MY LITTLE GOD 素晴らしき仲間たち

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藤岡幹大 My Little God

Club Citta'川崎

2018年4月23日


今年は波乱の年である。ありえない出来事が僕らメイトを襲う。1月5日にSNS上に上がった藤岡さんの悲報、広島で素晴らしいパフォーマンスをみせたBabymetalは夏から続いた怒涛のギグを12月のLegend-Sで締めくくり2017年は新しい次に圧倒的な力技でねじ伏せ、順風満帆に繋げたかにみえた。

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2018年元旦にギラギラと暗黒の闇に燃え盛る太陽が昇り、新しいLegendの到来に思いを馳せた矢先、激震が起こる。何時もいた、あの小神様が・・逝去?。死と対極にいたファミリーマンな藤岡さんだったから、尚更信じ難かった。とは言え、周囲の面々のコメントがSNS上に溢れる、あり得ない・・けれど、その事実を受け入れざるを得ない。

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「My Little God」はそんな藤岡さんのそばにいた面々が開催を企画し、実現したインディペンデントギグで、このギグを観て、何かを感じ取りたかったのかな。

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開場は17時。しかしまだ開かない。雨がしとしとと降ってくる。Tシャツになったので雨が本格化する前に早く入れて欲しいと皆念じながら待つ。約30分押しで列が動き始める。1,300のキャパだが、二列でソロソロと動く様はまるで昨年の赤坂BLITZさながら。顔認証や持ち物検査がないのになんで遅いの?途中からサバサバ動き始めて18:00には入場できた。ホワイエには藤岡さんのギターが展示されていた。Big Bossでみたあのギター達だ。

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会場を見たり、ドリンクをゲットしたりとしているうちに会場一杯に人が入ってドアのところで溢れ始めた。確かに前で観るつもりはなかったものの、会場に入れないなんて思いもしなかった。押していることもあってすぐにライブが始まる。U×S×Bの演奏が始まる。なんか妙に懐かしいディスコサウンドのようだ。音楽自体は全然わからないけれど、藤岡!幹大!とコールするところが楽しい。U×S×Bの演奏が終わるとアナウンスが入る。「申し訳ありませんが皆様、入口のところに入りきれない人が沢山います。あと3、40センチ、400ミリほどみんなが詰めてくれたら入れます、ご協力ください。」このアナウンスでドドドっと前に入り込んだ。ちょっと想定外に前に来れた。もともとは後ろでゆったり観ようと思っていたけれど、真ん中寄り前よりの中央付近にまで来れた。途中で帰らなければならない者としてはちょっと入りすぎ?ヤバめな位置なような気もしたが観る位置としては申し分ない。偶然にも首振りのジョンさん、ジョニーさんもいて後ろにははるはるさんたちがいた。なんでお前が前なんだよ~とばかりに突っつかれた。(冗談)流れに乗って空いている場所に来たらここまで来ちゃったのさ。

 

続いて童謡の歌手による葬儀の歌、MIの講師方による演奏が続く。これは正直、想定外の出来で、かなり滅入った。貴重な時間を潰されたように感じてかなり気分が落ち込む。「東京まで来てこれを観ることになるとはあんまりじゃないか?」残された時間もないこともあって、かなりエゴイスティックになっていた自分がいた。もう続けて3バンドが微妙な音を鳴らしていて限界に感じていた。そんなタイミングで4バンド目、C4が登場!大村さんが出て来るなりガンガンに弾きまくる!待ってました!ただ無心にヘドバンをする。そしてそんな気持ちを察したのかTOKIさんが語り始める。「MY LITTLE GODは・・藤岡さんの為にトリビュートしようとかとは・・考えがちがう。MY LITTLE GODは藤岡さんがやりたくてもできないことを僕らが代わりにやる、そういうものだ。」そう、藤岡さんがやりたいこと、勝手な想像だけれど音楽のジャンル、経験の多少に関わらず一緒になって音楽を楽しんで、より多くの人たちにそうした音楽の楽しさを分かち合うこと。広めること、みんなで作り上げていくこと、それがやりたかったことなのかな?こんな一見学芸会みたいなわけのわからない構成でスタートしたけれど、そのめちゃくちゃなところが藤岡さんらしさじゃない?みんな思いは一緒。確かにそうだ。童謡にせよ、葬儀の歌にせよ、MI講師陣にせよ、藤岡さんがそこに居て一緒に音楽を奏でていた仲間だから、言わば藤岡さんの分身、その仲間が最大限のパフォーマンスをしている。藤岡さんのこのイベントを通して、多くの観客に対して演奏を披露すること、それがやりたいことの一つではないのか?。TOKIさん、正に一本取られました。C4としての最後に演奏されたメタリカ「バッテリー」のカバーは本当に魂の歌で、素晴らしかった。

 

続いて仮バンドの登場だ。でっかい BOHさんと小ぶりなISAOさんがでっかいギターを持って登場する。アトリエZのベースとISAOさんの7弦ギターは本当に大きい。前田遊野さんは上手横向にドラムをセットして、その前に小ちゃな桑原あいさんがいる。どうやら前田さんはみんなを見渡せる場所にいるようだ。そして下手でひたすらクールに凄い演奏を聴かせる岡さんがいた。HARMONYxはISAOさんが根性で素晴らしいハーモニクスを奏でていた。とても素晴らしいのだけれど、微妙に藤岡さんの原曲とは違う、やはりアームがないとハーモニクスでビブラートはできないのかなぁ。岡さんのアームを持ちながらの演奏は流石愛弟子、原曲に近い。藤岡さん、大村さん、 BOHさんのような表情豊かなプレーヤーに対してスーパークールで無表情な岡さんだけれど、スターと対等に渡り合う。そりゃー、クールにならざるを得ないか。今後、経験を積んで師匠を凌ぐマルチスーパープレーヤーになってほしいと感じた。それにしても桑原さんのキーボードはまるで生き物が踊り狂っているような異次元な素晴らしさだった。これを見ることができたのはラッキーだ。

入場から待ち時間に流れるSE、藤岡さんのTRICK DISK「討ち入り前夜」と「HARMONYx」を聴いて、みんなの演奏を聴く。藤岡さん、あなたはどれだけ凄かったのか?そして仲間はどれだけ素晴らしいものかをこのイベントで思い知った。MY LITTLE GODはどうやら終焉を告げるイベントではなく、これから続いていく成長するイベントなのだと感じた。

 

21:40に押しに押して大村バンドが登場。青山さん、LEDAさん.大村さんが登場して弾きまくる。後ろ髪引かれながらもタイムズアップ!帰らなきゃならない。21:50の電車に飛び乗って、羽田に向かう。


思いは遂げられたか?参加して何かがあったわけではないけれど、TOKIさんのあの言葉はずしりと重くのし掛かる。活字で何度となく書かれていたことだけれど、実際に聴いた言葉は更に重みがあった。ありがとうTOKIさん。

途中で抜けて来たから、何か大村バンドで起こっているかもしれないけれど、これが今の僕の精一杯なので満足だ。ありがとう!MY LITTLE GOD!また戻って来るよ。


シーユー!

 

 

 

世界征服を目論むお給仕を体感!

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HAPPY JACK 2018

熊本B.9 V1

BAND-MAID

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DADARAYのステージが終わっていよいよ待ちに待ったBAND-MAIDのライブの番だ。

最前柵前が空いたので空かさずゲットした。勿論MISA前に陣取る。セッティングに丸々30分をどのバンドもかける。そのやり取りでバンドのスキルが分かる。

これぞライブの醍醐味だろう。音響スタッフとのやり取りが想定外に面白くて楽しめた。ライブで使う音を片っ端から鳴らすので演目の想定がしやすい。

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V1のMCかなぶんやさんの紹介と共にBAND-MAIDのオーバチャーが鳴り、メンバーが登場する。MISAは新調した黒皮と網タイツの出で立ちでカッコいい。真っ黒なベースとあってる。何故か靴を履かずにタイツのままでステージ上を練り歩く。めちゃカッコいい。


初っ端のChoose me。「愛こそは目に見えない幻想・・」と彩姫の咆哮が聞こえる。やはり音圧が他のバンドとは違う。本当に痺れる。続くReal Existenceときて小鳩の地元ネタC&R。熊本出身ゆえの鶴屋のCMを歌う。面食らったハトのように固まったオーディエンスにダメ出し。一気に場が和む。

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そこから新曲二本立て。「Domination」と「Dice」だ。新作「World Domination」は本当に傑作アルバムで、レベルが吹っ飛んでいる。ライブ感が上手くアルバムに詰め込まれている。「The None-fiction days」からの「Carry on living」KANAMIのギターが光る曲だ。ラストに「Don't you tell me」で最高潮に達する。本当に良いライブだった。

かぼちゃ軍団狂想曲!

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Helloween Pumpkin United World Tour 2018 in Japan

2018.03.24

ZEPP TOKYO


ステージには黒幕が降りており、そこには大きく「Helloween Pumpkin United」と書かれていて、スポットライトが当てられている。30余年の月日がフラッシュバックする。ジャーマンメタルを日本に根付かせた最重要なバンド、ハロウィンがオリジナルメンバーカイ・ハンセンと、キーパーからその名を不動としたヴォーカル、マイケル・キスクを帯同し「パンプキン・ユナイテッド」として戻って来た。SEはガンズやデフレパード、メタリカと言った当時のヒット曲が羅列されて流されていた。バンドの選定と言うよりは主催者側の恣意的なBGM的なもので、そこに高揚感はない。アナウンスで始まりが告げられるとSEが切れ、客電が落ち、ショーがスタートする。ダニのドラムがはじまり、サーシャ、マーカス、ヴァイキー、アンディーの現メンバーが登場し、それに続いてカイ、キスクが登場する。一曲目「Halloween」からオーディエンスは全員熱唱と言う盛り上がりで素晴らしい。目の前に30年前のメンバー、カイ・ハンセンマイケル・キスクがいる。

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容姿は変わって入るが、サウンドは当時とあまり変わっていない。素晴らしい!

曲間にはアニメ~ションの演出が挟まれ、メンバーの休憩タイムになっている。およそ3時間に渡る長丁場を高齢のメンバーで進める為の気の利いた演出だろう。ハロウィンのかぼちゃのキャラクター、ジャック・O・ランタンがバックドロップ上を転げ回る。前半の最大の盛り上がりは「KIDS of Century」だ。アルバム「ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ」からのヒットシングルで、バンド内亀裂が始まった時期の曲でまさか聴けるとは思ってはいなかった。そしてカイがヴォーカルだったオールドナンバーのメドレー、「スターライト」「ライド・ザ・スカイ」、「ジュダス」、「ヘヴィーメタル」は涙腺崩壊の素晴らしいひと時であった。それから故インゴ・シュビヒテンヴァーグとダニ・ルブレに依る競演を挟み、後半の最大の圧縮が発生したアンディ・デリス、ヴォーカルの現メンバーによる「パワー」に繋げる。この曲はアンディのフロントマンとしての資質の高さを僕らオールドファンに十分なアピールをしていた。素晴らしい。アンコールで名曲「イーグル・フライ・フリー」、長編「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」が演奏され、アンコール2ではキスクの美声が聴ける「フューチャー・ワールド」、エンディングでカボチャの大風船と戯れた「I WANT OUT」で終演となった。

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膨大なカタログの中からの抜粋ではあったが、何れもオーディエンスの熱唱があり、共感して感動した。ライブの素晴らしさを全身で感じた3時間だった。

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Babymetal Legend S-洗礼の儀-あなたがここにいて欲しかった

 

f:id:tak4ree:20180330232925j:image広島グリーンアリーナ
2017年12月2日

素晴らしいセット、素晴らしいシチュエーション、素晴らしきファン、そして素晴らしきパフォーマンス。それなのになぜ、これほどまでに苦しく、悲しく、心が締め付けられるのか。
何故なら、この公演にはあの人がいなかったから。YUIMETALが不在だったから・・。

そのニュースは広島グリーンアリーナに入場する直前のメールで知らされた。YUIMETALの不在通知に僕らはひどく動揺した。12月の冷え込む寒空の下で、クロークに上着を預けて、Tシャツ一枚となったが、それすらもYUIMETALのショックを超えるものではなかった。昼に配布された三種の神器をまとい、SU-METAL聖誕祭を心待ちにする僕らの笑顔は一様に不安へと変わる。特にYUIMETALファンにとっては観る前からその対象を失ってしまったのだ。MOAMETAL贔屓の僕としてもBlack Babymetalどうするのか?BMDは?これまで順調にステップアップしてきたBABYMETALに、初めて訪れた衝撃だった。

 

そんな動揺を隠せぬまま僕らは入場する。迎えてくれた会場には見たこともないような物凄いセットが置かれてあった。この見渡す限りの巨大なFOX HEAD。やり過ぎじゃないのか?メインステージはまるでどこかの聖堂にでも入ったかの面持ちで、会場は花道で二分されていた。その花道の上を先の巨大な六つのFOX HEADが可動ステージとなり、暗闇に沈黙している。「こんな大道具見たことない!」入場早々、実に圧倒された。

僕のいたのは一階上手のメインステージからみて一番後ろのモッシュッシュピットだ。始まるまでは、ほとんど観ることはできない距離感で、暴れとくしかないかなと思っていたが、実は花道がステージにもなっていたので、近くでも見られて良かった。とくにスタートからキツネ達に牽引れて移動するSU-METALのステージは、僕らのいる場所からスタートして聖堂のメインステージへと移動した。そう、新曲スタート。バイキング、森メタル系の勇壮な行進曲(In the nane of…)、そこから「IDZ」に繋がる。SU-METALはまるでフォースを身につけたジェダイの騎士のごとく、怪しげなマントに身を包み、僕らにXXの魔法陣の付いた杖をゆっくりと向けて横に一文字を切り、火の玉を放つ。その壮大な演出に僕らは全てを忘れて興奮、揉みくちゃになりながら、狂った様にサークルモッシュで遊ぶ。続いて披露された「ギミチョコ」では、ピットの狂乱の様は加速して、圧縮はなおのこと強まる。そして「アカツキ」の伴奏につながる。

今日はSU-METALの洗礼の儀だから僕は「アカツキ」を聴きにきたのだ。「アカツキ」はいつになってもSU-METALのナンバー1だと想っている。聴きながら、走りながら、僕らは涙した。そんな高まる想いの余韻に浸る余裕もなく、会場には戦慄が走る。「GJ!」だ。YUIMETALがいないからセトリからは外されるだろうと思われたBLACK BABYMETALの曲だ!ステージには我らがMOAMETALただ1人が立っている。曲はYUIMETALと交互に歌うが故に、YUIMETALパートは無音。「む、む、む、無音!」その状況に気づいた僕らメイトはYUIMETALパートを歌う。その声は大合唱となる。MOAMETALの2人分踊るんだと言う全力が、観客全員のハートを鷲掴みする。いつも笑顔を絶やさないMOAMETALが笑みを忘れ真剣そのもの。YUIMETALの為にも、このショーは自分が成功させる、SU-METALの洗礼の儀を成功させる、ただただその一心のMOAMETALの刹那が僕らに伝搬する。それは4の歌で最大の一体感となって会場を揺らす。YUIMETALは不在だったけれど、確かにあの場所に居た!MOAMETALと僕ら全員の心の中にいる。YUIMETALがそこにいたんだ!


20の夜と歌われた「ヘドバンギャー!」を終えて、ひとしきりショーが一段落する。いよいよ「洗礼の儀」が執り行われる。ステージは燃え盛る炎に包まれ、XXの巨大な魔法陣に貼り付けられたSU-METALはキツネらに連れられてステージ中央に安置される。洗礼となる炎を受けて、新たな魂が宿りて、叫び声をあげる。生まれ変わったSU-METALが新たなショーをスタートさせる。「BABYMETAL DEATH」だ!こんなデスは無い。YUIMETALが不在でやるデスなんか思いもよらない。しかしそれがまさかまさかで目の前で歌われる。SU-METAL、MOAMETAL、そして僕らが叫ぶYUIMETALのパートが聖なるトライアングルを作り、会場一体となるBMDを歌う。ベビーメタルはやはりデススタートが良い。感動した。それでもやはり、YUIMETAL、あなたにはここにいてほしかった。頭の中にピンクフロイドの「Wish You were Here」が鳴り響く。そして再び闇に包まれた会場に2人の天使が舞い降りる。黄金の衣装を纏いしSU-METALとMOAMETALが、花道を歩く。花道の中央で出会った2人は「The One」の歌に合わせて天に昇る。六つのFOX HEADのステージがあたかも第六章に終止符を打つかのごとく高く舞い上がり、下界の僕らは星空を包まれる。その瞬間に僕らの纏う三種の神器が閃光を放ちはじめて、会場は壮大な光に包みこまれた。
ショーとしては、やはりなんと言っても最高のものであり、異次元な強度を持つものだった。YUIMETALにあの黄金の衣装を纏って欲しかった。ショーが素晴らしければ素晴らしいほどに、胸が締め付けられる。それが僕のLEGEND-S。

福岡バリスゴイ!アーチエネミー来日公演

Arch Enemy Japan Tour 2018
Live at Fukuoka Drumlogos
2018.02.26

福岡メタル会のみんなと参加したアーチエネミーの来日公演のレポートです。平日だから休みを取って、万全の体制で臨んだライブです。なんと言ってもアーチエネミーですから、待ちに待った来日公演だったのです。メタルのライブに参加し始めて、なかなかきてもらえない福岡。おかげで邦楽アーティストに詳しくなりました。前回は昨年9月のアクセプトだな。あれも高校生に戻ったかのように楽しみました。

今回はベビーメタル繋がりから集まった福岡メタル会と言う事で楽しみました。f:id:tak4ree:20180227205621j:image

なんと同行した4人は整理番号が1.2.3.4と言う神番をゲットしての参加です。自分もかなり良くて喜んでいたけれど、完全に持ってかれました。物販はミートグリに行く方に頼んで超楽チンでTシャツとパーカーをゲットしました。f:id:tak4ree:20180227211022j:image

整理番号は39番でした。余裕のドセン二列目確保です。やはりドラムロゴスなので正規のセットは入らなかった様で、Youtubeで見たものとは違っていた。でもカッコいい!バックドロップのデザインも秀逸です。ローディーの2人が何故かステージドラムセットの前で座って、客入りを見ていた。平日で客足は遅くて心配したけれどそこそこ入った。開演まで後20分くらいまでずっとそこにいて話し込んでいた。ドラムセットは梱包されているし、やる気あるんかいなと思いはしたが、漸くその梱包も解かれ、ダニエルのドラムセットが目の前に現れる。ウォーっていう歓声が起こり、SEのAC/DC「ロック・オア・バスト」が聴こえる。続く曲はSLAYERの「エンジェル・オブ・デス」気分が高まらないわけがない。

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そんなこんなで楽しんでヘドバンをしながら待っていると、いきなりモーターヘッドの「エース・オブ・スペード」がボリューム全開で流れ始める。照明も狂ったように暴れ始め、僕ら観客一同は完全に興奮の坩堝へ落ち、雄叫びを上げる。この流れは最高のスタートだ。そのまま曲は「The World Is Yours 」になだれ込む。メンバーが飛び込んで来る。わずか2m程度の場所にアリッサが片足をスピーカーに乗せて叫んでいる。巨人シャーリーが仁王様の様に立っている。マイケルは上手で満面の笑みでリフをかき鳴らす。下手にはジェフが流れるような指運びでソロを奏でる。やたら高い場所に組まれたダニエルのドラムセットからは容赦ない音圧が溢れ出す。2年前のブラックアースの公演時にも感じたが、アーチの作り出す音圧は半端じゃない。なり始めたらもう何者も入る隙間がない。

「Ravenous 」「Stolen Life」と怒涛のプロローグが演奏をされ、アリッサのMCが入る。来た!「The Race」だ。Youtubeで観たライブ映像では、この曲で「誰が一番速いか見せてちょうだい!」とサークルモッシュを煽るシーンが印象的だった。そんな記憶とは異なり、腕振りだけを要求する。まあ、会場には柵がありサークルは作りにくいし、福岡の客層は40、50代が多いから、モッシュ、サーフなどが起こり得るはずもないことは明白だった。ただひたすらヘッドバンギングをして、歌いまくる観客であふれている。暗転し、ステージの一同が一度バックステージに下がり、「War Eternal」のイントロが鳴る。アリッサが加入して最初のアルバムのタイトルトラックだ。アルバムだとメロディが目立ち、ライブ向きではない印象があったけれど、想定外に良かった。ライブで聴くとその良さが倍加する曲だった。そして「Bloodstained Cross」のときは物凄い一体感で会場全体から歌が聞こえる。この一体感はアーチならではの雰囲気だろう。まるでホーム、圧倒された。

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そして明かりがブルーライトになり「Reason to Believe」が歌われる。僕らはそんなアーチを受け入れて、アリッサの虜になる。そういえば、他の曲はヴォーカルはそっちのけでギターばかり見ていたが、この曲は全員アリッサを観る。ある意味貴重な曲だ。f:id:tak4ree:20180227214348j:image
あっと言う間にアンコールの呼び出しコールが沸き起こる。いの一番にダニエルが出てきてコールアンドレスポンスで遊ぶ。そして最後の「Nemesis」で締める。
「Fields of Desolation」のメロディと共にピック、スティック、セトリを投げて暫しの交流をして終わった。90分の濃密なステージ。決して多くない客入りだったが、一丸となって答えた福岡の観客を誇りに思う。最高じゃないか、お前ら!ほくそ笑むマイケルとシャーリーが印象に残る。アリッサもいい顔してた。f:id:tak4ree:20180227214447j:imagef:id:tak4ree:20180227214951j:image

DANCE with DEViLS Ⅱ ONE MAN TOUR 2017
首振人形舞踏会〜覚醒〜小倉編

2017年12月23日

福岡 小倉FUSE

ライブレポート

小倉駅の改札を小倉城口側に出たマックとロッテリアのある狭い路地を抜けると、その右側に地響きのする一角がある。そこが小倉FUSE、今回の現場である。小倉のスタンディングライブハウスとしては最大規模の300人を収容できる箱で、通常は対バン形式のライブがよく行われている。そんな場所で小倉出身のバンド首振りDOLLSがワンマン公演を行う。この小倉は今年2017年のツアーファイナルとなる「首振り人形舞踏会〜覚醒〜小倉」と名付けられた特別な凱旋ライブだった。偶然とは言え、この伝説的なライブにBabymetal北九州メイト会のこの5人(OSAKA、やみぃ、shun、ZUMISAN、TM)で参加できたことは感慨深い。このライブレポートはそんな場違いなメイトが体験した内容のレポートである。

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そもそもなんでBabymetalのメイトが首振りDOLLSのライブに参戦することになったのかと言えば、北九州メイト会に首振りDOLLSのジョンが入会したから・・。北九会の裏番長OSAKA氏が首振りジョン氏とBABYMETALの巨大キツネ祭大阪城ホールで会ったことに端を発する。そのOSAKA氏の第一声は「本物のバンドマンが北九州メイト会に入っちゃった。」と言うもの。驚いたのなんの、単なるベビーメタルのファンの集まりにマジモンのアーティストが参加するって言うんだから驚いてしまう。聞いた当初はかなり懐疑的ではあったが、ちょっとググってみると出るわ、出るわメイトあるあるなジョン氏の足跡が溢れてまくっていた。「こりゃー、100%のメイトだし、相当なYMYだ〜。」ということで、ジョンさんに会いに行こうという軽いノリのライブ参戦となった。実は僕も広島に行ったので、会うチャンスはあったのだけれど、すれ違いで結局会えず仕舞いだった。だからこの小倉FUSEが初見となる。そんなこんなでジョン氏を観に行くライブと言う少々変わった趣旨でのライブ参加となった。

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首振りDOLLSのライブが始まった。初めに流れたのは東京、名古屋、大阪のワンマンライブで流れていた街をかけて行くPV。正に「色子」のPVの様なシーンが白い緞帳に映し出される。そしてNAOの行き着いた先は「小倉FUSE!」正にこのライブこそがその終着点であり、目的地であると言い放った。女子率が9割と非常に高いフロアが揺れる。柵を使ったヘドバンが激しい!ヴィジュアル系ライブのバンギャさながらのマジモンヘドバンで、最前列が揺れる。見ていて腹が痛くなる・・。バンドの音はキッスを彷彿させるロックン・ロールで、意外にもおどろおどろしく無く、爽快なロックン・ロールだ。まだPVしか見ていないにわかだからまるで曲の分別がついていない。全て「金輪罪」に聴こえる。結構、この曲がツボにハマっているからね。NAOのボーカルがすごく上手いし聞かせる。ジョニーのギターのおどろおどろしい金切り音、擬音の類が、正に首振りDOLLSのイメージを作り出す。そしてジョンの暴れまくるベースが良い。僕らは下手後方でショーを観ていた。まあ、見事にバンギャ諸君の背が低いこと。後方でも背の高いジョンさんは丸見えだった。ここはBABYMETALのライブではないから、後方でひっそりとしていようかな〜、なんて考えもあったけれど、バンギャ諸君のヘドバンを観ていたら振らずにはいられなかったです。最前のバンギャ軍以外はほぼ手を振り上げる程度のノリをする人で、行く手を阻まれて近づくことは難しかったけれど、気持ちは一緒でしたよ。

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そしていよいよこのライブの味噌である緊急告知!「首振りDOLLSは来春、キングレコードからメジャーデビュー決定!」の発表だ。インディーズとして2012年から活動してきた首振りDOLLSが遂にメジャーの切符を手に入れた。衝撃の発表の場に立ち会えたことにメイト会全員、震えた。そして宴のように更に華やかな首振りに、ジョン@エベレスト中澤が乱入して果てはジョン氏の「粉雪」アカペラ披露という愉快なもの。そして「今日は全曲やるぞ。ついて来いよー!」ってすごっ!どこまでもどこまでも突っ走るイージーライダーな首振りDOLLSだったのでした。小倉を拠点として活動をしてきた首振りはメジャーデビューしても相変わらず、小倉を拠点で頑張りますって、いやー、そういうの大好き。頑張って欲しいわ。最後の方で、ジョニーさん、そしてジョンさんがフロアに降りてきて、思わず一周しちゃいました。サークルは一人じゃ出来ませんが、気持ちだけでやらせていただきました。良いライブでしたね。また行きたくなっちゃいましたね。終始、狐サインのジョンさんがすごく印象的でした。行ってよかった!!(TM)

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ベビーメタル 五大キツネ祭、灼熱の大阪銀キツネ! Babymetal Five Fox Festival 29 AUG 2017 LIVE AT ZEPP OSAKA BAYSIDE

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ガンズの日本公演初日だった京セラドームから早くも7ヶ月が経った8月29日。今年のベビーメタルの活動は新しくサポートアクトとしての活動が加わり例年にない露出を繰り広げ続けているが、単独公演としては実に東京ドーム以来となる1年ぶり。待望の小箱ZEPP公演、五大キツネ祭を今夏開催している。

僕は朝、みどりの窓口に飛び込んで新大阪行きの新幹線二枚きっぷを買って、のぞみに乗り込む。新幹線は16両編成の16両目、上りだから先頭車両だ。真っ青に晴れ渡った空に吸い込まれるかのように白狐ののぞみは九州を離れ、新大阪めがけてカッ飛ばす。

高々2時間半の旅程はあっけなくすぎ、新大阪に到着する。在来線に乗り換えるとプラットフォームでは電車を待つビジネスマンに囲まれる。それもそのはず今日は火曜日、休みとは無縁の平日だからだ。普通なら僕も働いている平日だけれど今日は特別に休みを取って此処、大阪の地に立つ。黒TEEに半ズボンと言う出で立ちが妙に浮く。他にメイトはいないのだろうか?見渡すもそれらしき人はいない。小箱だからだろうか?まるで誰もそんなものは知らないと言ったような顔つきで各々の目的地へと下りていく。ほぼ満員となった車内もUSJのある駅でほとんどの者が下りる。車内にはただ1人僕が黒TEEを着た乗客だった。そんな寂しい状況の中、終着駅桜島に到着する。本当にメイトはいるんだろうか?誰もいないんじゃね?
そんな疑念は改札を出ると一気に晴れる。其処にはまばらだが黒TEEがいる。着いた!ZEPP OSAKA BAYSIDEのある桜島駅に着いたのだ。

五大キツネ祭、灼熱の大阪銀!

 

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駅を出た所に備え付けられていた自販機でペットボトルを3本購入する。当面の水分補給はこれで良いだろう。駅前の横断歩道を渡って左にまっすぐに歩く。暫くして出現する瀟洒なホテルのあたりからメイトが其処彼処に溢れはじめる。駐車場に出て開けた交差点を右に曲がったZEPPへ続く歩道上には物販を待つメイトらが群れをなして並んでいた。夏の厳しい日差しを避けるかように顔を路面に伏して座っている者や、傘を日除けに使っている者などが多いため、容易には顔を伺い知ることは出来ないが、そんな中でも知った顔もチラホラ行き交う。素晴らしい、北九州や福岡の同胞から北海道のツイッターフォロワーまでがベビーメタルを観るために此処、大阪銀ギツネ祭に集まっている。この日のために立ち上げたツイッターのGDMで知り合った仲間、其処で初めて会う仲間、何度か会って既知の仲間も入り乱れている。名前を知る者、知らない者、もはやそんな些細なことは全く関係なく狂乱の宴に皆飛び入り参加する。興奮して、満面の笑みでお互いのベビーメタルを語り合う、こんな場所他にない、最高だろう。そんな状況故に4時間半と言う物販列もあっと言う間に過ぎて行った。それにしてもこの日は快晴で太陽が暑かった。35度?直射日光が顔、首、腕を容赦無く焼く。日焼け止めを全く塗っていなかったから見る見るうちに真っ赤になり、まるで火傷でも負ったかのような痛みが全身を包み込む。サマソニ参加者から、「おい、サマソニよりキツくないか?」そんな灼熱の太陽が踊り狂う大阪銀!物販待機列で待つ僕らは満面の笑みで素晴らしい時間を過ごす。同じ志の僕らメイトが集まれば其処がどんな場所であれパラダイスなのだ。

 

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物販が終わり17:30の開場まで時間があったので多くの仲間はUSJのモールに向かう。そのモールは歩いて5分程度の場所にあり、中でもハードロックカフェは店を挙げてのベビーメタル祭だったようで多くのメイト達が来店したとか。BGMもBABYMETAL、ライブ映像もBABYMETALと店内はBABYMETAL一色の様相だったのでTLはおかげでかなり盛り上がっていたようだ。
その状況は横目に、僕らは数人のメイトさんと一緒にサイゼリヤで酒盛り、遅めのランチを楽しんだ。過酷な物販後の細やかな休憩時間をクーラーの効いた場所でクイっと飲むビールは格別だった。
僕らの入場は2000番付近のため、少し長めに休んでまた現地で並んだ。開場時間になる頃の、 延々と伸びた入場者列は凄まじい。やはり2,800人もの小箱だから前代未聞だ。もの凄いものだ。通過する一般の人達が「一体何ごと?」と言って通り過ぎるのが笑えた。

薄暗くなって来たところで入場列が進みはじめる。ZEPPの入口前では貴重品等貴金属まとめ用のビニール袋の配布、チケット検査&確認印捺印、金属探知機検査、本人認証検査をくぐり抜けて、ドリンク代500円をコインに変えて入場となる。たかがライブを観るだけに大変なプロセスを経る。こうする事で多少は転売抑止力が働くのなら僕らメイトは続けるしかない。

 

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入場して早速、コインをソフトドリンクに変える。おなじみのZEPPのボトルホルダーも貰ったのでベルトに装着して箱の中に潜り込む。なんせ遅い入場だったから、会場はパンパンだった。前列のドアが入り切らず溢れていたので真ん中から上手に入る。メガデスを見た位置と同じような位置取りだった。ただ入場者の密度は違った。やはり、ベビーメタルだけのことはあった。今回は、セトリが分かっている分、気持ち的にはさほどドキドキ感はない。東京銀でやったセトリが名古屋銀でも同じだったわけで大阪銀も同じだろう。セトリは10曲、The Oneで締めるからシーユーは無いと言う部分はしっかり予習ができての参戦だった。入場は3,000人近い人数だった割にスムーズにいったようでほぼ予定通りにショーがスタートする。今までに無いような女性ボーカルのメタルコア系のBGMが流れていたが、客電が落ちると共に音も消える。禁止事項のアナウンスがはじまる。紙芝居が始まり、それが終わると、画面がバックライトで真っ白になり、ベビーメタルの三人の影が幕に大写しになる。それに反応した僕らは物凄い歓声と共にベビーメタルを迎える。想定通りBABYMETAL DEATHではじまった。ショーがスタートすると会場はうねり、開始前は余裕で見えたステージも、一気に視界から消える。三姫はお立ち台に乗らなければほとんど見えない。一度お立ち台に立つとその近さに感嘆する!「やはり近い!近いよ!」この距離感は小箱ならではだ。ここからとにかく、流れに任せながら、ターゲット捕掴に励む時間がスタートする。このキツネ祭りは一曲終わる毎に照明が落ちる。続いてメギツネが始まる。怒涛のファーストの曲がつづき、興奮がさらに高まる。

 

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一瞬の暗転から現れたのは神バンド。目の前にはBOH神。神ソロがのスタートだ。小神様、大神様と演奏のバトンが繋がる。そしてBOH神のエキゾチックな超絶プレイが目の前で展開し、青山神が神ソロを締めくくる。
そして三姫が登場し、CMIYCではなく、あわだまフィーバーがつづく。セカンドでは割と早く発表されたあわだまとヤバッ!が続く。
今回、上手にいたけれどMOAMETALを観る機会が少なかった。その代わりにYUIMETALが良く見える。以前は痩せてどうなるか心配されたYUIMETALだったが、本来の膨よかさが戻った。相変わらずキレの良いダンスを踊る。再び暗転して、耳なじみの良い前奏が流れる。ド・キ・ド・キ☆モーニングがスタートだ。明らかにここからカオスに突入する。ベビーメタルなベビーメタルたる所以は個人的にはこの曲に詰まっていると思っている。この曲に詰まっている内容は須らくベビーメタルであり、他ではありえないから。
暗転から戦国WODのRoad of Resistanceがはじまる。自分の位置をキープするのが難しいそんな状況に巻き込まれる。そこからの記憶はほとんどない!ギミチョコ‼︎大興奮の坩堝!。KARATE、MC無しだけど熱唱!ヘドバンギャー!、なんて言ったって、シンガロングが絶頂となる。正に殺人的な楽曲が連続する。

 

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いよいよ最後の暗転となる。突然、会場から「青山さん、誕生日おめでとう!」の声が上がり、会場全体から祝福の温かいおめでとうコールが湧き上がった。暗闇の中、思わず腕を上げて答えるの青山神。一瞬の出来事ながら、ライブの醍醐味を感じた一コマだった。
そして本当に最後の曲、The Oneの前奏が流れる。小箱でこの曲を聴いたのは銀ギツネ祭りに参加した僕らだけだ。銀色の衣装に身を包み、僅かに見えるは天使の笑顔に包まれたMOAMETAL。視界にはそう、MOAMETALしかいない。この天使の微笑みが最後の最後で、目の前で見ることができた。もう言うことはない、最高だ。にはまるでマシュマロがのったかのようなYUIMETALがいる。そしてSU-METAL。成長して、もはや何も恐れるものはない素晴らしい歌姫となった。唯一、The Oneだけが英語歌詞だったが、なんなんだろう、違和感がない。ここ日本で、MCも英語だし、奇想天外なベビーメタルなんだけれど、その実は、違和感がない。僕らが求めるベビーメタルはいつでも計り知れない存在であり、あらゆる枠組みを超えた存在だ。
だから想定なんてできなくて良い。
確かにThe Oneで終わると最後のシーユーがない。フェードアウトしてしまう。でも、この曲こそが僕らのことを歌ったものだし、ベビーメタルと僕らの橋渡しとしての歌に他ならない。実にこの歌そのものが「シーユー!」に値するのだ。そんなことを考えさせるほど素晴らしいエンディングだったし、銀ギツネ祭に参加出来て良かった!セトリ最高!銀ギツネ最高!ベビーメタル最高!

 

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ライブが終わり、ZEPP OSAKA BAYSIDEをあとにする。今宵はメイトのみんなでオフ会なのだ。地元の大阪の人たちから教えてもらったとあるレストランで貸切パーティーに参加する。僕ら九州チームは10人で乗り込む。大阪、名古屋編成チームは相当多く、奥の座敷を占拠し、テーブル席には北海道チームもいる。ツイッターFacebook等のSNSで知り合いになったみんなが顔合わせするオフ会。素晴らしいです。これもベビーメタルがとり持つ縁だ。もし、ベビーメタルに巡り合わなかったら、今ここにいない。なんでこんな遠征をするのか?それはもう、ベビーメタルがいるからであり、それを支える同士がいるからに他ならない。他のメタルが好きでもこんな仲間は出来ていない。一体全体なんなんだろうか。大阪に全国から集まりし仲間たちが、同じ杯で酒を飲みあかす。
ライブも楽しいが、その前後のメイト間交流も最高だ。これがあるから、日々、ハリのある生活が出来るのだ。お互いに切磋琢磨して、新しい事にチャレンジする。それこそ男女の隔てなく、あらゆる事にチャレンジする、そんな刺激を貰うことができる。ベビーメタルのお陰でメタルバンドの来日が増えてきた。全てに参加できるわけではないが、できる限り、参加したいと思う。ベビーメタルの同胞として、盛り上げていかねばならない。彼らが頑張る限り僕らも負けてはいられない。そんなベビーメタル馬鹿な連中が楽しい。また次の現場で!シーユー!。