LETITOUT-lelia- SET LIST
2026.02.14
If
Under the Blue Sky
Taste Me
Bye Bye Bye
Take Five
Hi-no-Tori
HYDROPHOBIA
5組目に登場したHYDROPHOBIA。RINさんの圧倒的な人柄の良さが溢れるライブて楽しかった。昔、あるバンドが不祥事で出れなかったライブで、凄く擁護してくれていたのが印象的だった。情に熱つく、しっかりと話をしてくる人でMCも聞いていてわかりやすい。正直、そのバンド目当てで、行って自爆的な不在で残念さがあったけれど、上手く憤りの矛先を牽制してくれて、あのMCに救われたと記憶している。そして、今回。
RIN「年齢とか関係なく、皆んな楽器をやろう。バンドをやるととんでもなく有名なバンドマンとライブができて、友達になれる。そんな夢みたいなことが音楽をやれば実現する。」
ミュージシャンのリレーションシップを大切にして、その交流をベースに活動を行って来た人ならではの言葉だ。
MINAHOさんにヒドロフォビアについて聞いたら、
MINAHO「ヒドロフォビアとはまだ一緒に宮崎でライブしたことはないけれど、ヒドロフォビアは良く宮崎に来てライブをしてくれるので、観客として見に行ってた。」
いつか宮崎でレリアとヒドロフォビアの対バンイベントがあるかもしれないと感じた。その時は1番に駆けつけよう。
RIN「本日、トートバッグを発売開始したから、是非買って帰ってください。」
しっかりと使わせていただきました。笑

こうしたバンドマン同士の交流が深まっていく様は楽しい。今回主催のTHE SECOND REBELLiOUSからいきなり無茶振りで乾杯の音頭を任されたRINさん、かなり唐突で困惑しながらも、この笑顔で期待に答えるとはさすがでした。「クワーンパーイイ!」

レリアフォビア楽しかった。また期待して良いですか?
RIN「3月にも4月にも福岡でイベントがある。4月は外国からバンドが来るとか…。」
ちょー!期待してます。
とても楽しいライブでした。またよろしくお願いします。

ミズニ ウキクサとカイキョウフェス
2026.01.17
海峡メッセ下関展示見本市会場

kaikyo fest
カイキョウフェス
下関で音楽フェス"カイキョウフェス"に参加してきた。山口のロックフェスといえば山口きらら博記念公園で行われているワイルドバンチフェスが有名だが、このkaikyo festは、昨年はじまった新しいフェスで、下関の街中にある海峡メッセでおこなわれる。海峡メッセの屋外ステージでは下関市民40万人が集まる馬関祭りが夏に行われ、2024年夏にはミズニ ウキクサも出場している。そして2026年1月に音楽フェスであるkaikyofestに出場が決まる。このフェスの主旨は日本の音楽シーンを担う次世代アーティストを集めての新しいタイプのフェスということで、客層も含め、若い層が多く訪れるロックフェスとなっている。出演者をみると、まるで知らないバンドが多いのは興味深いし、皆、実力で勝ち取った場所なわけで、ミズニウキクサとしてもメルクマールとなる記念すべきイベントで、僕らとしても喜ばしいライブとなった。
このフェスの主催者は、福岡Queblick、小倉FUSE、周南RISE、YUMEBANCHI(広島)の共同主催で、ミズニウキクサの出番の前に、SHIMAのエガッチョ(Queblick/PROJECT FAMIRY主催)と兵頭尚吾氏(周南RISE、RISING HALL、周南ORBIT主催)が登場して、下関のバンド、ミズニ ウキクサを紹介したのは、僕にとって、一つのハイライトだった。いよいよライブがはじまる。


開演前
海峡メッセに着くと、リストバンド交換は4階だというので外部階段で4階まで上がる。すると、そこにはリストバンド交換のための長蛇の列があった。これは出遅れたかな?ということで、最後尾を目指して歩く。展示ホールをぐるっと半周して最後尾に着く。下関だけど万一のことも想定して開場の1時間半前にメッセにきてみたが、みんな、なかなかやるな。まさか徹夜組はないにせよ、早朝から詰めかけるもんなのかと少々びっくりした。リストバンド交換は9:00から順次行われる。無事にリストバンドを交換して、続いて入場列に整列する。

この時周りを繁々観て見て、いつもいるようなおじさんは見えないことに気付く。リストバンド交換列で声掛けしてくれたYAMAさんとかもまるで見えない。とにかく女子ばっかりだ。なるほど、そういうセレクションなのか?ざっと300人くらい前にいるからステージの前に張り付かれると、柵を取れないかもななどと考えながら列に並ぶ。並んでいて一向に入場する動きがないので、よくよく開場時間をみると9:45。開演の15分前。え、まさかトッパーが入場SEになるパターンか?情報がないのと、ちょっとした誤解もあり、かなりテンパったが、実のところ、ステージは関門ステージと海峡ステージと分かれていて、10:00からスタートするのは海峡ステージのeggs pass 選出のバンド"熱帯魚とものくろーむ"で、関門ステージでkaikyo festは開会の言葉と共に、10:30からミズニ ウキクサのライブがはじまる。また僕らの前に並ぶ女子の目当てが、ライブの柵取りではなく、先行物販目当てなのを彼女らの会話で知る、だからこんな後ろでも下手柵を取れたのは、複層したラッキーの賜物だった。

開演
愛美「おはようございます。ミズニ ウキクサです。」
そう、朝10時半。まだ「こんにちわ」でも「こんばんわ」でもない「おはようございます」だが、ちょっと長く、字余り。僕らもなかなか辛いが、バンドマンはもっと辛い。本当にお疲れ様。「おはようございます!だ!。」
"ベルベットブルー"でスタート。
セットリストは先週12日のOP'sのショートバージョンだったが、一つ驚きがあったのは、MC後に挟み込まれた「開幕宣言」。まさかまさかのマシンガンカッティングに優馬さんがチャレンジした。
愛美「私たちはこのカイキョウフェスでトッパーを任されました。私たちの曲にも相応しい曲があります。開幕宣言!」
ここで鳥肌ものの演奏が始まった。優馬さんのマシンガンカッティング!その頑張りが会場全体に伝導して拳が上がる。
12日のOP'sでもたっくん、よねぴ、優馬の3人が愛美さんを潰しにかかるかの如き、怒涛の重低音を被せてきたダークネスゾーンがめちゃくちゃ印象的だったし、髪を振り乱しての愛美さんとのダブルボーカル(情熱溢れ過ぎなコーラス)を観て、圧巻だった。
ミズニウキクサの今!優馬さんのサポートが圧倒的に素晴らしいライブだった。OP'sもkaikyo fest
もね。
たっくん「下関のバンド、ミズニ ウキクサです。下関のバンドは僕ら以外いないので、しっかり覚えて帰ってください。」
下関にミズニ ウキクサあり!
ここに想いが詰まっていたね。
kaikyo festでもっとも熱いバンドとして、下関海峡メッセに登場し、素晴らしい演奏を聴かせてくれた。たった6曲ではあったけれど、しっかりと爪痕を残したし、偉大なる一歩だったとライブを観て感じた。
ありがとうミズニ ウキクサ。
そしてここから華々しい2026年のはじまりだ!



宮崎に集う若き未来 丸竹夷、LETITOUT-lelia-
2026.01.11
宮崎LAZARUS


Seagull Lamp
Twinkle
My Little Lilly
丸竹夷(マルタケエビス)
LETITOUT-lelia.-
「ステージに立つと緊張して上手く歌えないことがあるんだけれど、プロの人はどうやっていますか?」
高校生バンドのSeagull Lampの若きボーカルが放った言葉が今日のライブを象徴していたかな。Vaundyの歌を意外にも上手く歌う彼の言葉に先輩のMy Little Lillyから一言があった。
「ステージに立つ前にしっかり声出しして自信を持って臨むことだな。」
何様?というチャチャもあったけれど、この緊張感、これを操ることが、バンドマンにとってどれだけ大切なことだろうか?皆、この緊張感をそれぞれのやり方で乗り切っている。
女子4人の高校生バンド、Twinkle。顰めっ面で無愛想なバック3人と、シニカルででも、コミニケーションを取ろうとするヴォーカル。
このラザロと言う箱は誰もが客席下手側壁沿いに、それぞれの機材を抱えて並んでいる。その時に見せた笑顔は全く観られなかったが、必死に戦っていたんだなって感じた。
そんな地元のバンドたちの前に立ったのがちょっと上の19歳バンドが登場する。京都からの3人組ガールズバンド 丸竹夷(マルタケエビス)。バンド名は京都の通り名を歌った童歌で、京都の人なら誰もが知っている言葉だそうだ。一昨年、SNSでバズった高校生の学校廊下でコンプレックスの"Be My Baby"- YouTube
を歌ったのが姫花(G,Vo)。学祭でバンド演奏したりと高校生ながらに恐るべしパフォーマンスを発揮して、現在47都道府県ツアーを行っている。
SEが椎名林檎の"NIPPON"https://x.com/mte2_5/status/2007036726381072878?s=46
今回はORBITで着ていた赤の革ジャンではなく黒にジーンズと言ったバンドマン的出立ち。歌い出しは"サキホコレ‼︎"童歌のバンド名からのドレミの歌はかくも見事な応援歌になるとは。ヴォーカルは姫花だけではなく莉音(B)も歌うし、紅留美(Dr)も取る。
道なき道を切り開き前へ
くだらん悪意いわせとけ別に
舐めんなうちらは弱くない
諦めるなんて らしくない
無様な姿 それが生き様
"サキホコレ‼︎"の歌詞の一部。
彼女たちのこの決意表明は凄まじい。
九州四ヶ所目。親から離れてのツアーで、大分ホームシックだとして光る涙は19歳の女の子らしさがあるが、やっていることは大人顔負けだし、堂々としている。高校生のバンド諸君にはどう映ったのかな?
トリは宮崎を代表するバンドLETITOUT-lelia-の登場。新年1発目は"Take Five"。この丸竹夷(マルタケエビス)の47都道府県ツアー「京炎一閃」宮崎編に集まった5組へ送るエール。
ライブは緊張の塊だけれど、同時にこんなにも楽しいものだし、元気をもらえるもの。それをライブを通して教えてくれた。本当にレリアのライブは楽しい。今回ここラザロに来たのはレリアの地宮崎を見たかったから。見た感じ、すごく若い箱だし、たまたまだけれど今日見たライブは若い連中しかいない。でも僕の耳には懐かしい音が溢れていた。若い世代が昭和の歌を上手く温故知新しているのかな。"Love Letter"でシンガロングでたからかに歌う
ぼくらは あのステージで
ぼくらは この世界で
生きていくのさ
ぼくらは あのステージで
ぼくらは この世界で
飛び出すところさ
最高だった!ありがとう!宮崎!ありがとう!

A HAPPY NEW YEAR! 明治神宮参拝とASTERISM
2025.12.31-2026.01.01
Shibuya Cyclone
FOJF2526 Count Down Event / FUCKIN' ON JAPAN FESTIVAL 2025
ASTERISM etc.


ライブ前にしていたこと
このイベントは初めから行く予定にはしていたものの、メインイベントに重なっていたため、ギリギリまで行けるかを決められずにずっと画策していた。メインイベントは娘のhalが明治神宮でお守りなどの販売を担当する巫女さんをやるって言うので、見に行くというもの。約束はして入るものの、この情報が展開するのはバサキに行く夜まで詳細がわからないため、こちらも予定が立たずしゃーないなーと思っていた。なんせ相手は日本一の動員を誇る明治神宮の初詣だから、まずは相手を知らないと計画もできないので候補と言われている3箇所を巡る。入口は原宿(明治神宮前)大鳥居をくぐると広く長い参道を歩く高く生い茂った大木に囲まれた空間は都会であることを忘れさせてくれる。しばらくすると酒樽が並ぶ。場所がある。日本全国から寄せられた酒樽が見事に積まれている。九州からは米焼酎しろの酒樽があった。左側には世界から?洋酒の酒樽が積まれている。さすがワールドワイドな明治神宮だ。そこをしばらく行くと左に折れる。明治神宮の伽藍は軸線に沿って作られては居ないようだ突き当たりに大きなデジタルサイネージが設置されていてそこを右に曲がると内宮の鳥居が見える。まだ新年まで6時間というところで、参拝客はまばら。とりあえず参拝を済ませて東神門側にに行く。
hal 「来年就職だし、やるなら今年がラストかなと思ったので明治神宮のバイトをやることにした。もし来るならLINEするよ。」
hal は渋谷区の学校だから、バサキとして明治神宮の初詣バイトの掲示があったらしく、応募したらしい。箱根駅伝に出ると言うのならもう少し集中力が上がるのだが…でもまあ、せっかく知らせてくれたのだから、行こうかということでこの東京旅行が決まった。しかしこの日のやることと言えば大部分が待ちになるから、何か渋谷で時間を潰せるイベントは無いものか?
そこで見つけたのが渋谷サイクロンで行われるオールナイト・イベント。もし明くる夜の羊のeggmanのカウントダウンイベントを先に見つけていたなら、そっちに行っていたかもしれないが、なぜか、その情報は入ってこなかったので、このイベントに行くことになった。これもまた縁。
このサイクロンのカウントダウンイベントでトリを務めるASTERISMは、いろいろと仲良くしてもらっている、なかSY&えーちゃんが入れ込んでいるバンドで、ASTERISMが福岡に居た頃は、よくHard Rock Cafe Fukuoka のイベントに出ていて、なかSYたちが通っていたことで名前は良く知っていた。特にギターリストがうちの娘と同じ名前だし、マーティ・フリードマンのRock Fujiyamaにも度々出演していたので、なんとなくは知っていて興味はあったが、きっかけがなかった。結局、知ってからライブ見るまで7年くらいかかった。どうしてもインストゥルメンタルバンドというイメージで、ついつい触手が伸びずに敬遠していたんだな。
最近、HAL-CAちゃんが歌うようになったことは聞いていたし、ギターのテクニックは常軌を逸する腕前なのは十分に知っているし、Spotifyで聴いた”GYUTTO!”がことの他、良かったので、大分印象は変わって来ていた。今回、これで良かったらファンになっちゃうかも。ということでこのイベントに参加することにした。

このサイクロンのイベントはFuckin' On Japan Festival (FOJF2526)は昼2時からやっているイベントなのだが、僕が入ったのは予定が立った夜からで既にショーの半分が終了した21時頃。入った時は「ALL in FAZE」というバンドが演奏していた。渋谷サイクロンの入場が舞台袖から入るような空間構成で、開演中の入場時には、そのあたりから見ることになるので、ちょっと第三者的な俯瞰した目線でライブを観れて面白い。ただ僕が会場に入った頃にやっていたのは女の子たちをキャーキャー言わせる系のバンドで、一切の興味が湧かなかった。それなのにSALTのフロントマンは会場に降りてきて全員と握手してくる。熱意はわかるのだが、非常に気まずい。せめてフィストバンプにと思ったが、フロントマン、困惑気味でやる気配ないので、仕方なく握手にした。続くバンド、TRACHEMISTはなかなか面白そうなバンドではあったが、立ちっぱなしで疲れていたので休憩をはさむことにした。舞台袖位置から観ていても楽しい。という事で、真剣に観たのはDimraysと、ASTERISMの2バンドだったな。でも結局、ASTERISMだけだったかも。
Dimraysは取り巻きのファンが会場を支配していて、会場で他を排除する様に仲間内で楽しむ空間作りに奔走し、周囲でみるその他観客に圧をかけて排除する姿勢に共感が持てなかったので、いきなり僕の集中力は急速降下してしまった。ライブ半ばで見る気を失ったのははじめてのことかな。バンド側が酷い姿勢なのは幾つか経験があるが、ファンがね。バンド的には面白そうな音楽をやっているので、頑張ってほしいかも。それくらいしか言えない。ということで、ここからはASTERISMのライブレポートとなる予定。
渋谷サイクロンは地下二階にあり、地下一階が渋谷GARRETだ。入口はそれぞれみたいだけれど避難上、両方に入口はあり、こんな表記がある。「CYCLONE👇🏽👇🏽👇🏽」
地下二階にあると何が起こるかというと、電波が届かないという大変なトラブル。まあ勝手な言い分だけど、halから場所を知らせるLINEが来るので、ライブのセッティングの時間中は度々地上に出ることになった。そんなんでレリアのパーカーは手離せなかった。持ってきてよかった。このLETITOUT-lelia-のパーカーはMetallicaの「72 SEASONS」のオマージュ的な配色で黄色が目につく。レリア渾身のパーカーだけに良よな。


カウントダウン終了後の0時過ぎから振る舞い酒も配られる。外に行く度にもらうのでかなりベロベロ。豚汁販売もあり、一緒にいただいた。外には年越しトラブルを見越して大量の警官が警備で要所要所に警備で立っている。サイクロンの入り口前に立っている警官の目の前で視線を感じながら、酒と豚汁をいただいた。寒い空の下、お勤めお疲れ様です。差し入れでもしようものなら補導されて新年を豚箱ですごすのか?止めとこう。世知辛いな。渋谷はなかなかカオスなNeo Tokyoと化していて、まるでAKIRAの実写版の様。こんな都市になるとは40年前は思いもせんやった。何が起こってもおかしく無い雰囲気はあったな。
だいぶ脱線したが、25:55にASTERISMが登場して待ち望んだライブの幕が上る。14:20から行われている12時間にも及ぶ長時間ライブ。計18バンドのトリを務めるASTERISMが満を辞しての登場。大晦日の夜にはマーティ・フリードマンと共演するRock Fujiyamaのライブをこなして、真夜中のこのライブに望む、引く手数多の大忙しバンドASTERISM。ベース&コーラスのMIYUがMCを務める。それでも発する言葉は最小限。意外にも兄貴のドラムMIOは話さない。ギター&ボーカルのHAL-CAも言葉少なめ。バンドとしてはかなりストイックな部類で、音は痺れるほどにほんまもんの速弾きで黙々と弾いている姿はバチくそ、めちゃ好み。音源で感じられるインストゥルメンタルっぽさはライブでは微塵も感じなかったので、勝手にぶち上がって大興奮でヘッドバンギングして、身体中から音を感じて酔いしれていた。まあ、だいぶ酒の回りも良くて、できあがっていたから、昨日に続けておおもりあがりだった。
しかも、しかもです、リハーサルで”GYUTTO!が演奏されたんです。マーティとの曲だから今日はないかと思っていたから最高でした。いやー!!いい曲ですね。この曲には花があって、HAL -CAのベイビーヴォイスが曲によくあってる。曲の間奏中に
HAL-CA「ボーカルをもう少しください。」
調整要望をPAとやりとりをしながらも途切ることなしで最後まで演奏してしまう。ドラムMIOの力の入り様が相当だった。MIYUのコーラスがゴリゴリでいい。HAL-CA「あっとなってギュッとなってる♪」このボーカルが耳に残る!良き!幕が開いてないのに完全に引き込まれてる。HAL-CA「ギターいい感じです。」、MIYU「ベースいい感じです。」すごーい。楽器も整ったらしい。客電が落ち、幕が開いて演奏がはじまる。まず初めに”STARS”。勿論、HAL-CAも凄いのだが、はじめからライトバンドタッピングで入るベースってみたことないし、7弦だし、MIYUの運指に釘付けとなった。続いてニューアルバム「Kick Down the Wall」から"Black Clouds" "Blink of Ray" そしてDAWNが披露。HAL-CAのギター指板が漆黒で、服装も黒のオーバーオールでめっちゃかっこよかった。アンコールには"BLAZE"。はじめは"Hit the Lights"が始まったかと勘違いしたスラッシャーな曲で痺れた。1月17日、INSAのワンマンツアーに行こう!ニューアルバムも既出のアルバムも買おうっと。笑
Set List
(Rehearsal)
GYUTTO!
(Live)
1.STARS
2.BLACK CLOUDS
3.BLINK OF RAY
4.DAWN
(encore)
BLAZE

バンドのザ・ヒーナキャットがみたいだろっ! 〜ザ・ヒーナキャットおさめ!!〜2025
2025.12.30
立川BABEL

ザ・ヒーナキャット
ザ・ヒーナキャットのひーちゃんは福岡に定期的に来てくれてて、僕は9/7の小倉と11/24の福岡のライブに参加したから、ザ・ヒーナキャットとしては、久しぶりではないのだけれど、東京で観るザ・ヒーナキャットは実に2年ぶりで、バンドのザ・ヒーナキャットワンマンライブとなるといつぶりだろうか。今回は別件で来た東京遠征だったので、ザ・ヒーナキャットのライブ参加はスケジュール的に難しいかなと思っていたのだけれど、急遽、最高のライブに参加できることになった。
今回は久しぶりにバンドのザ・ヒーナキャットワンマンライブがライブ納めとして、12月30日立川BABELで開催された。ベースにはザ・ヒーナキャットの大ファンを公言するMagistina SagaのMireiがベース&コーラスでサポートする。マジサガは大阪のバンドで大阪に行った時に、何度かザ・ヒーナキャットのサポートをしてくれたMireiちゃんだけれど、そこに今回はドラムのいのちんが加わった。ワンマンだというだけでレアなのに、バンドとしてのザ・ヒーナキャットが観れるお披露目会というのは、めちゃくちゃレアなライブと言える。もちろん通常モードのソロのお披露目会も素敵なのだけれど、生ドラム、生ベースがバックアップしてくれるひーちゃんは本当に無敵。Mireiちゃんもキャットクルーだし、ちょっとした気遣いがたまらない。現時点で1番良い組み合わせなんじゃないかな。少なくとも僕は相当に楽しめた。
バンドのザヒーナキャットワンマンライブは18:30に開場となった。
開場

立川バベルの前に行くと、キャットクルーの一味が入場列を作っていた。僕は夏に実に1年ぶりに復活はしたものの、遠征は控えていた。だから東京クルーと会うのは相当久しぶりだったのだ。感慨深い。そしてみんな温かく迎え入れてくれて、本当に感謝しかない。久しぶりの立川バベルに入ると見える世界が変わってる。最近ハマっているアルルカンのポスターが多かった。周南ORBITで観て以来、どハマり中のV系アーティスト「アルルカン」。そういえばザ・ヒーナキャットもV系なんだった。上京したての田舎者らしく、久しぶりの箱をじろじろと見てまわった。

24「わからない人とかいますか?」
2年も不在にしていれば知らない人は多い。いまや、各方面との対バンを経てファンを獲得しまくっているひーちゃん@ザ・ヒーナキャットだから、知らない人だらけだったりする。
TM「あの人はマジサガからのファンでしょ…この人は?…」
24「ハイファイコーヒーズからのファン。あそこはポモドーロで…バンギャの折りたたみがすごい…」
滅法人の顔と名前をリンクさせるのが苦手な僕なので、一度聞いたくらいじゃあ全く覚えられないのだけれど、教えてもらえたのはありがたかった。やっぱりひーちゃんたちはすごい。一度聞いたら大概、名前と顔が一致するようだ。本当にリスペクトしかない。
開演
いよいよバンドのザ・ヒーナキャットが始まる。緞帳の代わりのスクリーンが上がり、聴き慣れたSE”開幕”が流れる。いよいよザ・ヒーナキャットおさめのはじまりだ。一曲目"ヒーナキャット"の前奏で鳴る鐘の音が学校の始まりの鐘を彷彿させて楽しい。”ヒーナキャット”は振り付けの大変な曲でもあるから、後ろで見ていたので助かった。初めてザ・ヒーナキャットを見る人は後ろから見るのがオススメ。前にいると「えっと、どう踊るんだっけ?」って、あたふたしちゃういそうだから、この位置がとってもしっくりときた。あの振り付けをマスターしてるキャットクルーは凄すぎ。とても無理。汗
二曲目に演奏された"あい・ことば"はカッコいい曲。久しぶりに聴いた。ヒーナキャットの曲は「世界は美しい」を最近は聴いていて、「ヒーナキャットの入門編」等前の曲は最近聞いていない。200曲を超える楽曲を持つザ・ヒーナキャットだから、なかなか昔の曲は聴けてないから改めてかっこいいなって思う。楽曲にはその当時の思い出と密接に結びついている曲がある。”おにごっこ”なんて『ヒーナキャットの歴史」を制作してもらえてなかったら未だに幻と化していた曲だ。現にリンクする動画なんて落ちてない。”なんてずるいのあなたって”はあの何気にやった首をかしげる仕草がいつの間にか振り付けとなっていた。”かぼちゃ”を聴くとあのハロウィンのひーちゃんのかぼちゃの衣装が思い出される。童話や絵本の森のくまさん的な歌詞に行進曲的な味付けが独特な歌なんだけれど、今はあのMV撮影の思い出だな。”あっかんべ”はいつしか白髪マンのテーマみたいになっていてそれ以外が浮かばなくなってる。恋がしたいのカップリングなんだけれど…。”パズル”はザ・ヒーナキャットの暗黒的名曲。いつか教会のパイプオルガンでオーケストラバックで聴いてみたい曲です。”ネオン”は今年毎月新曲リリースとして出された曲の中の1曲。「ずっと眠れない きっと眠れない…」というサビ部分のリフが印象的な曲で、頭に残る曲。”マスカットン”はコロナ禍の中リリースされた「猫狂」の収録曲。このミニアルバムはそれ自体レア・アイテムになっているような気がする。”ばら〜花の涙〜”はナツコイハマルヤのカップリングなんだけれど、ナツコイより全然演奏されててこっちのがメインになっているかな。MCでひーちゃんからプレッシャーがかけられたMireiちゃんの”ラリルレロ”の振り付け。Mireiちゃんさすが!キャットクルーだけあって振り付けバッチリ。キャットクルーの鏡!振り付けが難しい曲、二つ目ですね。(夢中毒なんてもっとやばいのだが…)その点”愛の坂道”の振り付けは足踏みなので僕でもできる。難しいというよりは、体力的にきつい系かな。”蒼(あお)”はファミマの店内CMに出した曲で、聞きにいった時の記憶が鮮明に残る曲。この曲だけは完全地蔵で聴き入るしかない。
”いかせない” これも名曲ですね。ひーちゃんの声がこれでもかというくらいに伸びまくる曲で圧倒される。本当にすごい。”かこってしまったらね”はクルーがガンガンに合いの手を入れる曲でガッツリいったらMireiちゃんが目を丸くしていた。笑 ”あやつられ人形”この曲もひーちゃんの声が伸びまくる。快調すぎるのだが?笑 ”ツバサ”名古屋ミュージックファームのクラファンの曲。ひーちゃんの声が伸びる曲オンパレードっていった展開。もう圧倒的!”まぼろし”ザ・ヒーナキャットの曲の中では異色作なんだろうな。この後”ミドサー””美しい世界”とアルバム「世界は美しい」の中の曲が続く。言葉が溢れる”ミドサー”とすれば”美しい世界”は圧倒的なメロディー。カッコ良すぎる。 ここで今年の12曲のうちの1曲”バイバイ”が演奏されて ”恋がしたい”になる。珍しくタッピングを飛ばすハプニングはあったけれど、僕らの目にはしっかりと刻まれすぎている曲なので問題ないですね。”ロックはバニラ味”がここで来るのは驚きだけれど、圧倒的ザ・ヒーナキャットメドレーさのある今回のセトリでは外せない曲。そして締めはもちろん ”紫黒蝶(あげは)”最高です。そのままDVDとしてリリースしてほしいほどに素晴らしい24曲。圧巻でした。

セットリスト
SE:開幕
1.ヒーナキャット
2,あい・ことば
3.おにごっこ
4.なんてずるいのあなたって
5.かぼちゃ
MC
6.あっかんべ
7.パズル
8.ネオン
9.マスカットン
10.ばら〜花の涙〜
MC
11.ラリルレロ
12.愛の坂道
13.蒼
14.いかせない
15.かこってしまったらね
MC
16.あやつられ人形
17.ツバサ
18,まぼろし
19.ミドサー
20.美しい世界
21.バイバイ
22.恋がしたい
23.ロックはバニラ味
24.紫黒蝶(あげは)
※写真は22が抜けてます
