第2回ヒズミウキクサ- 切磋琢磨のツーマン -

2024.04.14

小倉FUSE

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2月〜4月がとんでもなくて全然ライブに行けなかった。買っていたチケットも飛行機も全滅。そんな負のサイクルから漸く脱したのがこの日の小倉だった。


ヒズミウキクサ。何年前だろうか?4-5年前の丁度今くらいの春先、第1回ヒズミウキクサは行われた。ヒズミはノンフィクション、ウキクサはミズニ ウキクサのことで、この小倉FUSEに出入りする人気ある2バンドのツーマンイベントがヒズミウキクサ。ノンフィクションを初めて見たのも、この第一回ヒズミウキクサで、イイジさんの弾丸トークと歌が炸裂して衝撃を覚えた。ウキクサのたっくんがこの弾丸トークをパクッて、この後のライブからとんでもなく騒がしいたっくんMCが誕生したんだな。懐かしいな。

 


たっくん「ぼくら、松本姉弟が全身バンドの時代からノンフィクションとは付き合いがあった。僕らは12年。ノンフィクションは15周年。ずっと形を変えずに15年もやってきた先輩、おめでとうございます。僕らの活動は12年でも、バンドも代わり、メンバーも2人から4人に変わって、やってきた。いろいろかわりはしたけれど、その分、いろいろな武器を身につけてきた。これもその武器です。ジャーン♪」

 

そしてノンフィクション。


イイジ「最初に出会ったときは未成年だった。今じゃ立派な大人になって、なんだかおじさんは嬉しいよ。15周年、生半可じゃなくて、幾つものバンドが生まれては消えていった。対バンに誘おうと連絡しても、連絡が取れなくなったバンドなんて五万といる。勢いがあって力があるバンドだったのに、いつの間にか消えていなくなったり、逆になんだなんだ?大丈夫なのか?このバンドというバンドが、意外にも長続きしていたり、本当に続けるということの難しさを感じる。そんな中、形は変わっているけれど、ミズニは僕らが主催をやるたびに付き合ってくれる。」

ぼくらは15年2人でやってきて、サポートに支えられてやってきた。(カヤノ・コウジさんの方を見て)「加入しても良いんだよ。笑」

「こういうことを言うから逃げていかれるんだけれど・・。爆」

「メンバーは相変わらず2人だけれど、ああ、まあ、殺人でもしない限りはこの2人が離れることはない。窃盗程度の犯罪なら大丈夫、痴漢はだめだな、かっこ悪いし。あ、殺人もかっこよければ良いか?」(爆笑)

「冗談は冗談として、ソウイチロウとは離れることはないし、20年、30年と続ける。続けること、これが大切だよな。サポートはいるし、これからも北九州ノンフィクションをよろしくお願いします。ジャーン♪」

 


MCがリアルでかっこいい。飾らないかっこよさがカッコいい。今回は早口は封印して、わかる語り口で、ますますカッコいい♪

 


ミズニ ウキクサはクロノスタシスオーケストラや深紅で爆音の武器を振るう。その影響か?ノンフィクションも凄い場面があった。カシスビートロマンスのカバーも良かったけれど、このよねぴが持ち込んだデスコア流れの爆音が伝染する様は震えた。こうした2バンドの切磋琢磨は素晴らしい。

 


また3回目も期待しています。

 


by TM

 

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Universe Last A Ward主催DOOMSDAY in 福岡GRAVITY

2024.02.10 福岡GRAVITY

f:id:tak4ree:20240213002834j:image DOOMSDAYフライヤー

1.福岡GRAVITY?

福岡は地元だし、大概の箱はみてきたからググっても見つからない箱があるなんてね…マジびっくりした。

f:id:tak4ree:20240213002915j:image JUDICIARYフライヤー

まず初めに目にしたのはこのフライヤー。ばりかっこいいのと、最終日が福岡なんだ。

テキサス出身のスラッシュメタルバンドJUDICIARY来日公演、最終日、福岡!

おおっ!福岡に来日アーティストが訪れるなんて、中々ないし、しかもツアファイ!これは行かない手はない!と意気込んでチケットを取ろうとしたが、福岡公演は当日券のみ!箱は「GRAVITY?」…どこそれ?

5年前、COLLECTIONS OF WEAKLING、HOTOKE、Universe Last A Wardのスリーマンイベントが天神今泉のクラブ「グランドミラージュ天神」であったけれど。会場は鏡張り、ステージは高く、ミラーボールが回るあの会場は違和感でしかなかった。まさか…ね。その焼き直しか?その時の記憶が頭の中でチラついた。とにかく会場に行かなきゃチケットすら買えない。福岡GRAVITYを探さないと話にならない。SNSで問いかけるとulawのKatchangさんが教えてくれた。

GRAVITYとは吉塚にある「スケートパーク」。そう言えば昔、J-WAVEもまだなくて、ヘビーローテーションとかも無かった時代に、TVでサーフィン、スケボー、スキー、スノボなどの滑る系スポーツの躍動感のある映像と共にANTHRAXなどのスケーター系スラッシュの曲が流れてた。そう、スケボーとロックはめちゃ相性が良い!これは楽しそうだ!箱だけで遊び心が充分伝わる。これは伝説的ライブになるんじゃない?笑

f:id:tak4ree:20240213193243j:image 町工場さながら


2.グラビティ、まじ町工場

正午から入場ということで珍しく早起きをして家を出る。場所は博多から一駅の吉塚。大通り沿いのウエストの角から一本筋を入った住宅街?。スレート葺きの古い町工場をスケートパークに変えたらしいが、外観だけではここが会場だなんて全くわからない。シャッター前に集まるハードコアファンと思しき若者らと小さく張り出された"DOOMSDAY"のチラシ以外、そこがライブ会場であることを示すものは何一つない。着いてシャッター前に座っていると、まもなく開場となり、中に入ると天井クレーンが残る町工場さながら、床にはスケートパークらしくボードランプが幾つも配置されている。ステージからしてボードランプだ。いやー、どんなライブになることやら。笑

f:id:tak4ree:20240213194023j:image ステージ


3.フェス飯

12時と言えばランチ。会場には物販テーブルとドリンクテーブル、そしてフードを販売するテーブルが設置されている。フードはタコスとカレー。トルティーヤを焼く人とキーマカレーを温めている人がいた。タコスは時間かかりそうだったのでキーマカレーとサッポロ黒ラベルを選択。タバスコをたっぷりかけていただく。ケ・リコ♪(なんて美味しいんだ!)

その佇まいはフェスの様。Tシャツも、カレーも、ライブハウスという名の居場所も、衣食住がここに全てあるんだから至福だ。

UNIVERSE LAST A WARD主催のこの楽しいイベントで彼らなりのスピリッツをたっぷり体感できるのは最高だ。

f:id:tak4ree:20240213005238j:image キーマカレー
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4.DJ-BAND-LAP-BAND…

入場した時から禅のDJパフォーマンスがすでに始まっている。まさに客入れSEのように贅沢に鳴っている。スケボーを持ち込む者は会場を縦横無尽に駆け回る。昼の真っ只中に爆音に身を沈めるのは心地よい。昼とは言え会場はスレート一枚の工場。冷える。そんな中でタンクトップ一枚で歌うDOZEONE。これぞハードコアなライブパフォーマンスで会場を沸かせる。なるほど、ステージと観客との間のハーコーモッシュピットをスケボーがライブ中も通り抜ける。ヴォーカルもピットに降りて、早くもカオスなステージ。コレはたまらない。

f:id:tak4ree:20240215085010j:image DOZEONE

 

続いてヒップホップなラップのライムがスケートボードでランプを攻める音と共に響き渡る。正に今日のためではないかというような名前、S.V.E.L.L.(スヴェル)のステージ。笑

ゲストラッパー2人を迎え、合わさる歌声はハードコアにも引けを取らない迫力。そのステージは新鮮で良かった。

f:id:tak4ree:20240215085159j:image s.v.e.l.l.

 

ラップの後は大阪発のハードコアバンドTIVE(恥部)のステージ。ハイトーンヴォーカルが印象的なTIVEだが、最後の曲でヴォーカルを取り囲みハグする様は凄い盛り上がりで印象に残った。ステージと会場の敷居が低い会場ならではの観客と演者との交流。素晴らしい。

f:id:tak4ree:20240214090649j:image TIVE


続いてEVOLNATASのステージ。「ステージが始まったら爆音でライブが続けられなくなるけれどごめんな。」初めはリュックを背負ったオヤジがステージに乱入したのかと思ったら、バンドのヴォーカルで、その想定外に迫力のある歌に魅了された。Youth-Kさんの声は強くてかっこよかった。「げっ、ちいせー!これなら大丈夫か。」確かに音自体は然程大きくない。近隣からクレームが出たみたいで、GRAVITY的には酷な時間だったのかもしれない。音は爆音ではなかったけれど、重厚なドラムは抑えられるわけもなく、上がる。実はEVOLNATASは九州の著名バンドメンバーが集まったスーパーバンド。なるほどドラムはSecret TempleのGxPxさんだった。Secret TempleはHYDROPHOBIAとの対バンで何度か見たことがあった。音が重厚で素晴らしい。

f:id:tak4ree:20240215083440j:image EVOLNATAS

 

15:05、時間通り。次はView from the Soyuzだったのだが、ステージに厳つい外国人が機材替えをしている。これってJUDICIARYじゃね?

サウンドチェックを先にやっているだけか?いや、そんなことはない。VFTSはキャンセル?VFTSとulawのステージも楽しみだったのだが。ここまでバッチリタイムテーブル通りに進んでいたから、この変更にはびっくり。困惑する会場をものともせず、JUDICIARYのライブパフォーマンスがスタートする。「FUKUOKA!」とJAKEが叫ぶ。「お前ら前に来い!」とばかりに手を振って煽るが、ここはハーコーピット、一旦は前に詰めるがモッシュがはじまるとまたラインは後ろに下がる。始まりはFLESH+BLOODから"FLESH"。そうだな、彼らとしてはこのアルバムのツアーだったのだ。

f:id:tak4ree:20240215083407j:image JUDICIARY 

 

「今日がJapan Tour 最終日なんだ!」とJAKEが話す。時間変更はフライトの都合なのか?それとも近隣から苦情が来たらしいから、中断を想定してゲストの時間を繰り上げたのか?ちょっと心中ざわざわしながらのライブだったが、彼らの素晴らしいパフォーマンスは充分素晴らしい。ハードコアな観客にヘイトブリードのカバー曲をプレゼントしたJUDICIARY。あっという間だったが楽しい時間だった。

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そしてView from the Soyuzが登場。先ずはキャンセルではなかったことに感謝。観客の盛り上がりがここからUNIVERSE LAST A WARDまで過激に上昇。VFTSのルーツがメタルなので凄く聴きやすい。反対にulawはハードコアなので掴みどころがないところがあるが、激情系の叫びとメロディはジャンルを超えて心に響く。なんだかんだ引っかかって、ずっと引きずられて今に至る。

九州ハードコア界隈には楽しいコミニティーがあって、その良さがこの高まりを生む。

「観客も混乱しているのかもだけど、演者側もかなりぐちゃぐちゃなんだぜ!」先ほどのタイテ変更の煽りを食らったのはVFTSだったのは間違いないが、結果的に観客の反応も格段に良くなって、ライブとしての一体感が増した。

「また福岡にくるから!」とヴォーカルmasaさんがそう言った。盛り上がり良かったし、充分手応えはあったと思う。

f:id:tak4ree:20240215082527j:image VFTS

 

ラストはulaw。演者と観客が混じり合って、境界が無くなっていた。Shuichiroさんは歌っていたけれど、観客がより大きな激情を込めて歌っていた。大きな笑いと愛で会場が包まれた福岡GRAVITY。この7時間に及ぶ会の締めくくりに演奏された"Farewell"。みんなこれを聴くためにここにいた。また次につながるように、今日も叫び続ける。

f:id:tak4ree:20240215082617j:image ulaw


「この場所でいろいろな制約がある中で、このイベントが何事もなく…できたこと、本当にすごいこと。この灯火を絶やすことなく、またやりましょう、みんなで。」主催が誰かで雰囲気がまるで違う。こんなにもアウトドアキャンプみたいなライブも珍しい。今日のイベントはまるっきりユニバースならではのイベントだった。感動と熱い想いに溢れて曲が終わる。最高だった。

 

f:id:tak4ree:20240215082723j:image タイムテーブル

 

 

ヒズミ談合ーミズニ ウキクサとノンフィクション

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2021年7月10日

小倉FUSE

 

1.OZさんとミニオフ会

7月10日はもともとBABYMETALの北九州メイト会でオンライン飲み会を行う予定だったが、諸事情で中止となりOZさんと2人で飯会となった。

小倉の紺屋町に新しくできたタイ飯屋が気になっていたので、そこでランチ。パカオライスが美味かったし、正式な形での久しぶりな昼呑みは良かった。そして二次会は超久しぶりの磯丸水産

 

TM「ところでOZさんって小倉FUSEは行ったことあったんだっけ?」

OZ「ないよ。」

TM「じゃあ行ってみる?」

OZ「いいよ、いつ?」

TM「今日。笑」

OZ「え?今日?何時?何みるの?」

TM「16:30、ミズニ ウキクサ。笑」

OZ「え?16:30ってもう直ぐじゃん。」


ということでBABYMETALを語り倒したながれでなぜかミズニウキクサのライブに強制連行となりました。笑


OZ「小倉FUSEの前は車で何度も通ったことがあったんだけれど、入ったことはないのよね。」

TM「ミズニ ウキクサは知ってるんだっけ。」

OZ「ラジオに出ていて最近聞いたな。」

TM「ああ、モーニングジャム※ね。」

OZ「平日もラジオはつけているから耳にはいってくるんだよ。」

TM「それは良かった。それじゃあ、中に入りましょうか。笑」

 

FM福岡(月)~(木) 7:30 - 12:30 / (金) 7:30 - 10:55 なかじーとこはまちゃんの地元福岡では超有名な看板番組。

 


中に入って、コロナ禍後のライブハウスを紹介した。床のソーシャルディスタンスグリッドやら取り払われた壁やら、そこかしこに工夫が仕込まれている。

 

TM「今日首振りDOLLSの凱旋ライブチケットを発売開始3時間後に買ったけれど48番だった。このグリッドを見ちゃうともうギリギリくらいだよね。」

OZ「確かに!」

 

そして、知り合いがいっぱい集まってきたので挨拶した。先日京都大作戦に参加してきたひらっちさん、アイドル側からミズニウキクサに足を踏み入れたマシュマロさん、そしてゆだのちゃん、つごもりちゃん夫妻、そしてオマイツなRYOーCHIN。楽しいメンツが勢揃いしていた。

 

ミズニ ウキクサは2番目の出演なので松本愛美ちゃんが物販をやってる。今日はバックステージパスのロゴ入りステッカーが発売になったので、早速ゲットした。


TM「これにサインを入れてもらえますか?」

松本愛美「はい、じゃあマジックを取ってきますね。」


ということで控え室に戻ったかと思うと、なんとミズニ ウキクサのメンバー全員が出てきて

バックステージパスにサインをしてくれた。ちょっと感激でした。この小さなパスに

全員の思いが詰まっている感じ。素晴らしい。日付入りだから毎回買って御朱印みたいに記念になるね。

 

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さてこのライブは小倉を代表するバンド「ノンフィクション」の新譜リリースライブです。


僕は2年前に小倉FUSEで行われた「ヒズミ ウキクサ」というイベントに参加していたので、

てっきりその続きとなるイベントかと思ったら違った。笑

 


ノンフィクションのイイジさん(Gt&Vo)「2013年に行われたノンフィクション、

ヌ・シャボンヌ(ミズニウキクサの前身)、SOUSEMOMENTのメンツそのままの対バン

として2021年7月10日に再招集をかけた。これまでもバンドは沢山いて見てきたけれど

、その中で残ったのはごく僅かだった。僕も8年の間に何度かやめてしまおうかということがあったし、ミズニウキクサの

愛美ちゃんもそうだろうし、岡田もそうだっただろう。でもこの三バンドはこうして残って今も音楽をやっている。続けようと思ったからこそ、こうして再会ができた。その続けようと思った理由はこの演奏だから見ていってください」

 

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「ヒズミ談合ーノンフィクション、ミズニウキクサ、岡田祐亮(SOUSEMOMENT)」という対バンライブである。


 まさにノンフィクション!そのものを見て、受け止めて楽しんで!と言うスタイルが進撃であり素晴らしい。良い仲間たちだ。笑

 

1番目は岡田祐亮さん、バンドというより一人だからソロライブなんだけれど、アコギ一本で図太い音を鳴らす。迫力の音だし、どことなくRADWIMPSっぽい曲で心地よかった。ノンフィクションへの愛を語るMCなどは胸熱で中々良かった。笑


そしてミズニウキクサの出番につなぐ。笑

 

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ウキクサの次がノンフィクションということだからか、珍しくドラムの位置を後ろとした、ウキクサとしては珍しい配置で、ドセンで見ていたから重なって若干たっくんが見え難かった。それでも存在感は十分なんで、問題はないんだけれどね。笑

その代わり、にちなちゃんとよねぴさんが愛美ちゃんと横並びで良く見えた。


一曲目は「バタフライリセクト」。サビからゆったりと歌が始まる。この歌い出しのアレンジは良い。曲がはじまるとスタートから猛烈ダッシュ、全力で力漲る演奏、歌だから

 

OZ「いきなり耳がやられたみたい。」

 

ベビーメタルライブ参戦30回以上のベテランだからなんも心配はしていないのだけれど。笑 

 

この曲はダブルボーカルが見せ場の曲だから、にちなちゃんと愛美ちゃんの横並び配置が効く。ミズニウキクサはリズム隊メインのバンドなので、ギターが

地味に見えがちだけれど、実はギターの音色に頼よる曲が多い、だからよねぴさんのギターが重要で、今日もキラキラしていてよかった。

そして勢いといえば「躍動!」パワフルな愛美ちゃんのヴォーカルの伸びやかなハイトーンが素晴らしい。

今最新のリリース二曲を冒頭で消費するとは、今日はどんなセトリ?ミズニウキクサの名刺がわりのこの2曲はサブスクも解禁されているので、是非聞いてもらえるといいな。


そしてベルベットブルー!たっくんの高速ドラミングの熱気で失神しそうなほどパワフルな味付けのベルベットブルー。


OZ「バンド名からは想像もつかないほどにヘヴィーな演奏。」


最大級の賛辞。正にそんな曲が続く。笑


そして恒例のたっくんのMC。もともとがイイジさんのMCを真似ているたっくんだから爆走するよね。なるほどネタの傾向も近いみたいね。笑

この姉弟丸出し(姉弟喧嘩)の掛け合いもすごく良い。笑 パワーをもらえるよね。

 

 


ここからヌ・シャボンヌの頃の曲「真夏のスーサイド」。ミズニ ウキクサになってからの「夏の終わり」

夏と言ってまとめられているけれど、まるで傾向に違う2曲。現体制になってヌ・シャボンヌ回帰傾向になって、アレンジでだいぶ近づいたね。特に「夏の終わり」の陰鬱さが夏の日差しに照らされて和らいだ感じでなじんできた。

 


そしてミズニウキクサのダーネスゾーン!

 

そんなのがあるのか?!笑笑

 

「深紅」の叙情的な憂い。正に愛美ちゃんの独壇場。この曲はミズニウキクサ」ならでは!この深い悲しみがウキクサの奥底に常に流れている原動力。それがここに噴出したかのような一曲。


そして「ノルン戯曲」、今年一番の驚きはなんといったってこの曲がセトリに入ったこと。

 

ヌ・シャボンヌの幻の名盤「短編集」に収まっている「ノルン戯曲」。しかしもう圧倒的に演奏が進化していて今が最高なんだな。

 

このツインギターの音圧が最高すぎる。一度聞いたら忘れることのない強烈なリフ。サイケデリックなリバーブ。どこまでも激しく、重くのしかかるディストーション。ギターをメロコアのように歪ませて

アーチエネミーのようなノイズの中に咲く花のようなメロをぶち込むアレンジも良さそうなんて夢想する。

 

激しい、一曲。個人的には一番の大好物です。笑


そして「エンドロール」「街」。最近廃盤となった「散らばる着地点」に収まっている名曲。これが

僕の中のミズニウキクサのスタートラインであり、ベースを形作っている曲でもある。世界に二つとない個性。ファーストインパクトは正にこの2曲だった。「街」の歌詞は本当に凄いので見てみて。

 


最後に新曲「クロノスタシスオーケストラ」。この噛みそうな曲名。笑 これが意外にも愛美ちゃんから出てきた「明るい曲」なのかな?

 

まだ一回しか聞いていないのでなんともいえないけれど、これから成長を遂げるのは間違いないから今後が楽しみ。


ノンフィクションはイイジタカヒロである。ソウイチロウさんのギターも素晴らしいのだけれど、やはりノンフィクションはイイジさんのイメージが強い。そしてこのミズニウキクサの対バンとしてはもっとも良いバンドじゃないかと思う。

愛美ちゃんもベースサポートとして時折参加するので、関係は深く、影響力は大きい。たっくんのMCなんかはその最たる極みかな?笑

勿論、演奏も素晴らしいけれど、やはり何よりもライブで話される全てのMCが秀逸。

話している内容が場当たり的ではなく終わりまで考えられたMCで聞くたびに驚かされる。

今回も途中で挟んだ感動的なMCもあったし、そこで述べられている3バンドの存在意義は今日また更新されたと思う。

 

次にまたネタにしようね!たっくん!笑


最近中々対バンに当たることが少ないので貴重な対バンライブだったと思う。

ちょっとした噛み合わせの違いで変化する世の中だから、ライブを頑張ってもらいたいなぁ。


素晴らしいライブをありがとうございました。

 


by TM

 

 

 

セットリスト


01。バタフライリセクト

02。躍動

03。ベルベットブルー

04。真夏のスーサイド

05。夏の終わり

06。深紅

07。ノルン戯曲

08。エンドロール

09。街

10。クロノスタシスオーケストラ(新曲)

 

雨のインストアイベント〜ひーちゃんとザ・ヒーナキャット〜

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福岡は雨。

 

雨の車窓を眺めながら、空港に着く。福岡は空港が近いから、非常に便がいい。博多から地下鉄で二駅。そのまま空港に接続しているから空港へはあっという間に着く。余韻はないが、そこがなんと言っても最大の魅力なんだよね。

 

検査場ではブーツや上着を全て脱がされるから、身包み剥がされる感じなのだが、そこを通過して仕舞えば、直ぐに搭乗口に着く。LCCでもターミナル接続だから、搭乗も出発の15分前。だから余裕がある。

 

だから搭乗口側の一蘭は大変危険なのだ。気を許すと朝からラーメンを啜することになる。やべー!美味えや。笑  

 

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そんな至福の障がいを乗り越えて、飛行機に搭乗する。

 

「全ての皆様を機内へご案内いたします。」

 

と搭乗を知らせるアナウンスと共に、いつもなら長蛇の列ができるのだが、今日はやけに少ない。機内に入って意外にも乗客が少ないことを実感する。

 

これがLCC?非常事態宣言が明けて一時が経つのだが、こんなもんかね〜?以前は満席が当たり前のLCCだったから、これはつらいね。


名古屋は先月22日ぶり。2週間ぶりか。あの時は新幹線で往復した。19日から三日間の滞在でell(エレクトリック・レディーランド)と栄の界隈を闊歩しただから割と土地勘が付いたんだなぁ。パルコもReNYもおかげ様で頭にバッチリ入った。


さて、向かうはタワーレコード名古屋パルコ店。ザ・ヒーナキャット、ひーちゃんのインストアイベントへの参加だ!間に合うのか?(⌒-⌒; )


豪雨の中飛びたった旅客機も雲の上に出たら快適だった。途中で戻るかもとか言われていたから、一安心した。ライブが観られるよ。あっと言う間に飛行機は名古屋に着きましたとさ。笑

 

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中部国際空港セントレア。飛行機を降りたのが11時15分。そこから競歩並みに飛ばして歩く。ターミナルから名鉄中部国際空港駅までは徒歩で15分くらいかかり、そこから特急で金山、乗り換えて地下鉄名城線矢場駅で降りる。約45分くらいだからトータルで約1時間くらいでPARCOに着いたことになる。PARCOが駅直結だったから、近くてありがたかったなぁ。

 

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タワレコにつくなり、即、ひーちゃんとザ・ヒーナキャットのCDを購入して、イベント参加券をゲットした。列のある階段に行くと、こかつちゃんが入場するにはコロナ禍対応のQRコードで登録が必要なことを教えてくれた。

 

「えっ、QRコード?ああ、CDのところにあったやつだな。」そこでまた店内に戻りウロウロする。

売り場を見つけてCDのとこのQRコードをスキャンする。しかしタワレコのHPにしか行かないのだ。「おいおい、頼むよ。コロナの登録ページがどこにあるんだよー。(汗)」

 

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この時は13:00スタートって思っていたので、かなり焦っていた。一重にQRコードって言っても、いろえる。見ていくといっぱいあるんだなぁ〜。さてどうしたものか。待ったなし。とにかく店員さんを捕まえてコロナ対策のQRコードの場所まで案内してもらう。何のことはない、さっきの階段の壁に貼ってあって、既にキャットクルーの面々が集ってスキャンしていた。苦笑


そこからメアド入れたり現場名を選んだりして登録をしてみるのらだが、一向に返信が届かない。業を煮やして別のアドレスで再度登録しなおしたら、返信メールが届いた。メールもプロバイダーの種類によって、届くもの、届かないものがあって、僕はサブ垢のGmailで何とか許可された。「確認ができた人には整理券を配布します。」メールが届かないわ、スタッフが何度も通り過ぎるわで、気が気じゃないし、汗かいたわ〜。入場が13:30だったのがせめてもの救いだった。この時代、インストアイベントに参加すると言うことは、とてつもなく大変なことなんだなぁ。いやーまじ参った。

 

チケット番号は33番。番が来るとスタッフが先導して会場に僕らを連れて行く。高い天井の上の方まで覆う謎のカーテンの中に入る。なんか繭の中に入るみたい。ちょっとしたライブハウスみたいだな。笑

 

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てっきりインストアだからオープンな会場と思っていたので、囲い付きには正直驚いた。コロナ禍で囲っちゃうんだ。他のお客さんが立ち見できる感じじゃ全くないのが少し残念。まあ音はモロ聴こえるから多少はアピールできるのかな?

 

ステージ付近ではミュージックファームのTシャツのスタッフが準備に奔走している。舞台袖ではひーちゃんがぴょこぴょこ顔を覗かせる。変顔したりして爆笑している。めっちゃ楽しそうで、元気なひーちゃんが見られたのは本当に良かった。

 

そして時折、客寄せにギターをジャーン♪と鳴らす。いやー、来たって感じだよな。目の前にはお馴染みのピーヴィー5150とマーシャルがデンと鎮座する。

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顔部分には横一文字に透明の膜が貼られている。舞台は意外にも高床で50〜60cmくらい上がっている。そこにエフェクターボードもアンプもあるので、なかなか狭い。非常に踊りにくそうだ。案の定、透明のシートにはギターやら、旗やらがぶつかっては揺れる。笑

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でもそんな障害なんてなんのその、どんな場所でも最高のライブをやってしまうのがひーちゃん。新譜「ザ・ヒーナキャットと申します」からは4曲を披露し、残りはオキニの二曲とお約束の二曲。最初はボリュームが小くて、遠慮ぎみだったのだが、だんだん音量は増していく。やっぱり生音は良い。そして、それよりも何よりも、ひーちゃんの声を聞くと元気がもらえる♪


ライブが終わりサイン会。そう言えば、CDにサインしてもらうのはヒーナでは初めてだったかな。運良く僕の時までチェキが残っていたし、ラッキー。

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次はひーちゃん。ほんのひと時の休憩を挟み、もう一度階段に戻り列を作る。今度の整理券は23番。前になったはずなのだが何故かさらに後ろ。笑

まっ、上手だから良いか。ひーちゃんに関しては上手から観るのが僕は好きだ。「ひーちゃんでインストアをやるのは最初で最後。」とか意味深なことを言っていたけれど、お唄3が発売された時はまたやってもらいたいと強く望む。

 

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新譜'「ひーちゃんのお唄2」からは5曲、そして「ひーちゃんのお唄1」から二曲が歌われた。全部ひーちゃん!これってめちゃ初めてなんじゃない?カバー曲も、ザ・ヒーナキャットの歌もない純正ひーちゃんのライブ。めっちゃ楽しい。


楽しい時はあっという間に過ぎる。

サイン会でひーちゃんに渡すはずのお土産をファームの人に渡すと言う失敗はしたが、笑ってもらえてことなきを得た。

 

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帰りに総勢18名でコメダ珈琲店に入り、シロノワールを食べた。格別。

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僕は帰りのフライトがあったから途中で出たけど、その後、ひーちゃんが来てプチひーねいしょんしたとか。羨ましい。

 

でも無事帰れたから良かった。

またライブ行きたい!

 

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天体3349 お久しぶりの小倉FUSEの巻

WINTER TOUR 2021

「旅のススメ、次へススメ」

エクリチュールハシグチカナデリヤ、魁、天体3349

2021.01.25

小倉FUSE

 

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前に観たのは令和元年12月14日、CANTOYとかとの対バンだったね。勿論小倉FUSEで!


地元なのに小倉FUSEには結局2月22日のD_Drive以来丸1年近くご無沙汰でした。

来てみるとその苦労の跡がいろいろ見受けられる。

 

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床のソーシャルディスタンスの位置どりから、壁ぶち抜きとか、扇風機設置など対策が取られてた。椅子も撤去されて、待合が投票所の様になってた。

そんな小倉FUSEで一年以上振りの再会となる天体3349。緊急事態宣言で20:00までの営業だからライブスタートが16:30ということで、とてもそこには間に合わなかったけれど、OAのエクリチュールの途中からはいることができました。

 


1。ハシグチカナデリヤ

みんながハッサンと親しげに呼ぶハッサンのソロが始まった。おお!ANLYやエド・シーランと同じく、ルーパー使いなんだと言うことに気づく。彼らほど複雑さは無く、ツールとして使っている感じ。根本的にラテンな明るさがあるのと、強弱を繊細に使い分ける細やかさが魅力。特に弱の声の使い方がすごく良かった。

佇まいはフォーク。曲中だろうがなんだろうがMCが入る。そして独特なマナー指導、初めて天体で聴いた時は引いたが、今回は自虐的な発言も挟み、一言多い点はよく分かっているみたいだった。笑

そこらへんの好き嫌いは置いといて、それも含めてハッサンの魅力であるわけで面白いのかな。個人的には曲は通して聴きたい派なのでMCはない方が好き。すごく繊細な歌を歌い上げるところが素晴らしいと思った。天体の新しい魅力を発見した。

 


2。魁ソロと半天体

えっ?これが、あの魁ちゃん?フォークギターを手にした姿は初めてだったし、エンジェルヴォイスが半端なく成長していてやばかったね。ここまでとは想像を遥かに超えた声が琴線に触れる。

天体では聴くことのない童謡チックな落ち着いた歌は良かった。1曲目、2曲目が特に沁みた。そして最後にアドリブで呼び出されたハッサンとのコラボ、半天体3349でドライバーが良かった。

 


3。天体3349

音圧が違う。メインアクトだから全てが違う!ここにいる魁ちゃんがぼくの知ってる魁ちゃんだったし、ムコウミズDIVEでぶち上げる!これを観るためにきた。本当に聴きたかったのはやっぱりこの体力おばけの魁ちゃんだったんだなぁ。おかえりなさい。待ってたよ!

このアクティブな魁ちゃんが本当に素敵。そしてはしゃぎまくる九州界隈!お痛がすぎて出来たサークルに濱田さんが愛情の制止をいれる。この全てに喜びと愛情が溢れている。勿論、それを温かく見つめて拍手と拳で応える面々も、この時短でもめげずに場所を提供したFUSEの面々も、早まるスケジュールに時間を調整してやってくる馬鹿者たち、そのすべてから、祝福と喜びの本当の熱さを感じた。きっと調整したけど、来ることが叶わなかったエッフーたちも含めて、その魂が此処全てにあった。

今日は新曲マシロナヒーローを披露した。女子プロの選手の入場テーマなんだそうな。とにかく、鍛え抜かれた魁ちゃんのファイティングポーズがカッケー!

僕は基本リズム隊を聴いてノリを掴む聞き手なんだけれど、難をいうと天体のリズム隊ではリズム迷子になることが多くて、特に新曲はノリを掴むのが難しかった。まあ、そこもうまく合わせていくオーディエンスがいるからよいのだけれど。

ムコウミズDIVE2で真顔の鬼軍曹魁ちゃんがスクワットをはじめる。観客の皆もスクワットをはじめる。演奏が終わるまでただひたすらグルーブにあわせて上下運動する。ひえー、岡山の石段に引き続いてのスクワットは効く。なんとかやり切ったが、ステージの魁ちゃんはそれからも暴れまくる。正に怪物!笑

終わりの方でしっとりと響く10%の空を聴けて良かった。全国を周る魁ちゃんならではの愛の詰まった曲。みんなのことを思って作ったよ!って、そりゃ、泣くわなぁ。

 

4。終演後の散歩〜エピローグ

終演が20時となる為、僕らは即、外に出される。

濱田さんが天体がはじまる前に「終わったらすぐに外に出て!小倉城に行く!」と言うのでみんなでゾロゾロと小倉城へ歩いていく。

 

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歩いている途中で、記憶お化けの魁ちゃんが声をかけてくれた。

「TMちゃん、久しぶりだね!よくきてくれたよね。」

大体みんなモンドラに行っているから、行っていない僕は本当にお久しぶりだった。

その間でこんなにパワーアップしていて、とにかく歌が上手くなってた。カナデリヤさんといい具合に切磋琢磨して音の強弱などを体得したからか、感情表現が驚くほど進化していた。そこら辺はピロさんが全部言っていたことで、本当にそうだなぁって思った。

「ツアー中、観光とかするの?」

と聞くと

「するよ!此処とかも懐かしい、走り回った。」

ってリバーウォークを指さす。絶叫時代一年のほとんどをツアーで全国を巡っていたので、何処もかしこもがお家、そんな感じかな。


僕ら以外人のいない小倉城でチェキ会をしてまたFUSEに戻って解散。お疲れ様でした。

 

そう言えば小倉城写らなかったね。

 

念で見る。笑

 

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by TM

 

BABYMETALの果敢なる行軍!

10 BABYMETAL BUDOKAN

2021.01.19

日本武道館

 


お久しぶりです。

まさかこんな事態になるなんて誰も想像していなかった。コロナ禍という前代未聞の疫病の蔓延を懸念して、来日アーティストの渡航中止、国内アーティストの県外活動中止等により、ほぼ全部のライブ開催が延期、中止となり、毎週の様に行っていたライブハウスのスケジュールが全て白紙となる。僕ら自身も制限を受けて不要不急の外出が禁止となり、自粛ムードの中、冬を迎え、再び緊急事態宣言が発令された。

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特に大手のマネージメントは早々に開催延期を発表する中で、アミューズはBABYMETALの武道館ツアーを決行した。今回の宣言は、ある一定の条件をクリアできれば、中止の必要まではないと考えたわけで、ようやく1年ぶりのライブが開催されることになった。ライブバンドとしては正に正念場。ここでやらなきゃ、今年も中止のオンパレード確定だったから、アミューズの出した最初の一歩は偉大なる一歩だと思うよ。

 


1。ライブ前!

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さて、ライブの当日を迎える、通常なら当然なされるであろう煽りを入れてくることも、今はできない。物販を現地で行うことすらできないのだから。ライブ会場やその周辺での楽しいオフ会や楽しげな交流も良くは思われない。極力接触しない様に僕らは努めなければならないからだ。

 

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ナイナイづくしの現地ライブ前の状況、ただでさえ顔と名前の一致しない知り合いメイトも、顔半分がマスクの下だから、判別不能。たとえ現地で会っても、厳しく取り締まる人もいる様なので、現地確認はサッとして、すぐ近くのレストランで待機することにした。

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待機しているレストランが福岡の店だからかなんなのか?九州人が集まる。笑

 

マスクをしても75cmの妄想トークは楽しい。

 

開場時間まで時間を潰して、待ち時間なく中に入る。先ずは電子チケットのチェックと検温。続いて

参加特典のフェイスカバーを装着する。ダブルで付けることで飛沫感染予防を徹底する。


通常のライブより検温、電子チケット、金属探知機、持ち物チェックと確認項目が増えているので、もっともたつくかと思ったが、意外にも入場はスムーズで、フラストレーションが溜まることもなく、会場に入ることができた。

 


緊急事態宣言下で、クロークも物販もなく、人数も少なかったから、それが功を奏したのかもね。ライブ前後の交流に楽しみの大部分のウェートを置いている自分にとっては、複雑な心境ではあったが、この点は大満足だ。


席に着いて辺りを見回すと、当初はもっと入っていないんじゃないかと思ったが席は一席置きにしっかり埋まっていて、南側中央は関係者、機材スペースになっているのを除き、埋まっていたのはよかった。さて、みんなが心待ちにしていたライブがはじまる。

 


2。ライブ!

 

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ステージはアイランド型のセンターステージで外周の一皮がラウンド型の花道。コアの円形ステージとの間にオーケストラピットが取られ、花道との接続ブリッジが東西南北の4箇所設けられているので、オーケストラビットも四分割されている。北東:ドラムの神(青山神)、南東:ギターの神(大神様)、南西:ギターの神(ISAO神)、北西:ベースの神(BOH神)となる。ステージは上部に迫り出すステージで、セリの側面、床面に映像が映写されている。山の様に迫り出すステージはディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで行われるファンタズミック!を彷彿させる。

ベビメタもいよいよファンタジーショーの仲間入りか!武道館でロングランのミュージカル公演をスタートさせる。正にベビーメタル式ミュージカルの幕開けだ。

 


3。IN THE NAME OF

 

LEGEND-Sが再びみたいな狐太鼓部隊が花道に立ち、その横で太鼓のリズムに合わせて炎が天に昇る。そしてBABYMETALのSU-METALは東側花道上に浮かぶステージに立ち、MOAMETALは反対側の西側花道上の可動ステージにシンメトリーに立ち、例の杖で地を突く。あたかも炎とレーザーと太鼓と四神で構成された炎の魔法陣で10周年の初日が幕を開けた。今日のBABYMETALはまた一段上を行く予感が感じられた。

 


4。Distortion


南を向いてDistortionがはじまる。MOMOKOMETALが入り、三位一体の逆三角形が真っ白のステージに登場。暗転からの登場が驚くべき速さで繰り返される。2階席4列目で何もかもが見える場所なのに、あまりにも巧みに隠されていて、何がどうなっているのかが全くわからなかった。そしてそのダンスの素晴らしさよ。最初こそ火炎の演出はあったものの、そんなギミックがなくても三人のダンスと歌で十分迫力が創り出せる。ステージには薄っすらDistortionのPVが映されるが、その三人のダンスに目を奪われていたから無くても良かったよね。僕らの視線は揺るぐことなく三人を捕捉する。そして曲の途中から北側にフォーメーションの向きを変えて、踊り始める。真正面にMOMOKOMETALがいる。三人とも表情は真剣そのもの。この歓声のあげられないライブ。拍手はできるが、合いの手が入れられない。曲的に拍手ができないものもあるから、観客の反応がすごくわかりにくいんじゃないかな。全身全霊を込めて踊るDistortion。聴き慣れた音楽なのに感激する。最高のパフォーマンスを目の前にすると自然と体が反応する。目から汗が噴き出る。

 


5。PAPAYA


そして聴き慣れたF.HEROの声と共にPAPAYAがはじまる。オーディエンスは声こそ出さないが、タオルは回す。演者側から見たら有観客で無音は辛いから、タオルが回るのを見れたのは良かったのかもね。やはりこのPAPAYAで個人的に1番の見どころと思っているのが、間奏で踊る三人のケルティックダンス。可愛い。SU-METALの歌はもちろん素晴らしいのだけれど、F.HEROがいることでヴォーカルから開放されたSU-METALの集中できるダンスが、本当に好き。これだけ楽しくなるダンスを踊れるのはSU-METALだけだから。魅力が輝く瞬間。ダンススキルはめちゃくちゃ高いし、ヴォーカルで歌いながらも、実はありえないレベルで踊っている。だからもう、すごくて、釘付けとなる。北側に向いて踊るPAPAYAがもっとも至福だったかもしれない。笑

 


6。ドキドキ!注意報!


続けて西にフォーメーションを変えてのギミチョコ。そして南に戻ってのドキモニが歌われる。

このドキモニ、途中ステージに倒れる部分があるけれどちょっとどころじゃないドキドキがあった。


KARATEもステージで倒れるけれど、暗転したステージ上で倒れるから問題はないのだが、ドキモニは照明が白色の光ですべてを白日の元にするからちょっと汗かいた。僕は北から見ていたので逆三角形のフォーメーションを後ろから見る。だから後ろ姿のSU-METALがよく見える。倒れる時に元気良くジャンプしてから倒れるからスカートがかなり捲れて着地。どんな形であれプロとして動かないから、まあ、問題はないギリギリのレベルではあるけれど、やっぱりあれはめちゃめちゃドキドキした瞬間だった。

後からなんてこんな機会でもなければ見ないし、DVDでも映ることなんてない、最初で最後のドキドキ。SU-METALも大人になったんだなぁってつくづく感じる瞬間だった。笑

 


7。Oh MAJINAI〜 STARLIGHT!藤岡さん!


Oh MAJINAIがスタートする。北側を見てのパフォーマンス!ヨキアムが映るステージがど迫力で良かった。そして東側に向きを変えて、メギツネ、KARATEとなり、STARLIGHTにつながる。今日は小神様の生誕の日。大神様を見ると藤岡さんのギターをのけぞって弾いている。泣くよな〜泣く。藤岡さんが亡くなって早3年になる。今年初めてのベビーメタルライブ初日が藤岡さんの誕生日で、藤岡さんを題材としたSTARLIGHTが演奏される。感無量だ。確かにあの瞬間に武道館に藤岡さんが宿っていたよね。

 


8。アンコール?


ヘドバンギャー!!をやってからRORになる。

こんな中でもWODである。笑

ここでのハイライトはSU-METALが北側の花道に来て、僕らオーディエンスに向かって感謝の言葉を述べる。この時は客電も全てついた中で、生のSU-METALが僕らに話しかけた。ちょっと不思議な感覚だった。

 

いやー、完璧に終わったと思うも、アナウンスがおかしい。「BABYMETAL! BABYMETAL!」と流れるから僕らは「バンバンバンバン」と手を叩く。

アンコール…?

 

すると前奏が始まる。

 

「THE ONE」だ!やはりシンガロングはTHE ONEが良い。再びフィナーレが始まる。会場にマイクを向けるSU-METAL、耳に手を当てるMOAMETAL、大興奮でギターから手を離しまくりの大村さん、藤岡さん的な変態さで弾きまくるISAOさん、ぐるぐる回るステージで大変そうな青山さん。みんな良かった!

 

終わったか?


ぎょぎょぎょ?まだ続く!

 


IDZ!

 


正に3度目のフィナーレ!

 


外縁の花道をはしるMOMOKOMETAL、MOAMETAL。走って段上のステージに飛び上がる。IDZとしてはやりにくいステージだけれど、超人的な運動神経でものともせず形にする。

そして互いの親指を集めて「イジメ ダメ ゼッタイ」と言うシーンはグッとくる。三人のベビーメタル!やっぱり三人がよい。MOMOKOMETALが最後残り、ベテランの二人に食らいつく姿は美しい。

そして満を辞して登場するドラ。

最後の爆発と共に消えるベビーメタル!

かっこよかった。

 


やっぱりライブはいいなぁって感じた。

最高でした。

 


2月はどんなセトリになるのかな?

楽しみです。

 


そして、ありがとう!BABYMETAL!

またくるよ。

 

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by TM

 

新しい明日に向かって!ーザ・ヒーナキャットは続くよどこまでも…ツアーファイナル 浅草公演

浅草花劇場

2020年8月23日

 

2020年前半がここで一段落ついた。ツアーがほとんど中止となる中、迎えたツアーファイナル。想定外に厳しかった環境の中、この幻となりかけた公演が日の目を見たのは、一重にザ・ヒーナキャットの努力と勇気の賜物。

コロナ禍の影響下で激動の時を迎えたザ・ヒーナキャット。古巣からの独立を経て、ここ浅草でメンバーの卒業を迎える。ザ・ヒーナキャットはひーちゃん1人になるけれども、ツアータイトルの様に、ザ・ヒーナキャットは続くよどこまでも!なのだ。

此処が分岐点となる重要なツアーファイナル!

とは言え、いつもとかわらない、素晴らしいライブでした。その浅草の一日を下に記す。

 

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1.雨女の涙

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朝、でっぱつのマックを早々に飛び出したのはひーちゃんが花劇場一番乗りのツイートをしたから。朝は曇だった空模様も、浅草寺(せんそうじ)の仲見世(なかみせ)を歩いているうちに雨降りとなる。

 


おや?雨?ザ・ヒーナキャットのライブなのに珍しいじゃん!

その雨は、本堂前の宝蔵門(ほうぞうもん)に着いたとたんにバケツをひっくり返したかのような土砂降りとなる。

あの屋根の下に入ったタイミングは絶妙だったなぁ。

少しおくれたらずぶ濡れだった。

本当にびっくりした。

おかげで変なところで足止めとなる。

宝蔵門は仁王様が番をするので仁王門とも言う。

本堂の屋根を流れる雨が激し過ぎて笑ってしまった。

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これって雨女のちのちゃんの涙かな?

今日ばかりは晴れ女のひーちゃんは引き気味だし、その隙を突いてこんなことに・・やれやれ。

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そんな時、タイムライン上に、「近くにいるね!」と書き込むのは白髪マンさん。ツイートの内容から本堂付近にいるらしい。何とか店の屋根伝いで本堂までたどり着き、白髪マンさんと合流できた。すると、いさっちさん、まーやんさんもやってくる。流石、何処からみても白髪マンさんだけはわかるから、みんなどこからともなく集まってくる。雨が小降りになってから、僕らは花劇場近くのカフェに移動して、店の中でエスプレッソを味わいながら、雨宿りしていると、店の中に突如として、うめたろうさんが挨拶に入ってくる。店の中にいても目立つ白髪マンさんに僕らは脱帽で、キャッキャ盛り上がる。どんだけー目立つんだろう!笑 歩く広告塔白髪マンさんの本領(ほんりょう)を見た気がした。

 


白髪マンさんが、栃木住みのいさっちさんを見て、「ちのちゃんの一番初めは栃木の佐野だったよな。2016年10月、約4年間だね!」古参の人達の話は聞いていて面白い。やはりその時をリアルに体験しているから生々しい。

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雨も止み、雨宿りは完了!花劇場へ行く。着くとみんなが入口の向かいの庇の下にいる。めんべいを持つなかSYさん、サッポロビールを配るDaisukeさん。みんな入場を待つ。

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2.物販と入場列

とっても久しぶりなあいちゃん。お初だったみゆきさん。ピック入れやらチェキやら缶バッジやらを押売られ!これぞザ・ヒーナキャットのライブやーん!って思った。

 

そうそう、前日に仕入れたヒーナマーチンをみんなで撮った!いろんなマーチンがいるね。紫色のアゲハが美しい!今後のザ・ヒーナキャットのライブではたくさんお世話になりそうだ。

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入場列に並んでいる時、僕の前はルカ姉さんだった。今日は一段とセクシーなお胸で、ヒーナライブの風物詩とは言えめっちゃウケ!

白髪マンさんが「やばいやつが並んでいる!」との告げ口に、どれどれとやってくるあいちゃん!

「うわー、やばいモノ見ちゃった❣️」

としっかりお胸揉み揉みと下着までチェックしていた。さすがあいちゃん!期待通りの行動にみんなニコニコ。入場前からとても楽しいザ・ヒーナキャットのライブだった。

 

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3.開演、怪演、快演

 

入場は15分押しで、開演は13:00丁度だった。

 

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「一曲目はなんだろう?ワクワクするね!」

 

そんな会話が周りでなされていた。

 

そうだなぁ、「雨女」スタートかなって思っていたら、マジで1曲目が「雨女」なんでびっくりした。

 

朝、雨が降ったし、

 

ちのちゃんが卒業だし、

 

ちのちゃんが作詞した「雨女」スタートは

ありだけど、   

 

セトリ、直前で変えたんやろか?

 

般若(はんにゃ)の面スタートはかっこよかったけれど、ヴォーカル、歌いにくそう。

 

案の定、ひーちゃん投げ捨てた。笑

 

めっちゃカッコ良かったんだもん。

 

 

 

 


4.ひーちゃん全壊!ちのちゃんけっぱる

 


浅草のセトリは

 

ちのちゃん作詞曲は10曲。

 

ひーちゃん14曲。

 

「猫狂」と「バニラ」は全部やって、

 

モノクロからはなんと8曲。

 

ちのちゃんが自信を持って演奏をしていたモノクロ以降の曲が中心に構成されたセトリだった。

 

思い出いっぱいの25曲、素晴らしいかった。

 

特に僕は「路地裏」。小倉ワンマンで初めて聴いたこの曲がまた目の前で聴けたのは良かったし、  

 

感極まって(かんきわまって)声が出なくて嗚咽(おえつ)するひーちゃんがとても印象的だった。

 

ザ・ヒーナキャットへの想い!誰よりも強いひーちゃんだから、そうならない方がおかしい!

 

でも声は出ないものの、演奏は止まらない。

 

ひーちゃんが下がってからのベースソロ。

 

とってもJAZZなベースソロ。

 

プロベーシストとして活動領域の中にJAZZもあるのかな?なんて思わせる、大人な趣きのある演奏が頼もしかった。

 

JAZZ。林檎ちゃんもスカパラと、そんな曲を作っていたし

 

ジャズ喫茶に出入りしていた懐かしい古き良き日々のことを思い出す。

 

そんなちのちゃんの演奏にいのちんのドラムがからむと

 

めっちゃJAZZな演奏になったが、 

 

でも、ひーちゃんのギターや声は絶対的なロック!ひーちゃんが絡めば問答無用のロック!になるので「はね」本来のアレンジにちかづく。全ての音がひーちゃんの声に吸い込まれていく。

 

ひーちゃんも泣いたし、ちのちゃんも泣いてた。

 

百太郎さん、マッキーさんから貰ったグリーンのサイリウム。最後の曲で使う。

 

あげはの前奏と共に会場が緑色に変わる。

 

ステージからはどんな風に見えたのだろうか?

 

ほんの短い、一瞬だったけれど、ちのちゃん卒業がひっそりと盛り上がり、終わる。

 

終わって、客電が付いたけれど、誰も動かない、動けない。

 

ひーちゃん、ちのちゃんがお見送りの準備をしているし、

 

皆んなそれを横目に今日のショーを反芻(はんすう)する。

 

ケジメの浅草、無事終演!


2020年と言う、生きにくい時に、これを成し遂げたこと。

 

偉業だと思う。

 

誰もがライブを行えない中、ザ・ヒーナキャットは7月から活動を再開!この日を迎えるために!全てを調整してきた!

 

でも、これすらもザ・ヒーナキャットにとっては通過点、止まっているわけにはいかない。

 

第二期ヒーナキャットが終わり、ひーちゃん、ちのちゃんはそれぞれの道をすすむ。

 

それぞれのスタートラインに立ち、ひーちゃんは9月1日から第三期ヒーナキャットを始めた。ちのちゃんは10月に代官山でライブを行う。温かい歌がいよいよ披露される。

 

浅草に来れたこと!この歴史の1ページに参加できたことは誇らしい。みんなとライブ後の余韻に浸る。

 

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5.おわりに

 

ちのちゃん、約4年間のザ・ヒーナキャットとしての活動をお疲れ様でした。卒業おめでとう!またこれからの活動も頑張ってください。

 

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セットリスト

 

1.雨女  (猫狂) ち

2.無邪気だった (虹の裏側)ひ

3.飾りキラリ恋模様   (ザ・ヒーナキャットの入門編、ふたり物語)な

 


4.かぼちゃ  (ロックはバニラ味)ち

5.ふたりぼっち  (水色の涙)ち

6.ロックはバニラ味      (ロックはバニラ味、モノクロの虹)ひ

 


7.るるる        (モノクロの虹、虹の裏側)ち

8.夢のかけら  (ロックはバニラ味)ひ

9.上様         (アドレナリン全壊)ち

10.ばらーど       (モノクロの虹)ひ

11.一言言わせて好きですと (モノクロの虹)ひ

12.恋の病        (ザ・ヒーナキャットの入門編)ひ

 


13.パズル          (モノクロの虹)ひ

14.マスカットん   (猫狂)ち

 


15.路地裏  (ザ・ヒーナキャットのれきし)ひ

ベースソロ        

16.はね                (水色の涙)ひ

ギターソロ         

17.アソビタイ     (モノクロの虹)ひ

18.アドレナリン   (アドレナリン全壊)ひ

 


19.ラリルレロ      (水色の涙)ひ

20.さようなら      (虹の裏側)ち

21.芝居歌               (猫狂)ち

22.負けずぎらい   (モノクロの虹)ち

23.ヒーナキャット  (モノクロの虹、ザ・ヒーナキャットの入門編)ち

24.恋がしたい         (恋がしたい)ひ

25.あげは                (ザ・ヒーナキャットのれきし)ひ