ザ・ヒーナキャットが小倉にやって来た! "アドレナリン全壊!今年もありがとう〜ツアー"

2019年12月7日

小倉FUSE

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1。ザ・ヒーナキャットが小倉にやって来た!


ザ・ヒーナキャット "アドレナリン全壊!今年もありがとう〜ツアー"は福岡Queblickを皮切りに全国を回っている。エガッチョ(SHIMA)の福岡Queblickもとても良い箱なんだけれど、小倉FUSEは何てったって地元北九州!そりゃ〜、もう、上がらないわけにはいかないんだなぁ〜。なんか自分の部屋に来てもらったくらいの気恥ずかしさと、胸の高鳴りがある。だってザ・ヒーナキャットが小倉にやって来たんだから、しかも2DAYSで!。福岡はツアー初日だったからね。それも素晴らしかったけれど、小倉は2DAYS。ザ・ヒーナキャットのツアーは物凄く長いツアーとかではない。そんなスケジュールに2DAYSってすごくないですか?リリースツアーで東名阪と同じ扱いって、どう言うことですか?小倉やるじゃん!今はその喜びを反芻して、その余韻を楽しんでいる。

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近年来日アーティストをはじめとして、国内アーティストでも、福岡、九州は集客が思わしくないから、ツアーと言えば東名阪だけで、九州まで周ってこないなんてことは日常となっている。そんなご時世に、ザ・ヒーナキャットは福岡を重点的に攻めてくれる、もうそれだけで僕らは嬉しい。単細胞頭にはもうそれだけで充分感激なんだよなぁ。

それなのに、それなのに、ライブ中のMCで

「どことなく懐かしさの漂う街小倉に、懐かしい音楽を奏でるザ・ヒーナキャットって、お似合いだと思いませんか?」

ってひーちゃんが言ってくれたんだよ!もう

「ザ・ヒーナキャット大好き!」

としか思えないよね。本当に好き。

贔屓目にしか見れないけれど、本当にお似合いだし、何度でも来て欲しい。この街はどんどん開発が進み、日々、懐かしい風景が失われている。そんな中で、その魅力に気付いて発信してくれる人達が増えてくれることはありがたい。ひっそりと佇む小倉の風俗街の一角に小倉FUSEはあるので、駅から来る道すがらで懐かしい昭和の色香を味わうことができる。

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そんな古い猥雑な街にザ・ヒーナキャットの歌が本当にぴったりはまるし、とても贅沢に感じた。令和のこのご時世にこそ、こころの奥底まで響く昭和。昭和歌謡のスター、ザ・ヒーナキャットは本当に小倉がお似合いだった。ではその小倉公演のライブレポートです。


2。前日の対バンライブ

1日目は対バン形式のライブで、お楽しみの箱〜モノクロの虹以外の楽曲で構成された対バンライブだった。主に赤盤と水色盤、入門編、アドレナリンから選曲された11曲でとても素晴らしく、とても珍しいセトリだった。通常のツアーではモノクロ盤は必ずやると思うし、個人的にあげはが無いセトリって成立するんだ!って、このセトリを見た時はびっくりした。

 

12月6日セトリ

ふたりぼっち(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

恋がしたい(恋がしたい、ザ・ヒーナキャット入門編)

毒子(特典音源)

シャテキオトメ(ザ・ヒーナキャット入門編)

はね(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

ラリルレロ(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

あいことば(ザ・ヒーナキャット入門編)

上様(アドレナリン全壊)

アドレナリン(アドレナリン全壊)

ツヨガリーナ(お楽しみ箱〜真っ赤に染まれ〜)

おしえて(アドレナリン全壊)

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とは言え、駆け出しキャットクルーの僕にはわからない仕掛けがいろいろと仕組まれているようだ。実は特典音源はとあるキャットクルーのリクエストだって言うことも後から知った。なるほど、手厚いね!:)

 

3。ワンマン!ワンマン!

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2日目のワンマンは18時入場だ。それまでに恒例のキャットクルーの白頭山飲みにも混ぜてもらって入場までのひと時を楽しむ。小倉初ワンマンとあって、ひーちゃんたちも小倉を楽しんでいたようだし、それに釣られて僕もいっぱい小倉の街を満喫できたと思う。

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開場時間が近づいたので、興奮冷めやらぬまま小倉FUSEに流れつく。待ちは20名前後、皆、知った顔ばかりだ。岡山だ、千葉だ、遠方からもやってくるのは凄いよなぁ。相変わらずFUSEは公演告知看板を出すのが開場間際。開場になるとキャットクルーが自発的にチケ番を呼んで順序良く中に入って行く。何と紳士淑女的な集まりなんだろうか。中に入ると皆、久々の再会をキャットクルー同志で喜び合う。時が経つのを忘れるほどに夢中で話す面々。「物販終わっちゃうよ〜。」の呼び込みに焦ってあいさんのところへ行く。相変わらずTeeシャツはSを除き売り切れ。前に並ぶえーちゃんがチェキで当たりを引く。キャットクルーは思い思いにアクセサリーとかチェキを買っている。ヒーナキャット初心者にとってはまだまだハードルは高い。上様仏様RYO-CHIN様とか「買うものないやろ〜。」とかあいちゃんに言われながらも、なにかしら買ってる。凄い強者が地味に多い。ミル姉とかおすぎさん、ニラさんみたいに地域構わず飛び回っているキャットクルーが多い。みんなが喜んで飛び回るのは、この和気藹々な感じがアットホームで落ち着くからなのかなぁなんてその物販の様を見て思う。一頻り物販を終えたところで客電が消え、ライブが始まる。勿論、「開幕」が会場中を鳴り響く。この魅惑の世界へと誘う調べがザ・ヒーナキャットならではのライブ!この完全に仕組まれた精巧な仕掛け箱のような独特のMCがすごい。ひーちゃん凄いわ。ザ・ヒーナキャットここにありって感じであがるよなぁ。ちのちゃん、ひーちゃんの順で現れてライブが始まる。早速モノクロ盤から「アソビタイ」だ。今日は予告通り「モノクロの虹」からの曲が中心となる。

ライブ中、朝菜さんと僕でヘドバンしていてひーちゃんの上手側のアイストップになってたかも。ずっとひーちゃん観ていたし。途中、ひーちゃんがキーボードのところで歌っていた時に、久しぶりのナンバーだったから?、突如ひーちゃんが泣き始めて、結局、キーボードの上に泣き崩れた。それを見て、ちのちゃんは?ってみたら、涙を流してる。会場から観ていた僕らは一体、何があったというのだろうか?と困惑しながらみていたのだけれど、後でひーちゃんが歌詞の世界にお出かけしてしまったと語っている。キーボードの上に顔を伏せてしまったひーちゃん、アイシャドウが落ちてしまいながらもベースを弾き続けるちのちゃん。この2人、以心伝心か?同じ感情を分かち合い、常に一緒にトリップしているんだって感じた。一体なにがあったのかは新参者にはハードルが高すぎ。だって、何ら付箋は無かったんだから。このザ・ヒーナキャットの発明品ともいえる日本的な感情移入しやすい歌詞と和のメロディが、そんな意味不明な出来事の後もMCを繋ぎにノンストップで繋がっていく。ライブならではのハプニングを通して、心に染みた歌が身体に刻まれる。これが僕のザ・ヒーナキャットの小倉初ワンマン!全24曲!ザ・ヒーナキャットという楽曲の洪水のようなユニットにとっては、これでもほんの一握りでしかないのだけれど、どの曲も素晴らしく、ひーちゃんを感じる。そして「あげは」で客電が付き、ショーは終わる。

 

12月7日セトリ

アソビタイ(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

ツヨガリーナ(お楽しみ箱〜真っ赤に染まれ〜)

ぐるぐる(ふたり物語)

おしえて(アドレナリン全壊)

飾りキラリ恋模様(ザ・ヒーナキャット入門編)

一言言わせて好きですと(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

さよなら(虹の裏側)

はね(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

欲望(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

アーケード(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

るるる(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

いつもそう

わかれみち(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

バラード(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

わがまま(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

クラポ(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

アドレナリン(アドレナリン全壊)

パズル(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

夢のカケラ(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

負けず嫌い(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

ヒーナキャット(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

ロックはバニラ味(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

あげは

 

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4。終演後の物販と大撮影大会

ショーの後に物販があって、サインもしてもらった。ポスターは中でも良い買い物だ。部屋に貼れば何時でもザ・ヒーナキャットを愛でることができるからね。あいちゃんに感謝!

 

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バーの前のスペースがわりに広いので、そこでサークルを作っての大撮影会となる。このアットホームなところがザ・ヒーナキャットのライブの魅力で、全てにつらぬかれている。

キャットクルーは思い思いに写真を撮るが、余りにひーちゃんが動くからうまくは撮れない。それでも良い思い出だ!ありがとう、ちのちゃん、ひーちゃん。おつかれさまでした。

 

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1日目は金曜日で参加は叶わなかったが、2日目の小倉初ワンマンに参加できたのは僕にとっては感動モノで一生の思い出となった。

 

ありがとう!ザ・ヒーナキャット。

ありがとう!キャットクルーの皆んな!