第2回ヒズミウキクサ- 切磋琢磨のツーマン -

2024.04.14

小倉FUSE

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2月〜4月がとんでもなくて全然ライブに行けなかった。買っていたチケットも飛行機も全滅。そんな負のサイクルから漸く脱したのがこの日の小倉だった。


ヒズミウキクサ。何年前だろうか?4-5年前の丁度今くらいの春先、第1回ヒズミウキクサは行われた。ヒズミはノンフィクション、ウキクサはミズニ ウキクサのことで、この小倉FUSEに出入りする人気ある2バンドのツーマンイベントがヒズミウキクサ。ノンフィクションを初めて見たのも、この第一回ヒズミウキクサで、イイジさんの弾丸トークと歌が炸裂して衝撃を覚えた。ウキクサのたっくんがこの弾丸トークをパクッて、この後のライブからとんでもなく騒がしいたっくんMCが誕生したんだな。懐かしいな。

 


たっくん「ぼくら、松本姉弟が全身バンドの時代からノンフィクションとは付き合いがあった。僕らは12年。ノンフィクションは15周年。ずっと形を変えずに15年もやってきた先輩、おめでとうございます。僕らの活動は12年でも、バンドも代わり、メンバーも2人から4人に変わって、やってきた。いろいろかわりはしたけれど、その分、いろいろな武器を身につけてきた。これもその武器です。ジャーン♪」

 

そしてノンフィクション。


イイジ「最初に出会ったときは未成年だった。今じゃ立派な大人になって、なんだかおじさんは嬉しいよ。15周年、生半可じゃなくて、幾つものバンドが生まれては消えていった。対バンに誘おうと連絡しても、連絡が取れなくなったバンドなんて五万といる。勢いがあって力があるバンドだったのに、いつの間にか消えていなくなったり、逆になんだなんだ?大丈夫なのか?このバンドというバンドが、意外にも長続きしていたり、本当に続けるということの難しさを感じる。そんな中、形は変わっているけれど、ミズニは僕らが主催をやるたびに付き合ってくれる。」

ぼくらは15年2人でやってきて、サポートに支えられてやってきた。(カヤノ・コウジさんの方を見て)「加入しても良いんだよ。笑」

「こういうことを言うから逃げていかれるんだけれど・・。爆」

「メンバーは相変わらず2人だけれど、ああ、まあ、殺人でもしない限りはこの2人が離れることはない。窃盗程度の犯罪なら大丈夫、痴漢はだめだな、かっこ悪いし。あ、殺人もかっこよければ良いか?」(爆笑)

「冗談は冗談として、ソウイチロウとは離れることはないし、20年、30年と続ける。続けること、これが大切だよな。サポートはいるし、これからも北九州ノンフィクションをよろしくお願いします。ジャーン♪」

 


MCがリアルでかっこいい。飾らないかっこよさがカッコいい。今回は早口は封印して、わかる語り口で、ますますカッコいい♪

 


ミズニ ウキクサはクロノスタシスオーケストラや深紅で爆音の武器を振るう。その影響か?ノンフィクションも凄い場面があった。カシスビートロマンスのカバーも良かったけれど、このよねぴが持ち込んだデスコア流れの爆音が伝染する様は震えた。こうした2バンドの切磋琢磨は素晴らしい。

 


また3回目も期待しています。

 


by TM

 

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