SU-METALと共に、もう一つの銀河へ!

BABYMETAL

APOCRYPHA – ANOTHER GALAXY -

Zepp DiverCity 

2019年12月17日

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1。ライブ前

朝なのにこんなに人がいる、凄いなぁ。朝5:30のフライトを待つ搭乗口の待合、こんな時間でもかなり乗客がいる。でも珍しくメイトが少ない。パッと見メイトは僕とOZさんだけだった。いつもなら誰かしらに会う北九州空港スターフライヤーの5:30出発の第一便。遠征組の定期便だったので、誰にも合わないなんて非常に意外だった。確かにいつものアリーナクラスのキャパに比べてZeppはその10分の1程度だから、それなりにメイトが少ない。それにこのZepp公演はThe One限定公演であり、その情報は1月の幕張公演2daysの発売、3月の横浜・名古屋のThe One限定Blu-ray発売に続けての発表だったから、割と敬遠する人が多かったのかもしれない。

BABYMETALのZepp公演ってのは当然、圧縮がきつい体力勝負の箱だから、せいぜいセトリは1時間のライブになる。ステージとの距離は近いけれど決して観やすい環境ではなく、ひたすら辛い。それを知っている人は敢えて冒険はしなかったのかもしれない。

前回の大阪城ホールでは観やすかったし、セトリもフルスケールで、ショーとしては申し分なかったから、とても満足していたし、10月から毎月ライブになっているので、お台場公演は意外なほどに知り合いが少なかったのかもしれない。

 

飛行機は闇の中を飛び立つミッドナイト・フライト。雲の上で夜が明ける素晴らしい風景に目を奪われる。

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ライブ会場に着いてみると物販列は10人程度。顔見知りは少なかった。ギャラクシー柄のワークマンに包まれたモンタナさんや、つくねさんくらいか。朝8時に着いたので物販に並ぶが、途中雨に降られ、12月のお台場の冬の厳しさを思い知る。木にかけられたBOH神似のテルテル坊主の甲斐もなく、雨が降り続いた。東北から来たなおさんが「今朝のお台場の寒さは半端なかった!東北より体感的には寒かった。」と言っていたくらいの狂気の沙汰だった。救いは10:00くらいからOZさんと交代でダイバーシティ東京のフードコートに暖を取りに行けたこと。物販列は12:00くらいに増え始め、蛇行する列が2人並びの6列になって、会場横を埋め尽くす。歩道を行き交う観光客が何事かと、さも珍しいものでもみるかのような面持ちで通り過ぎていく。午後はテルテル坊主の効果も出て雨が上がる。14:00に一度列が整理され、14:50ごろに物販が始まる。地下の物販の場所まで移動すると、その後はスムーズにTEEシャツとタオルをゲットできた。売り切れは夕方遅くだったので無理して並ばなくても買えたみたいだったが、こればっかりはわからないから仕方ないと諦める。

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物販が終わりフードコートに皆が帰って来たくらいから、漸く知り合いがちらほら現れ始める。物販列では下川さん、ZUNDAさんに会えたし、物販後にKANEさんと連絡が取れて合流する。買ったものは東京テレポート駅のロッカーに入れて、ライブの仕様に着替えてフードコートに戻る。ダイバーシティ東京はフードコートに隣接していてライブ前に集まる場所があって便利な箱だ。おかげでゆうさん、stさん、なおさん、ZUNDAさん、nezuさんとも話ができた。

皆んなライブが続いていたから単に出足が遅かったと言うことがわかった。特に関東圏の人は昼から動き始めた人が多かったみたいで、楽しいひと時を過ごした。開場時間ぎりぎりまで寛げるダイバーシティのフードコートはよいな。素晴らしい。

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2。ライブ

「とにかく入場が早いから余裕かましていると先に行かれちゃうよ。」そんな忠告がTLを流れていたので、半信半疑で早めに集合場所に行ったけれど正解だった。18:00から入場が開始されたが、18:01には100番まで入場。僕の300番台もあっという間に番がきた。これだけ手際が良い入場は初めてみた。いつもこうあってほしいものだ。

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勿論、久しぶりの1柵目。僕の番号でも下手ならいきなり五列目にいけたので無理に溢れかえっている上手に行くのはやめて前を行くことにした。SEではスリップノット聖飢魔IIドリームシアターパンテラが流れている。目の前には懐かしい白い緞帳がかかる。2017年の大阪銀狐以来のZepp公演に心躍る。横の扉が締まると圧縮でグッとくる。下手から中央に押される。客電が消えて暗転すると狂ったような圧縮と前に行こうと足を入れて前進しようとする観客が蠢く。これは辛い。激しい時は手もあげられないほどの圧縮で、久々にZEPPの洗礼を浴びる。

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はじめのFUTURE METAL は白い緞帳に映されていたので、近すぎて微妙だったが、緞帳にSU-METAL、MOAMETALと順に影が映されて歓声が沸く。三人目の影が目の前に映る。明らかにMOMOKOMETALだった。その瞬間、緞帳が下ろされると、其処には満面の笑みに包まれたMOMOKOMETALがいて、狂ったような百々子コールで圧縮が倍加する。まるで「俺の百々子だ其処どけ」的な剥がしがはじまる。DA DA DANCEで体勢を屈めて僕らの方に微笑みながら近づいてくるMOMOKOMETALはいつしかの最愛ちゃんに重なる。ヤバイな、可愛さの絨毯爆撃。もう下手側は完全にMOMOKOMETAL一色になっていた。だってめっちゃ可愛いかったから!

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エレベーターガールの時、MOMOKOMETALに変わってMOAMETALが下手にやって来る。MOAMETALはと言うと息を飲むほどの美しさ。やって来てはマニフィセントの様なツンとした笑みをしたかと思ったら今度はいつもの至福の微笑みで笑いかけてくる。交互に繰り返すこのツンデレのギャップ萌えで完全に僕らはノックアウトだった。

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動きようのない圧縮の中、強引に脚を入れて剥がそうとする連中に挟まれる。ゆっくりとだが中央へ移動する。其処にはSU-METALがいる。表情の細かな変化まで読み取れる距離でSU-METALを愛でる。本当に美しくなった。声援の中に時折混ざる「誕生日おめでとう!」あと3日で22歳になるSU-METALは完璧なミューズだ。僕らがいつも見ているそのままのSU-METALが、僅か5m程の距離にいる。圧縮の間から立ち昇る湯気に意識が朦朧となりながら、確かなその存在を感じる。凄いぞ!凄いぞ!SU-METAL!

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そして神ソロがはじまる。いつぶりだろうか?大神様、LEDA神、BOH神、青山神のソロが会場に響き渡る。藤岡さんのギターを相変わらず抱えて奏でる大村さん、いつも小神さんと一緒なのかな。BOHさんはよく見えたけれど、あの仮面を付けているから、BOHさんらしさは希薄で物足りない。LEDA神と青山神は見え難かったなぁ。猛然と前に来ようとする連中から常に攻撃を受けているから、なかなかショーに集中出来ない。手を上手くあげることすらままならない。この時が一番キツかった時だ。流石にPAPAYAではタオルを回したけれど、それ以外で何かをするのは体制も崩れていて難しかった。そんな状況だからW.O.D.だと言うのに一柵目はサークルができなかったんじゃないかな?少なくとも僕の付近には起きた形跡はなかった。

いつもなら此処で「WE ARE BABYMETAL!」とやってから爆発音と共に一旦終了、再開してSHINE、ARKADIAと行くのが通例だったが、何もなかった。いつもの幕張の告知映像に切り替わって、終わると終了となった。きっちり1時間。確かにこの圧縮では1時間がせいぜい。久々の洗礼に「疲れた。」としか言葉が出ない。ずぶ濡れの服を東京テレポート駅で着替えてスッキリしてから帰路につく。

本当なら、みんなと一杯やって騒ぎたいところではあったが、グッと我慢して羽田に向かう。ど平日遠征のサガ。

 

3。SU-METAL生誕祭

想像した通り、何も目新しいことはなかった。一体何がANOTHER GALAXYなんだか?まるで何のことやらわからなかった。アリーナに比べたら小さい箱のZEPPでのライブで、神ソロが復活。いつものセトリに混じって「ヘドバンギャー!!」をやったこと。生誕祭のたびに演奏されるヘドバンギャー!!。つまりはそう言うことだったのかな?


SU-METAL! HAPPY BIRTHDAY!


新しい一年をまた僕らと共にヘドバンしよう。僕らはいつも君の側にいるんだからね!

今年はLEGEND Mもあったし、SU-METALの生誕祭もできた。素晴らしい一年だった。

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セットリスト   

2019.12.17

Zepp Divercity Tokyo


FUTURE METAL 

DA DA DANCE 

ギミチョコ!! 

Elevator girl 

Shanti Shanti Shanti 

Starlight

神ソロ

Kagerou 

Distortion

メギツネ 

PA PA YA!! 

KARATE  

ヘドバンギャー!! 

Road of Resistance 

 

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天体3349×九州界隈 本当にこれが初なのか?

CANTOY、天体3349

令和元年12月14日

小倉FUSE

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1。CANTOY

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天体3349は20:45からと書いてあったから間に合うかもしれないな・・。博多から新幹線に乗って小倉に着いたのは19:40頃。小倉FUSEでは丁度CANTOYがはじまったところ。このCANTOYって音楽は聴いたことはなかったけれど、ファンが着ているビールジョッキーのTEEが強烈な印象として記憶に残っている。ライブ中にお酒を飲んで乾杯するというパフォーマンスは北九州の「1pint treato the kilkenny」と言うバンドがやっているけど、それに似てる?このバンドもスカコアっちゃあ、スカコアかな?そんな流れからスカってこんなノリなのだろうか?バンドが自腹で缶チューハイとか缶ビールを大量に会場に持ち込んで配る。お酒を売るライブハウス的にどうなのか?と言う疑問も頭をかすめはするが、配られた会場は当然盛り上がるし、悪くない演出だ。音楽性は非常にポップで、時に電気グルーヴのようなテクノっぽく、時にfalilvっぽくもあり、でもこのリズムの刻み具合はスカコアなんだろうね。凄く器用なバックバンドが付いているから、こんなごった煮的な変調の多い曲も難なく演奏できるのだろう。「社畜辞めますか?人間辞めますか?」とか「アルバイトのプロ」には所々にベビメタっぽいブレイクダウンが差し挟まれている。メイトがごっそり持っていかれるのも良くわかる。おかげでサークルモッシュが幾度も起こっていた。バンド自体は東京を拠点としているが、ボーカルのみりぽちゃんは小倉出身と言うことでグッと距離感が縮まり、親近感が湧く。想定外な盛り上がりをみせたCANTOYのライブはかなりヤバかった。TEEシャツ等マーチのセンスも良いので、特にこの猫TEEはえっふーに大好評だった。ヤバイバンドに出会ったもんだ。祝10周年!来年のリリイベには参加しちゃうかもだな。(笑)

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2。天体3349

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そんなCANTOYがおわり、天体3349のライブとなる。会場は絶TEE、魁TEEで溢れている。今年2月の「絶叫する北九州」が懐かしい。バンドは形が変わってしまったけれど、元気に活動している。魁ちゃん(G,Vo)が頑張っているし、皆、絶叫と変わらないかんじで集まってる。相変わらず東京から小倉に来ているえっふーも沢山いるみたいだし、この出席率はビックリだ。


客電が消え、会場には三味線の美しい二重奏の前奏が鳴り響く。メンバーが登場し、歓声が沸く!続いて演奏されるのは「天体3349」として唯一発表されている曲「ムコウミズDIVE」だ。観客は初めから全力ハイテンション。まるで「天体3349 vs 九州界隈」と言った感じで、ガチンコ対決しているかのよう。フリも、掛け声も各々のバラバラながら、なんとなく揃う。続けて演奏された「秒の海」はかなりの難曲。そんな中、ハシグチカナデリヤさん(G,Vo)は難なく歌を披露。ギターも魅せる。どう言う流れでカナデリアさんが天体3349に合流したのかは知らないが、個性的で良かった。そして魁ちゃんもギターを完全にマスターしているし、鬼才カナデリヤさんに食らいついている。魁ちゃんももの凄い執念だ。ギターを弾いて歌う。この短期間で習得してここまで仕上げてくるんだから、本当に凄いと思った。当初はもっと危うい状況を想定していたので、意外な仕上りに驚くしかなかった。

そして「モグモグロック」の魁ちゃんのセリフがあまりにも大人な内容でモゾ痒かったけれど、皆んなの反応が面白くて良かった。最後に可愛く「ご馳走さま」って言ったのに対して会場は「おいしかった。」「おかわり!」「もう一杯!」とかいろんな反応が帰ってくる。思わず魁ちゃんが

「みんな元気よすぎ!小倉FUSEに帰ってこれて良かった!」

と言って会場が沸く。

「九州やばいわぁ、他県から九州ばっかりずるいって言われるけれど、やっぱ凄いもんね。私たちは出身が愛知、長野、広島、大阪とバラバラなんだけれど、九州に来る度に成長しているから九州出身のバンドって言っちゃいたいくらい大好き。」

そして、

「秘密なんだけれど来年は毎月九州に来ることが決まっています。」

と魁ちゃんが言うや否や会場が今日一番の歓喜に包まれる。「やった〜!」「すげー!」

そして、
「今はまだチケットとチェキしか販売していないけれど、今、レコーディングしているから、来年にはCDを出すことができるし、ライブがない時でも、何処でも皆んなにいつも寄り添えるバンドになりたい!皆んな出会ってくれてありがとう!」

ジーンとして涙。

僕らの聞きたかった言葉が次から次へと躍り出てくるMCの後に、魁ちゃんがエレキギターを置いて、アコギに持ち替えて「旅路」が披露された。アコギの魁ちゃんは初めてだったけれど格好良かった。エレキギターとベースの音にかき消されながらも、確実に存在感を感じさせるアコギならではの旋律には惚れる。アコギが似合うなんてイカシテルナ!最後にもう一度「ムコウミズDIVE」が演奏された。今度はハシグチカナデリヤさんはギター演奏に集中する。ヴォーカルは魁ちゃんだけ。魁版「ムコウミズDIVE」だ。これは僕らへの最高のクリスマスプレゼントだった!魁ちゃんを観に来た僕らにとって一番は魁ちゃんが僕らと対峙するこのシチュエーション。最後にバンドと会場が、天体3349と九州界隈の皆んなが一体となったフロアは最高のひと時だった。終わっても鳴り止まぬクラップに慌てて濱田さんが飛び出してくる。「今日は無理言ってライブさせてもらっているので、アンコールは無し。」と言うことでライブは終了。チェキ列は絶叫の時と変わらぬ長さで驚く。折角来たので並んで魁ちゃんに挨拶してきた。「魁ちゃん、戻って来てくれてありがとう!」これが一番言いたかったことだから、今年の内に言えて良かった。会えて良かった。今日、来れたことに感謝しかない!

良い年を過ごしてね!

また来月!

 

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セットリスト


ムコウミズDIVE

秒の海

10%の空

LV.??

ジパング

コトハとアイネ

モグモグロック

旅路

ムコウミズDIVE

 

追伸:ランチェキで亮くん直筆セトリがあたりました!上の左のです。(笑)

 

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ザ・ヒーナキャットが小倉にやって来た! "アドレナリン全壊!今年もありがとう〜ツアー"

2019年12月7日

小倉FUSE

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1。ザ・ヒーナキャットが小倉にやって来た!


ザ・ヒーナキャット "アドレナリン全壊!今年もありがとう〜ツアー"は福岡Queblickを皮切りに全国を回っている。エガッチョ(SHIMA)の福岡Queblickもとても良い箱なんだけれど、小倉FUSEは何てったって地元北九州!そりゃ〜、もう、上がらないわけにはいかないんだなぁ〜。なんか自分の部屋に来てもらったくらいの気恥ずかしさと、胸の高鳴りがある。だってザ・ヒーナキャットが小倉にやって来たんだから、しかも2DAYSで!。福岡はツアー初日だったからね。それも素晴らしかったけれど、小倉は2DAYS。ザ・ヒーナキャットのツアーは物凄く長いツアーとかではない。そんなスケジュールに2DAYSってすごくないですか?リリースツアーで東名阪と同じ扱いって、どう言うことですか?小倉やるじゃん!今はその喜びを反芻して、その余韻を楽しんでいる。

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近年来日アーティストをはじめとして、国内アーティストでも、福岡、九州は集客が思わしくないから、ツアーと言えば東名阪だけで、九州まで周ってこないなんてことは日常となっている。そんなご時世に、ザ・ヒーナキャットは福岡を重点的に攻めてくれる、もうそれだけで僕らは嬉しい。単細胞頭にはもうそれだけで充分感激なんだよなぁ。

それなのに、それなのに、ライブ中のMCで

「どことなく懐かしさの漂う街小倉に、懐かしい音楽を奏でるザ・ヒーナキャットって、お似合いだと思いませんか?」

ってひーちゃんが言ってくれたんだよ!もう

「ザ・ヒーナキャット大好き!」

としか思えないよね。本当に好き。

贔屓目にしか見れないけれど、本当にお似合いだし、何度でも来て欲しい。この街はどんどん開発が進み、日々、懐かしい風景が失われている。そんな中で、その魅力に気付いて発信してくれる人達が増えてくれることはありがたい。ひっそりと佇む小倉の風俗街の一角に小倉FUSEはあるので、駅から来る道すがらで懐かしい昭和の色香を味わうことができる。

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そんな古い猥雑な街にザ・ヒーナキャットの歌が本当にぴったりはまるし、とても贅沢に感じた。令和のこのご時世にこそ、こころの奥底まで響く昭和。昭和歌謡のスター、ザ・ヒーナキャットは本当に小倉がお似合いだった。ではその小倉公演のライブレポートです。


2。前日の対バンライブ

1日目は対バン形式のライブで、お楽しみの箱〜モノクロの虹以外の楽曲で構成された対バンライブだった。主に赤盤と水色盤、入門編、アドレナリンから選曲された11曲でとても素晴らしく、とても珍しいセトリだった。通常のツアーではモノクロ盤は必ずやると思うし、個人的にあげはが無いセトリって成立するんだ!って、このセトリを見た時はびっくりした。

 

12月6日セトリ

ふたりぼっち(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

恋がしたい(恋がしたい、ザ・ヒーナキャット入門編)

毒子(特典音源)

シャテキオトメ(ザ・ヒーナキャット入門編)

はね(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

ラリルレロ(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

あいことば(ザ・ヒーナキャット入門編)

上様(アドレナリン全壊)

アドレナリン(アドレナリン全壊)

ツヨガリーナ(お楽しみ箱〜真っ赤に染まれ〜)

おしえて(アドレナリン全壊)

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とは言え、駆け出しキャットクルーの僕にはわからない仕掛けがいろいろと仕組まれているようだ。実は特典音源はとあるキャットクルーのリクエストだって言うことも後から知った。なるほど、手厚いね!:)

 

3。ワンマン!ワンマン!

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2日目のワンマンは18時入場だ。それまでに恒例のキャットクルーの白頭山飲みにも混ぜてもらって入場までのひと時を楽しむ。小倉初ワンマンとあって、ひーちゃんたちも小倉を楽しんでいたようだし、それに釣られて僕もいっぱい小倉の街を満喫できたと思う。

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開場時間が近づいたので、興奮冷めやらぬまま小倉FUSEに流れつく。待ちは20名前後、皆、知った顔ばかりだ。岡山だ、千葉だ、遠方からもやってくるのは凄いよなぁ。相変わらずFUSEは公演告知看板を出すのが開場間際。開場になるとキャットクルーが自発的にチケ番を呼んで順序良く中に入って行く。何と紳士淑女的な集まりなんだろうか。中に入ると皆、久々の再会をキャットクルー同志で喜び合う。時が経つのを忘れるほどに夢中で話す面々。「物販終わっちゃうよ〜。」の呼び込みに焦ってあいさんのところへ行く。相変わらずTeeシャツはSを除き売り切れ。前に並ぶえーちゃんがチェキで当たりを引く。キャットクルーは思い思いにアクセサリーとかチェキを買っている。ヒーナキャット初心者にとってはまだまだハードルは高い。上様仏様RYO-CHIN様とか「買うものないやろ〜。」とかあいちゃんに言われながらも、なにかしら買ってる。凄い強者が地味に多い。ミル姉とかおすぎさん、ニラさんみたいに地域構わず飛び回っているキャットクルーが多い。みんなが喜んで飛び回るのは、この和気藹々な感じがアットホームで落ち着くからなのかなぁなんてその物販の様を見て思う。一頻り物販を終えたところで客電が消え、ライブが始まる。勿論、「開幕」が会場中を鳴り響く。この魅惑の世界へと誘う調べがザ・ヒーナキャットならではのライブ!この完全に仕組まれた精巧な仕掛け箱のような独特のMCがすごい。ひーちゃん凄いわ。ザ・ヒーナキャットここにありって感じであがるよなぁ。ちのちゃん、ひーちゃんの順で現れてライブが始まる。早速モノクロ盤から「アソビタイ」だ。今日は予告通り「モノクロの虹」からの曲が中心となる。

ライブ中、朝菜さんと僕でヘドバンしていてひーちゃんの上手側のアイストップになってたかも。ずっとひーちゃん観ていたし。途中、ひーちゃんがキーボードのところで歌っていた時に、久しぶりのナンバーだったから?、突如ひーちゃんが泣き始めて、結局、キーボードの上に泣き崩れた。それを見て、ちのちゃんは?ってみたら、涙を流してる。会場から観ていた僕らは一体、何があったというのだろうか?と困惑しながらみていたのだけれど、後でひーちゃんが歌詞の世界にお出かけしてしまったと語っている。キーボードの上に顔を伏せてしまったひーちゃん、アイシャドウが落ちてしまいながらもベースを弾き続けるちのちゃん。この2人、以心伝心か?同じ感情を分かち合い、常に一緒にトリップしているんだって感じた。一体なにがあったのかは新参者にはハードルが高すぎ。だって、何ら付箋は無かったんだから。このザ・ヒーナキャットの発明品ともいえる日本的な感情移入しやすい歌詞と和のメロディが、そんな意味不明な出来事の後もMCを繋ぎにノンストップで繋がっていく。ライブならではのハプニングを通して、心に染みた歌が身体に刻まれる。これが僕のザ・ヒーナキャットの小倉初ワンマン!全24曲!ザ・ヒーナキャットという楽曲の洪水のようなユニットにとっては、これでもほんの一握りでしかないのだけれど、どの曲も素晴らしく、ひーちゃんを感じる。そして「あげは」で客電が付き、ショーは終わる。

 

12月7日セトリ

アソビタイ(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

ツヨガリーナ(お楽しみ箱〜真っ赤に染まれ〜)

ぐるぐる(ふたり物語)

おしえて(アドレナリン全壊)

飾りキラリ恋模様(ザ・ヒーナキャット入門編)

一言言わせて好きですと(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

さよなら(虹の裏側)

はね(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

欲望(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

アーケード(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

るるる(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

いつもそう

わかれみち(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

バラード(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

わがまま(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

クラポ(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

アドレナリン(アドレナリン全壊)

パズル(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

夢のカケラ(お楽しみ箱〜水色の涙〜)

負けず嫌い(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

ヒーナキャット(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

ロックはバニラ味(お楽しみの箱〜モノクロの虹)

あげは

 

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4。終演後の物販と大撮影大会

ショーの後に物販があって、サインもしてもらった。ポスターは中でも良い買い物だ。部屋に貼れば何時でもザ・ヒーナキャットを愛でることができるからね。あいちゃんに感謝!

 

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バーの前のスペースがわりに広いので、そこでサークルを作っての大撮影会となる。このアットホームなところがザ・ヒーナキャットのライブの魅力で、全てにつらぬかれている。

キャットクルーは思い思いに写真を撮るが、余りにひーちゃんが動くからうまくは撮れない。それでも良い思い出だ!ありがとう、ちのちゃん、ひーちゃん。おつかれさまでした。

 

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1日目は金曜日で参加は叶わなかったが、2日目の小倉初ワンマンに参加できたのは僕にとっては感動モノで一生の思い出となった。

 

ありがとう!ザ・ヒーナキャット。

ありがとう!キャットクルーの皆んな!

 

ザ・ヒーナキャット アドレナリン全壊の大洪水 超絶な初体験!

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ザ・ヒーナキャット アドレナリン全壊

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ザ・ヒーナキャット  

アドレナリン全壊 今年もありがとうーツアー

福岡QUEBLICK

 

1。開演前 

昨日の雨が嘘の様に晴れた福岡。いつもの様に博多から天神まで散歩がてらに移動する。雨の後は空の塵が洗い落されてとても清々しい。青空だと気分も高揚する。今、巷ではワールドカップラグビーが開催中の為、何処に行っても外国からの観戦客に遭遇する。そんな時勢のイベントとは縁のない僕はザ・ヒーナャットのワンマンライブに参戦する為、彼らの行先(博多駅FAN ZONE)とは真逆の天神、福岡キューブリックを目指す。しかしまだ16時。ライブハウスに行くのはまだ早いので、とりあえず休憩スペースである警固公園で時間を潰す。流れてくるTL上には、えーちゃんのキャットクルーはなかシーさんを見つけて大集合しようと書かれている。すかさず今、なかシーさんが何処にいるかってツイで聞いたら「TMさんも来る?」と有り難くえーちゃんからお誘いを受けたので警固やし、行くかなと軽く返事をした。地理的に福岡はあまり分かっていなかったのがここで露見する。地図検索で警固を検索すると徒歩約16分。集合時間の17時まであと15分、ギリギリやん。(汗)。誰だよ近いって言った奴、全然近くないし・・俺か。後でなかしーさんに話したら「警固公園と警固はまるで違う。」と呆れられた。おかげで今日はかなり準備運動が出来だんじゃないかな。もう既に疲れた。(苦笑)というのは冗談で、割と楽しく目的地まで着きました、かわ屋警固店。この鶏皮を食べさせる店に着くまでに、既にキャットクルーと合流。なかシーさんとおすぎさんとにらさん達に会って一緒に店に入った。総勢12人。店奥の座敷を占拠している。やっぱ、ザ・ヒーナキャットのアドレナリン全壊 今年もありがとうーツアーの初日だからか全国からキャットクルーが集まっている。みんな本当に元気だ。キャットクルーとは言え、ほぼ全員ベビーメタルのメイト兼任だから、みんなTL上ではほぼフォロワーさんだったりする。皆んな色々なヒーナキャットTEEを着て颯爽と来ている。部外者は僕だけ。今日は最新のREI NY RECORDS TEEで参戦。後で会場でCANTAさんに会った時にちょこっとREI の話をしたくらいで、やはりここでは大分異次元でした。ベビTEEで参加の方が良かったのかもしれない。あっという間に40分が過ぎ、タイムキーパーのえーちゃんの指示で即刻退去。一路福岡キューブリックに向かう。キューブリックの前の交差点あたりで筑豊グループに合流する。 ケンケンケンさんも、朝菜さん達も参戦だ。中でBar November Rainの店主にも久しぶりに遭遇する。ひーちゃん達といつかBar November Rainで一杯やりたいものだ。

 

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福岡QUEBLICK ザ・ヒーナキャット 看板

2。開演! 

中に入って、ひとしきり物販を買って知り合いと話していると開演の時間となる。 

いよいよザ・ヒーナキャットのライブがスタートする。ヒーナのライブはオルゴールのような旋律を奏でる「あげは」をBGMとしたひーちゃんのナレーションと共にバンド演奏が繰り広げられるライブでMCは無い。だからショーはライブなのに一枚のコンセプトアルバムを聴いているかのような印象を受ける。それでも、24曲という曲塊には圧倒される。バンドメンバー紹介もナレーションでギター、ボーカル、キーボード担当で「ひーちゃん」、ベース、コーラス担当の「ちのちゃん」、そしてドラム担当は「いのちん」と紹介される。ちのちゃん、いのちんはライブで紹介内容を初めて聞くみたいでひーちゃんに付け加えられたコメントを効いて頷く。反応する二人が見ていておもしろかった。(笑)

 

ザ・ヒーナキャットはこれから全国15カ所(リリイベも含めると20カ所)をまわるツアーを行う。福岡が初日と言う事だから、ネタバレはご法度だろう、セトリっぽいものは書かない方が良いのででは?と思っていたところ、早速公式から今日のセトリが公開された。なんかヒーナは問題ないようだ。

と言うことで張り切っていきましょう。(笑)

 

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(公式)セットリスト

3。ライブ! 

リリースツアーの初日がここ福岡っていうのは上がる!そしてそんな貴重な体験をここQUEBLICKで観れるのは素晴らしい!ありがとうとしか言いようがない。 

 

1.あの日カラ(真っ赤に染まれ~)

2.3センチ(真っ赤に染まれ~)

3.つくしんぼ(真っ赤に染まれ~)

4.329(真っ赤に染まれ~)

 

ライブの口火を切ったのは「あの日カラ」。今日は「お楽しみ箱 ~真っ赤に染まれ~」にこだわった選曲らしい。ということは「お楽しみ箱 ~水色の涙~」「お楽しみ箱 ~モノクロの虹~」にこだわった回もあるのかな。大好きな曲の詰まった赤盤。素晴らしライブの予感しかない!!1曲めからみんなオイオイ!いい感じ。

ライブで聴くとひーちゃんのボーカルスタイルはCDで感じた演歌ぽさと違ってもう少しポップに感じられた。イメージは中島みゆきの夜会のような厳かさを持つ歌声だなと感じた。特にこの「あの日カラ」という曲がそうなのかな。続く「3センチ」は変わってカルメンマキ&OZのようなイメージだ。ひーちゃんの歌い方がカルメンマキに似ている。ちのちゃんのベースの単純だけれどパンチが効いているところがシゲっぽい、ちょうどOZ期の「私は風」っぽい感じかな。「つくしんぼ」はハモンドオルガンぽいキーボードも入っているし、レインボーやパープルっぽいサウンド・プロダクションなのが、カルメンマキっぽく感じられたのかな。そんな時代に近い雰囲気の曲だった。そして「329」はまた違ったヒーナキャットらしい、上がる、耳に残る、楽しいナンバーで、始まると会場は揺れた。僕は勝手にヒーナの名刺がわりの一曲と思ってる。ヒーナキャットらしい曲だ。「お誕生日おめでとう〜♫。」て歌える、上がるこの曲はCDの中でも大好きな1曲だ。

 

5.ちょこちょこ~(真っ赤に染まれ~)

6.さようなら(虹の裏側)

7.マスカットン

 

「ちょこちょこちょこっとチョコちょうだい♫」は時代設定が昭和な不思議な曲で、でも古臭さを感じさせない曲だ。首振りドールズとか、昭和歌謡的な雰囲気が似ているなって思う。彼らの超絶上げ上げナンバー「ロックンロール」ぽい上がる楽曲。「さようなら」のサビの部分のシンガロングはクランベリーズのドロレスの歌声を思い出す。アイルランドの凍れる空気から一変する単調なリフにのせたヘヴィーなナンバー「マスカットン」。ヘドバンが気持ち良い。

 

8.片想いのエンキョリレンアイ(真っ赤に染まれ~)

9.ヒトカゲ(真っ赤に染まれ~)

10.るるる(モノクロの虹)

 

今回セットリストに何曲か「モノクロの虹」からの曲が入ってる。どれも好きなんだけれどとりわけこの「るるる」は上がる。こう聴くとアルバムでガラッと違うんだなと実感する。

 

11.まちぶせ(2人)(真っ赤に染まれ~)

12.3分クッキングーインストー

13.上様(アドレナリン全壊)

14.恋がしたい(恋がしたい)

15.おしえて(アドレナリン全壊)

16.ヒーナ行進曲(真っ赤に染まれ~)

 

「まちぶせ」はひーちゃんの情念がこもった名曲で「上様」と相通ずる悲壮感の伴う楽曲だがなぜかその間に「3分クッキング」という滑稽なインストが挿入されている。これってお昼休みに流れるあの曲クラッシックのスコアですね・・

そしてザ・ヒーナキャットの代表曲「恋がしたい」これを仲間内のバーベキューの時にキャットクルーが大合唱して唖然としたことがきっかけで、僕はここにいるんだよなぁ。あれだけの合唱が起こったことは否定できない。まさに名曲だと思う。

 

17.すごろく(真っ赤に染まれ~)

18.ラッタッタ(真っ赤に染まれ~)

19,恋の病(入門編)

20.アソビタイ(モノクロの虹)

 

サスペンス劇場といった感じの楽曲「ヒーナ行進曲」、「すごろく」、かっこいい曲「ラッタッタ」、サイケデリックな「恋の病」、ここからよく聴き始めたという意味で印象的な曲で、ギターソロもありとても印象的な曲「アソビタイ」。

 

21.アドレナリン(アドレナリン全壊)

22.ロックはバニラ味(モノクロの虹)

23.ツヨガリーナ(真っ赤に染まれ~)

24.紫黒蝶ーあげはー(Black Butterfly

 

すごく単純なコード進行だけれど強いベースサウンドがとても印象的な「アドレナリン」。ヒーナキャットワールド・アドレナリン全壊ってことなんだろうな。超絶!「ロックはバニラ味」盛り上げるにはもってこいの曲。この単純なコード進行最強!「こう並べられると似た感じのパーティーチューンとしてもいけるんだな「ツヨガリーナ」。そしてやはりライブではこれが聴きたい「紫黒蝶ーあげはー」結局は全てはこの曲に収束するザ・ヒーナキャットのライブは王業な言葉を借りれば「紫黒蝶の一大抒情詩」といった印象がある。ちょこちょこ差し込まれるナレーションのBGMや衣装メイクもしかり、全ては紫黒蝶の旋律の中に震えて一体化して、この曲で大きな紫黒蝶となって飛び去ってしまう。

次のライブ、小倉にも紫黒蝶を捕まえに震えて参加しましょう。

 

4。ライブ後

 ライブ後に大撮影大会。サイン会、そしてスリーショットでの撮影会。これ以上ないくらいのおもてなしで完全ノックアウトですね。次は小倉に行きます。

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ライブ後の諸々

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可愛いパーカー

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サインをいただきました


 

 

 

 

 

ミズニ ウキクサ・ガールズロックバンド革命・AINSEL・ペトリコールとその観客たち

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2019105

小倉FUSE

GODDESS OF LIBERTY

ガールズロックバンド革命/AINSEL/ミズニ ウキクサ/兎角/ペトリコール/ピンクドール

 

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今日という日はなぜか知らないけれどライブが重なりまくっていて、本当に悩んだ。悩んだけれど初心貫徹の小倉FUSEに決めた!その選択は見事に最高の選択だったと感じた。AINSEL、ガールズロックバンド革命、ミズニ ウキクサの3バンドとその観客が作り出した三つ巴のライブ空間だったから、暖かく楽しい対バンになったわけです。だから久しぶりにブログ、書いてみようかなぁなんて思ったわけです。(笑)

 

1。ペトリコール(福岡)

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出典:https://twitter.com/petopiri_band/status/1180698633764605957?s=20

 

今回はちょっと遅れての入場で、観れたのは2バンド目からだった。てっきりペトリコールは1バンド目だと思っていたので、今回は観れないだろうと覚悟して行ったのだけれど2バンド目だった。縁があったってことだね!ラッキー!

 

ペトリコール(福岡)※はギター&ボーカルのにちなちゃんのバンドで、良くミズニ ウキクサのサポートをしてくれる。その所為か愛美さんぽいMCで前回初見の時には吹出してしまった。(笑)ドラムのしおんちゃんはなかなか激しいドラムを叩く。・・がドラムなのにリズムに緩急があってリズムが不安定だ。今後の課題なんだろうな。変調気味なサウンドJAZZのセッションみたいに錯覚する自由さで、ザクザクしたギター音が逢い交えてのインプロビゼーションは面白くもあるのだが、ちょっと辛いところもあるので頑張って!って言ったことだったんだけれど今回は進化度合いがすごくて良かった。迫力のある部分は大切にしてもらってどんどん良くなってちょ。そして今回も前回に引き続きベース&ボーカルのめぐちゃんは現在高校3年で大学受験真っ只中。北九州屈指の進学校K高校だけあって受験期間はお休み。早期復活を願う。そんなでライブが始まる。

 ※ペトリコールというバンドは仙台等複数存在するので(福岡)をつけている。

 

幕が開くとメンバーが出てくる。今日はにちなちゃん、真っ白で暖かそうなダブダブファッションで女子力全開。

 

しおん「今日はにっちゃんの着たい服を着せてライブをさせる日です。」

 

ベースは前回に引き続きサポートの男の子だった。相変わらずしおんちゃんのドラムは激しくマイペース。だけれど今回は肩の力が抜けていたようで、本来のペトリコールの良さが出ていた、息ぴったり※。3人の協調性が図れたからか、曲もしっかり一つのものとしてまとまりを見せてその良さがわかった。特ににちなちゃんの声の魅力が良き。前回は引きつり気味だった硬い表情も、今回はかなり笑顔が見えて雰囲気が格段に良かった。

https://twitter.com/kuronboow/status/1180797176579887104?s=21

 

しおん「今日はシールを作ってきてました。あっ、ステッカーかー?(笑)」

にちな「しおんちゃんが描いてくれたステッカーを持ってきてます。後ろにいるので遊びにくてください。」

 

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高校生大学生による編成チームで、若さが爆発していて未完成も甚だしいけれど、今回はステッカー販売とか凄い進展を遂げる。前回は物販スペースすらなかったので、そういう意味で、場所ができたこと自体、進歩なのかも。微笑ましい。ステッカー購入してまいりました。次も楽しみ。ペトリコール観察続けよう。

 

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左から愛美さん(ミズニ ウキクサ)、右 にちなちゃん

 

2。AINSEL(広島)

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事前情報全く得ずに観たバンド。幕が開いて出てきたのはヴィジュアル系っぽい、バロック的な出で立ちのメンバーたちだった。野郎のバンドかと思ったら女性ボーカル。ぱっと見ではGARNiDELiAのメイリアかと思わせる歌声の主はRiKu。音楽性はMARYS BLOODほど激しくはなくGARNiDELiAほどエレクトリカルではない、その中間くらいかな。エレクトリカルな要素こそ少ないが、聞き取りやすい綺麗な声のボーカルRiKuさんはEYEというよりはメイリアっぽい。ヴィジュアルのイメージはアーチエネミーのアリッサっぽいのに、声は正統的なクリーンで(・・って当たり前か~(笑))想像よりもはるかに綺麗で上がる。曲もリズムよりはメロディー重視となっている。その為、ヘドバンするには難しいのだけれど、拳を突き上げるとかガーっと前に押すとかのライブ感は十分できたし、会場はこのバンドで一気に爆発した。いつの間にか僕も前に出ていて最前列の連中と一緒になって拳を突き上げていた。

 

RiKu「小倉ー!もっと上げていくぞ!はっ!はっ!はっ!はっ!」

 

っていう掛け声がなんとなく絶叫する60度のもんてろっぽくって、ジワる。そういえば小柄なサイズ感から似てる「やっベーな、このバンドいいじゃん。」もんてろが一人ボーカルでバンド組んだらまさにこんなバンドになるんだろうなって、勝手に妄想していると、泣きそうになった。それにしても想定外すぎて今日一番のインパクトでした。記憶に残るよね、AINSELって。ギターのHiroさんが早要所要所で速弾きを入れてくる所がちょっとメタルっぽくて上がる。その度に会場もわーとなって拳が上がる。ドラムのSoraさんはなぜか筋少を彷彿させる。ヴィジュアルだろうな~、前に不自然に垂れ下がる一筋の長い前髪が観ていて気になる。ベースのGinさんはCDを見ると作曲を一手に引き受けているリーダー的存在のよう。ライブ終了後の物販で話した時に

 

Gin「ミズニ ウキクサはMVでも観ていてかっこいいバンドだなって思ってたんです。」

 

って言ってくれて非常に好印象でした。またライブに行きたいバンドだな。しかし広島って良いバンドが多いな。BANEにしてもPeroにしても、ああそうそう、SU-METALも出身でした。そして鞘師も・・やばすぎるな・・広島。

 

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左からRiKuさん、愛美さん(ミズニ ウキクサ)

出典:https://twitter.com/riku_vocal/status/1180527783899848704?s=21

 

3。ガールズロックバンド革命(大阪)

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出典:https://twitter.com/natsukist_002/status/1180514866378838023?s=21

さっき書いたように今日はちょっと遅れてFUSEについて入場したんだけれど、入ると大阪から遠征で来られた缶詰METALさんが声かけてくれた。ついて早々BABYMETALの次の遠征地の話をするとは思わなかった。今日は意外にもメイトさんが多い・・というのもこのガールズロックバンド革命というやたら長い名前を持つバンドが来るからだ。最近よくFUSEで会うなべさんも、昨日、偶然にも遭遇したKANEさんにしても、このバンド目当てだったわけだ。僕は全然事前情報を入れていなかったのでこのバンドがどんなんだかは知らない。この二人が来るっていうのならアイドルなんだろうくらいしかわからない。しかし大阪から遠征組までいるのか~。みんなフットワークが軽いのー。明日の沖縄も行くの~?凄い。(汗)そんなんで上がらないわけにはいかないよな!

せりぬん本日の決意表明

https://twitter.com/grbk_0101/status/1180445573565968384?s=21

 

KANE「今回初参加なんだけど、ハマるつもりで来ました。」

 

勢いが違う!

 

なべ「ペトリコールのドラムも勢いあるけど、ここのドラムはその20倍勢いがあるから。楽しいよ。めっちゃ面白いから〜、笑える。」

 

そんな話を聞いて、大阪から来ていることもあって勝手に吉本芸人的なノリがあるのかな~て間違った先入観を持っていたので、メンバーが出てきたときにはあまりにまともで、しかも3ピースだったので拍子抜けした。マジオモロ、面白い。

 

流石に凄いと言われるだけあってあんなにも小柄なのにJUNNAさんのドラムは凄かった。音圧がすごい。そしてドルオタを虜にする可愛いさが溢れているというギャップ。3ピースのガールズバンドでこれだけの音圧できたら上出来なんじゃないか。そういえばミズニウキクサのチタニウムたっくんがやってきた。手にはガールズロックバンド革命のラバーバンドをしている。

 

チタニウムたっくん「みんなこんな場所でいいんですか?」

 

流石たっくん、颯爽とドセンに向かう。ドセンで固まっていた大阪遠征組とも顔見知りで初めから打ち解けていて前にスイスイと行く。ライブ開始早々、サーフで上に上げられた。この大阪遠征組の4人がコアになって順次上にあげるから、常に上がっている感じでなかなかこれも楽しい。もっと密度があれば流すことができるのだが、それは仕方ないのかな〜。そんなことを思っていたら缶詰さんに「上!」って言われて、その瞬間、僕もサーフで上げられるという前代未聞の事態となる。(汗)意外にもふわっと上がる。上はふわっとした感じで妙に気持ちが良い、不思議な感じだった。その上から見たステージ、これは格別だった。なるほど、これは面白いなぁ、病みつきになりそう。図体がでかいから上げる方はいくらでもやっていた僕も流石に上げてもらえるとは思わなかったから本当にびっくりした。

 

こんな感じで盛り上がっている僕らを見てギター&ボーカルのASAKAさんは

 

ASAKA「小倉いいね~!本当は月に1回くらい来たいのだけれど、前回来たのは5月で、戻ってくるのに5ヶ月もかかってしまった。本当は東名阪と同じ頻度で来たいけれど、今の私たちではこれが精一杯なんです。明日は沖縄に行くけれど8日には福岡QUEBLICKに戻ってくるので、是非きてください。」

 

遠征組もいるし、なべさん(大分)もKANEさん(福岡)の小倉まで来ている状況から、かなり有名なバンドだと思っていて、もう少しスノッブな感じがあるのかななんて思っていたけれど全然違った。勘違いかもしれないがASAKAさんなんて目がウルウルさせながら話していたと思っていたし、BASSSERINAさんも「小倉、いいねー。」って言ってくれててめっちゃ好感度上がりっぱなしだった。とにかくみんなと騒げる感じのライブから離れているので久しぶりに楽しかった。

 

4。ミズニ ウキクサ(山口)

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出典:https://twitter.com/PorryK/status/1180658682096275457?s=20

最前上手に空きがあったので早速柵前に移動した。すると横にカメラを持った人が来た。かつみさんだ。

 

かつみ「バンドに聞いたら撮影はOKだっていうからこれ持ってきた。前のバンドとかはわからなかったから撮ってないんいですよ。※」

TMスマホじゃあ撮っても全然良くないですからね。やっぱり一眼レフで撮った写真には敵いませんよ。いいですね、上手いの撮れたらSNSに上げてください。」

 ガールズロックバンド革命は基本的に撮影禁止 出典:http://girlsrockbandkakumei.com/

 

一眼レフで20cmくらいの望遠レンズ付カメラで、これまで撮ったアイドルたちの写真をいっぱい見せてもらった。今日は大濠公園であったIDOL by…!と言うアイドルイベントを見てから来たって。このFUSEは本日二箇所目だったそうだ。流石、みんな活発だわ。最近ハロプロ勉強したのでJuice=Juiceとかなら分かったよ。他は言われても目をキョロキョロするしかなかったが・・

 

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出典 : https://twitter.com/katsumi05231/status/1180684951072542722?s=21

 

羅針盤のイントロが流れ、幕が開く。既に配置についたミズニウキクサの面々が現れる。今日はギターがよねぴさん。圧巻の生演奏への切り替わり、うまくいって爆音につながる。よねぴさんのエフェクターがだんだん多くなってきているんじゃないかな。もうボードいっぱいに並んでいる。

夏の終わりが終わり愛美さんのMCになる。

 https://twitter.com/mochiningen/status/1180664356918288386?s=20

 

愛美「今晩わ、ミズニ ウキクサです。ミズニ ウキクサは私と弟のたっくんの2人のバンドなんですが、たっくんが療養中のためサポートを迎えての愛美バンドって言った感じになっています。・・以下バンド紹介・・。次にやる曲はバンド名がヌ・シャボンヌのと言っていた時代の曲で、その頃は漫画のこととか割と砕けた内容のものを歌詞にしていたのですが、この曲は結構真面目な想いを歌詞にした初めての曲でした。それでどんどん盛り上がりましょう、秋色のセピア。」

 

観客が前奏からオイオイと間の手を入れる。ミズニ ウキクサのライブでこんなにも拳が上がり、オイオイ言っているライブって無かったからちょっと感動した。

 

愛美「どんどん盛り上がりましょうと言った割に1曲という、すみませんでした。今日は今やった秋色のセピアと最後にやる曲を入れた2曲入りのCDを200円で販売します。」

観客「やすい!!」

 

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愛美「それではあと2曲やって帰ります。カシス・ビート・ロマンス。」

 

それから街をやって一旦終了。しかし拍手は鳴り止まずアンコールを要望する。そしてウキクサコールも起こる。ウキクサコール??

 

観客「ウキクサ!ウキクサ!ウキクサ!」

 

それを聞いた愛美さんが飛んで出てくる。

 

愛美「うわー、ありがとうございます。ウキクサコールなんてされたことなかった。・・みなさんありがとうございます。それではみんな出ておいで!それでは楽しい曲をやります。エンドロール!」

 

これが第1章ミズニ ウキクサの最後の曲となった。

終了後、みんな相当興奮気味に語る。

 

缶詰「ミズニ ウキクサ、大阪ではそんなに盛り上げられなかったから、今日小倉来て良かった。最高だった。」

なべ「ミズニ ウキクサがラストじゃあ盛り上がらないだろうって思ってたけれどこんなこともあるんだな。オイオイ言うのダメだと思ってたけれど、やったらいいなー、当たりだったなー。最高のライブだったなぁ。」

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出典:https://twitter.com/PorryK/status/1180658682096275457?s=20

 

みんなもう興奮気味にライブ終了後に熱く語る。これがあるからライブ通いは止められない。どんなライブになるかはその時々で変わる。

一度、こんなに盛り上がるライブを経験しちゃうと、またしばらくそれの余韻でライブ依存症は悪化する。

なんでこうなったのかはよくわからないけれど、特にAINSELーガールズロックバンド革命ーミズニウキクサの流れが良かったのか?観客が最後まで残って観ていた。ああ、記念写真でも撮れば良かったのに。すっかりそんなことも忘れるくらい興奮していた。

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松本姉弟(たっくんと、愛美さん)

出典: https://twitter.com/katsumi05231/status/1180684951072542722?s=21

 

帰ってきたフォーメーション ーBABYMETAL- YOKOHAMA-2019

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BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISE-

28JUN

YOKOHAMA ARENA

 

1.メイトの朝は早い

 

これはメイトの間では有名な言葉であるが(笑)僕に関して言えば該当していなかったなぁ。これまでの遠征と言えば須らくJRの始発6:00発がベースにあったからフライトは大体8:30が早い方だった。だから現地には昼頃入いるのが通常だった。しかしOZさんとPMCインタビューがリリースされた頃にやったプチメイト会時にOZさんの計らいで僕の朝も変わることになった。(笑)

OZ「私は車だから始発5:30発に乗りますよ!迎えに行きましょうか?」

TM「OZさん、やったー♪5:30だから4:00出発でいいですか~♪」

OZ「ん、3:30くらいの待ち合わせですかね。私起きれないかもしれないのでモーニングコールをおねがしますね。」

TM「えーとっ、モーニングコールは2:30くらいですか?(汗)2:30か~、いつもなんだかんだしていて2:00まで起きてるから・・・睡眠時間30分?(汗)ひょえー。」

 

早い早い、聞きしに勝る早さにびっくり。当然寝ることも叶わず待ち合わせ時間になった。こんな早朝に迎えに来てもらってかたじけない。OZ号に乗ってPAPAYA!を聴きながら空港に向かうと朝の道路は信じられないほどスムーズだった。なんと!4:00前に空港に着いた。・・おいおい、まだ空港開いてないし・・。それなのに扉の前にはもう何人かの待ち人がいるし・・。

 

待ち人「クソ、早く着きすぎた!4:30にならないと開かないからな、ココ。」

 

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図1.空港が開いてない

待ち人は常連らしく恐れ入る。「ジャパニーズビジネスマーン♪ ジャパニーズビジネスマーン♪」って歌っちゃうぞって思って笑った。みんなで「遅い!遅い!」とぶつぶつ言いながら扉が開くのをまだかまだかと待っている。かなりシュールだ。(笑)

漸く警備員さんが来て自動扉を開ける。まずは中に入って腹ごしらえした。コンビニでサンドイッチを買って早めの朝食をとった。するといつのまにか黒TEEの見慣れた顔が集まる。RYO-CHINさん、MAXさん!そしてじりりさんと次々にやってくる。まあ、こんな無茶な時間帯にくる奴はライブに向かうメイトくらいしかおらんわな~。きゃっきゃ!(笑)仲間が5人も集まると遠足気分になるから不思議。そうそう、ベビーメタルのライブの醍醐味はライブもさる事ながら、メイト間交流が魅力的なのだ。ライブも楽しいけれど、同じキズを舐めあう仲じゃないけれど、同じ志しの者達との他愛のないトークは僕らのかけがえのない活力であり宝だ。ベビメタという共通項があるからこそ起こりうる感覚であり、初見の人共直ぐに打ち解けて話すことができる。例えば空港のトランジットバスの中でベビTEEを着ている人に「何回も来られているんですか?」って話すと「ああ、ドームからです。いやー、完全にやられました・・あれでYouTube漁って・・」って話が止まらなくなる。いやー楽しいな〜、ベビメタ。(笑)

羽田からはシャトルで新横浜にある横浜アリーナに直行する。地下鉄を使うと日常の喧騒とつながって、記憶がぶつ切りになるんだけれど、シャトルバスだとダイレクトに会場とつながるので、夢心地が持続する。最高の移動手段だ。

見慣れた横アリの前面広場には人がいない。皆、物販列に並んでいるから。人がいないと割と広くかんじる。この広場メイトが集まるととても狭く感じるのに、こんなに広かったのか。(この後入場はとても大変なことになるのだが。)

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図2.YOKOHAMA ARENA

 

2.灼熱の物販、狂乱の入場

 

物販列のある横アリ裏手に移動する。ゾンビさん、銀りょうさん、でろさんといっぱいの知り合いメイトに会う。このひとときが楽しい。

 

でろ「今日はどんなライブになると思う?」

TM「二人でやるのかどうかでしょ?」

でろ「そこなのよねー。だから今日は来たかったの。今日見ればどんな体制なのかが分かるから、だから外せないって今日を申し込んだ。」

TM「二人だってPMCでも言ってたし、二人って言うならそうなんだろうけれど、ダークサイドで見た二人のフォーメーションは僕的には最悪だった。縦一列並びは見にくいし、迫力に欠ける。重なって隠れちゃうのがとても頂けない。良いところがまるでない。やはりあの逆三角形のフォーメーションが迫力があるし、最高だから、どうするのか?それ次第でベビメタの今後が決まるんじゃないかな。」

でろ「そう、そうなの、本当にそうなの。どうなるんだろうね。楽しみ!」

 

今日は晴れてものすごく日差しが強い。でも横アリの裏手の並み物販列は日陰で過ごしやすかった。それに引き換え、超ピットの物販は日差しが壁、床の白色タイルに反射して上からも下からも熱線を浴びせて、こんがり焼かれているなかSYさんを見つけた。

 

TM「暑いね!」

なかSY「もう真っ赤です。」

TM「壁、床からの照り返しで堪らないね!」

OZ「私は明日ここに並ぶんで見に来たんですが、かなり大変そうだな。(汗)前の方の階段辺りはそんなでもないけれど、ここは辛い。」

なかSY「いやー、もう堪らんです。」

 

ベビーメタルの物販は過酷なんですね~。この過酷さがまた深い絆につながる・・。なんていうサディスティックなバンドなんだろうか。一時いただけでくらくらしてしまう灼熱の超の物販列を後にしてランチに行った。ランチから戻ると物販を終えた人たちがぼちぼちと戻ってきては合流する。開場時間までまた談笑タイムだ。こんな風に過ごすと待ち時間が有意義であっという間に過ぎていくから不思議。直ぐに開場の時間になってしまった。

今回はシートだし、指定席だから入場を急ぐ必要はないよね!。ゆっくり入れば良いよね!。と余裕をかましていたが、一向に入場が進まない。なんかまた悠長なセキュリティチェックをやっているのか?全然進んでいない。流石に指定席とは言え、開演時間が迫ってくると皆、堪らない。余りにも進まないから待機列が公道にまで溢れてきた。これヤバくね?

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図3.入場列が消える・・制御不能

入場列は蛇行に蛇行を重ねた一列だったが、僕らがくねくねと蛇行して階段の上に上がったあたりで列が消えた。何これ?並んでたのに列がなくなった。後から並んだ人の方が入り口に近くて先に入りよる。もうこの崩れてしまった列は変えられない。後から並んでた鉄さんが「あれ?なんで後ろなの?」って。この狭い広場で何千人もの人達を短時間で捌くのは無理だろう。結局開演は50分遅れることが決定した。とにかく今は入場しなければならない入口では手荷物検査、金属探知機を一人一人やっている。もっと前からやればこんなことにはならなかったものを、なんでシートの入場を遅らせたのか意味不明だ。今日帰る人にとっては痛い遅延だ。早く入れられなかったのは会場設営自体も押したからと言う噂も聞いたが、一体なんだったんだろうね。漸く入場してシートに座る。なんか久しぶりに座ったな。

 

3.開演!復活のフォーメーション!

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図4.開演前

漸く冷静になって会場を見回す。ステージから花道が出来ていて、8角形の可動ステージがその上を走る。花道の先端にはBABYMETAL版第五使徒ラミエルが鎮座する。これを見ても一体何がどうなるのかなんて想像がつかない。もうただ始まりを待つしかない。超ピットには人がびっしり詰まっているようにみえた。中から見るとそれほどでもないという話だったが、スタンドからはそう見えた。開演中、つねにできていたサークルから、それくらいの余裕はあったのかと分かったけれど、とにかくパンパン、溢れんばかりの人、人、人。

客入れSEは割とビッグネームばかりだった。特にアイアンメイデンとジュダスプリーストが多めでメタリカメガデスパンテラ、アーチエネミーと有名どころに絞られていた。そんな中、開場が暗転し、歓声が上がるとラミエルが消え、ベビーメタルのロゴが七色の蝶の様に舞、ステージに向かう。SU-METALの声が会場に響き渡る。そして出現する白装束の三人が???なんだ?この三人は?サポートダンサー?そんな中ショーはスタートする。聞いたこともない旋律が奏でられる。新曲スタートだ!あっ、三人!三人いる。YUI METALではない。誰だ!誰なんだ?おおっ、フォーメーションがフォーメーションが復活だ!完全復活だ!凄い!凄い!凄い!もうそれだけで、ただそれだけで満足だった。来てよかった。これが観たかったのだよ、ただこれだけが観たかったのだ。(涙)

大写しのスクリーンにはSU-METALとMOAMETALが映しだされるが、サポートダンサーはなかなかカメラに映らない。(映さない)それでも二人の後ろに映るダンサーが微笑んでいるのが分かった。ダンスは非の打ち所がない。そして何よりもフォーメーションが美しい。やっぱ三人、三人だよな。(涙)これ、最高だろ!今までの欲求不満は何処へやら、すっかりと満足である。だってSU-METALの声も良いし、MOA-METALがすらりと美しく変化を遂げている。ダンスもキレキレで軽やかさが加わる。そしてバックスクリーンが上下に動く「エレベーターガール」の映像美は半端ない。これ、そのまんまMVに出来るだろう。メイトの間で出る出ると噂されていたエレベーターガールのMV、全く出る気配はない。しかし、この映像は最高じゃ。早く出して欲しい。もう本当にこのままで良いから、出して出して!お願いだよ。そしてまたその後に新曲が続く。今度はやたらとインドチックなヒンドゥーな曲で、あの真っ直ぐなSU-METALがヴィブラートしてる。とても難しそうな楽曲をスイスイと気持ちよさそうに歌っている。恐るべし歌姫。そしてダンスもオリエンタルな味付けが流石。タイの遺跡にあるような不可思議なポーズをモチーフにダンスが展開してされる。見たこともないけれど、癖になるダンス。それに動きが三人だから本当にダイナミック!待てよ、あの激しいダンスを踊るMOAMETALと同じかそれ以上に激しいダンスをサポートのダンサーは踊っている!動きが激しい方に本能的に目が釘付けになるから、必然的にサポートのダンサーに目が惹かれる。本当にこのフォーメーション最高じゃないか!ありがとう!もう感謝しかない。これでもか、これでもかと押せ押せのセトリも素晴らしい。そして新曲の「PAPAYA!」が始まる。配信で聴きまくっていたリフが始まる。ライブはそれ以上に心踊る。流石だろ。そしてサプライズでタイのラッパーF.HEROさんも登場した。バックスクリーンに大写しになって、超巨大に見える演出も憎い。タイ語のラップが挿入されるなんて一体誰が想像しただろうか。もう只々圧倒されるばかりだ。タオル回しのアクションは初日だったし、まるで気づかなかった。タオル回しは名古屋まで持ち越したけれど、それを除いてもこの楽しい楽曲には圧倒されまくりだった。セカンドアルバム発表時の「META!メタ太郎」を聴いた時のような驚きを伴う。位置付けとしてはそこかな?。中途半端な形でリークされた時に散々批判されたし、不支持の意見をたくさん聞いたけれど、ライブで聴いたら、全部飲み込んで余りあるくらい凄く癖になる楽曲で皆至福の雄叫びをあげるしかない。そんな素晴らしい楽曲に仕上がっていた。みんなでこんな風に騒ぎまくる楽曲ははじめてじゃないかな?底抜けに楽しい。Black Babymetalの幾つかの楽曲を凌駕するかもしれない。ショーの終わりは「The One Unfinished Version.」の美しさ、「R.O.R.」のフラッグにベビーメタルのロゴが復活したことに涙し、感動の嵐で終演。新生ベビーメタルの第一歩目、しかと見届けた。可動ステージに乗る三人がとにかく楽しげに見えた。誇らしげに見えた。昨年の喪に服したかのような、わけのわからないダークサイドの闇が明けて、今のまばゆいばかりのライトサイドに変化を遂げた。大歓迎だ。大歓迎だ!興奮冷めやらぬまま、僕は次の現場に移動する、川崎へ!

 

セットリスト等は以下に詳しいです。

https://music-setlist.hatenablog.jp/entry/2019/06/28/213000

 

4.ライブを終えて

 

ライブが終わった翌日に大騒動となる。サポートとして演じたダンサーが元モーニング娘。のセンターだった鞘師里保さんだったからだ。正直、世代的にも初期モー娘。しか知らない身としてはそれを聴いても「そーなんだ〜」程度のリアクションしか起きなかったのだが、そのあとに行われた英国、グラストンベリーフェスティバルでのパフォーマンスで、細かいところまで見ることができて、完全に魅了されてしまった。グラストンベリーは昼間で、映像もストリーミングが想定外に良くて、とても綺麗に見ることができた。ライブは横アリで観てはいるが、ライブではこんなにクリアに観ることは叶わない。まるで目からウロコ。本当に素晴らしいのは、リミッターを完全に取っ払ったかのような全力、ダイナミックなダンス!そして楽しそうに時折見せる笑顔。これを正確に形容する言葉を今は見つけることができないけれど、とにかく感激した。そしてそれに輪かけたかのようなドラマが、SU-METALとのドラマがあること。後から調べれば調べるほど出てくるドラマが止まらない。

鞘師さんはSU-METALと同郷の広島県出身で、アクターズスクール広島(ASH)で一緒に切磋琢磨した仲間。その後、すぅちゃんはさくら学院へ、鞘師さんはモーニング娘。へ行き、お互いに別の場所で頭角を見せて活躍。そして今年、誰も想像し得なかったベビーメタルとしての再会。このドラマには胸キュンだし、さらに思い入れが深まる。方や歌の天才、方やダンスの天才。ASHでそう呼ばれた二人がこうして1つのバンドで再開する。このストーリーが堪らなく素晴らしい。考えれば考えるほど感極まる。そして、そして、鞘師さんが'15年にモー娘。を突然卒業した時の状況がYUI METALの脱退に重なる。精神面がどれだけ耐えられるのかと言うハロヲタの心配の声も聞かれるし、どれだけ続けられるかなんてはわからないけれど、この全くの奇跡としか思えない巡り合わせに、僕らは感謝しかない。今回観た横アリ初日、グラストンベリーフェスティバル(ストリーミング)、名古屋LEGEND-Mと、どの公演も偶然にも鞘師さんがサポートに入った公演だったから、僕の中では素直に絞れてしまった。(KANOMETAL推しの方すみません)と言うことで、RIHOMETALとして大大大歓迎で迎えたい!ようこそBABYMETALへ!これからもよろしく!

 

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図5.グラストンベリーでの3人(ストリーミングより)



 

 

ミズニ ウキクサとその仲間たち

ミズ二 ウキウキ ツアー vol.2 ツアーファイナル編

2019.06.08

小倉FUSE

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1.ライブ前

珍しく週末の天気が不安定で、晴れたり、雨が降ったりと忙しい土曜日となった。晴れれば肌を焼く強い日差しが照り付け、運動会に参加した僕の腕はかなりひりひりとダメージを残す。FUSEには開場時間の17:30に到着した。周辺の街に近いFUSEはライブ開始前まで参加ミュージシャンたちは出たり入ったりしている。「あれ?お嬢がいるな。今日、ノンフィクション出てたっけ?」お嬢こと佐々木愛加さんがいた。今回はダーウィーンというバンドで出演している。これまでノンフィクションでミズ二 ウキクサとの対バンライブでお見掛けし、その激しいパフォーマンスに惹かれるものがあったし、ミズ二 ウキクサの「カシスビートロマンス」のMVにも参加されていたことで、お嬢という存在にはいろいろ不思議さがつまっていた。

実はお嬢としての活動のメインはこのダーウィンであり、ノンフィクションはあくまでサポ-トのようで、たびたび松本愛実さんや元首振りDOLLSのジョンさんが入ってやっている。とは言えイイジさんとの掛け合いが面白くて、なんでノンフィクションに正式加入しないのかなと勝手ながら不可思議に思っていた。その理由はどうやらこのダーウィンにありそうだ。

今回の対バンライブはツアーファイナルのミズ二 ウキクサの他、ザ・サテライツのサテライトキャノンツアー2019との共同主催イベントとなっている。そこに集ったバンドたちはなかなか個性の強いバンドたちで面白かった。

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FUSEに入ると早速、愛実さんがロビーに現れる。

今日はワインレッドの花柄ワンピースでいつもの白いドレスではない。

今日はまだステージ衣装に着替える前に登場と、少し余裕がある。なんせ6バンドが出るトリだから、まだ出番まで時間がある。物販の内容には変化はなく、その更新を期待したいところだが、なかなか難しいんだろうな。ミズクサちゃんTEEを身に着けるものは3人で、まだまだ普及具合が足りていない。さて会場の音が大きくなってきた、ライブが始まるみたいです。

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2.ライブ開始

開始して2バンドが終わった。実質のスタートは3バンド目のカルテからだろう。カルテはミズ二 ウキクサとよく対バンをしているバンドの1つで、気になっていたバンドだった。聴けて良かった。パッとみた印象はアートスクール系、ブラーとかを彷彿させるような、良い意味で自己陶酔系、逝ってしまった系のヴォーカルだった。声がよくて聴き入ってしまった。最近男性ヴォーカルでいいと思ったバンドが少ないので、正直、不思議だったが、兎に角心地がよかった。特に中盤に演奏されたスライドギターで奏でた「真昼の屑星」が新鮮だったな〜。初期の楽曲だそうで残念ながら廃盤になったアルバム「捧ぐ」にある曲らしい。iTunesでデータ盤は販売されているということなんで、ダウンロードしてみよう。

 

バンドの求心力はどうしてもヴォーカルにある。今日はそんな個性的なヴォーカルを擁するバンドが続く。

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4バンド目、待望のダーウィン登場。

お嬢がいつものように下手袖よりで激しくも控えめに踊る。観る者にとって音楽というものは音だけではない。音の良さは必要ではあるが十分ではない。ライブは聴くだけではなく観るものでもある。そのパフォーマンスの美しさも重要であり、ライブならではの魅力となる。その優美さにおいて、お嬢の存在は極めて重要な存在だ。これだけステージ上でかっこ良くできるってのは一重に才能だなと感じさせる。バンドの主体であるヴォーカルを引き立てつつ、その優美さで観るものを虜にするその踊りは見事!必見だ。そしてそんなお嬢を引き付けるヴォーカル大島さん。イイジさんと張り合う程の個性がやっぱりあった。イイジさんの特異さとは真逆など直球さがなんだろうなぁ。

ダーウィンというバンドを見ると、ミュージシャンとしての初期衝動的なものが感じられる。気を衒うことなく正攻法で攻める。歌の普遍的な部分を磨き、バンドとして各人が対等の関係性を築く心地よさ、観ていてふとそんなことが感じられた。どのバンドもそうだけれど、ポテンシャルは高い。無いのは「成功」という2文字。何をもって「成功」と言うのかはわからないが、音楽で食べていくくらいにはなりたいものだ。最後に演奏された「日々」は胸に染みる。

 

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5番度目のザ・サテライツはピザ系のメロコアの一群かなと言うくらいの印象からスタート。激しく、上手い、若い、エネルギーがほとばしる。ロゴもアートワークもおしゃれ。しかし後半の「ロックスター」から等身大の主張が語られる。背伸びしない、ぶっちゃけている苦悩がそう言えばPALEDUSKのKAITOの主張に通じるものがある。その葛藤との戦うリアルなドラマツルギーに打たれる。その最たる新曲「東京」は生々しい独白が展開される。もはやメロコアではない。言わばエミネムの「ルーズ・ユア・セルフ」さながらの悲壮感に満ち溢れた生々しい生活に関するライムがスポークンワードとしてBGMに合わせて進行する。抑揚を付けていない、韻を踏んでいないからヒップホップではないが、その佇まいは通じるものがある。とにかくこの「東京」は凄いので聴いてもらいたい。この迫力はすべてのレッテルを綺麗に焼き尽くす。

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いよいよトリのミズニ ウキクサが登場する。

いつも通り「ミズニ ウキクサです。」からのスタート。乗っけから情念のこもったミズニ ウキクサでしかありえないオーラに包まれて演奏がスタート。最初の1秒で会場を支配してしまう迫力に感服する。コウヘイさんのギター、別格の上手さ、たっくんのドラムと愛美さんのベース、ヴォーカル、この無駄のないトリオは完璧。これを聴かないなんて損、損!新譜「八月の溜息」からは3曲が演奏されてMCが挟まる。今日はツアーファイナル、福岡、鹿児島、東京、名古屋、神戸、大阪と来て今日の小倉。刺激的な数日を通して色々な想いがこみ上げたかのようなMC。いろいろ経験出来たのだろう。良いことも悪いことも様々あったのだろうな。

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愛美「弱音を吐くのはもっと売れてからにします。」

この言葉に含まれる色々な想いが次にどんな実を結ぶのか楽しみだ。

 

たっくん「いつが一番キツかったですか?やはり12時間かかる東京への移動が辛かったな。なんと言っても運転手が僕1人しかいなかったのが辛い。(笑)」

 

確かに辛いが「そこか!」って言う笑いが会場から起こる。パッと客席に、笑いが広がり、明るくなるのが良い。まさに姉弟で光と陰。この姉弟の自然なあり様が無垢で素晴らしい。またこんな笑いもあった。

 

たっくん「前日にバスケを2時間全力でやって終わりの30分はバキバキで筋肉つりまくり。こんなんでライブに支障をきたしたらどうしよう!と思っていたけれど、バスケとドラムでは使う筋肉がちがうようで全く問題ありませんでした。と言うことで、皆さん、ドンドンバスケをやりましょう。」

 

相変わらず、なんのことかわからない撹乱する、楽しいMCもまたたっくんの、ミズニ ウキクサのライブにおける魅力の1つ。このMCの後に「散らばる着地点」から三曲が演奏され。アンコールは「凍る海」から「街」。ダブルアンコールでは楽曲の用意が無かったと言うことで挨拶のみと成ったが、でてきたときの三人の笑顔が印象的だったなぁ。

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愛美「ツアーファイナルでしたが、次の告知はまだ用意できてはいません。でもミズニ ウキクサはまだまだ続きます。」

 

力強い言葉が最後に聞けて良かった。これからも頑張ってください。応援しますよ。

 

 

ミズニ ウキクサ

セットリスト

 

1.ダンシング・トゥナイト

2.羅針盤

3.夏の終わり

MC

4.カシス・ビート・ロマンス

5.トラベル・アワー

6.エンドロール

encore:

7.街

encore:

挨拶