絶叫する60度 、Su凸ko D凹koi 2 マンでマンダラケったらマンダラケ

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絶叫する60度

Su凸ko D凹koiリリースツアーライブレポート

福岡Queblick

2019.04.04


1.絶プライド!

3月の年度末騒動が沈静化し、新年度を迎え、新しき元号なんかも決まり、心あらたかな気分に包まれる日本!そんな今日、絶叫する60度のライブがある・・「ぷっ、カタ!(爆)」能書きなど「絶叫する60度」にはいらない。「九州又来たぞ!ぶち上げようぜ!」絶叫ならきっとそう言うだろうな〜って思いながらここ数日を過ごしていた。自分らのペースを乱すとそれだけでぶっ壊れてしまう、そんな脆さを自ら壊れて学ぶ。そんな余りにも不器用で、融通の利かない絶叫スタンダードも、自分たちを対象化した時には何者にも勝る強烈なパワーが炸裂する。そんな彼らを僕らは見たいからライブに来る。世間様がどうだろうがなんて御構い無しだ!絶叫は絶叫で独自の時間軸を直走れば良い!

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絶叫は先月13日に記念すべきファーストフルアルバム「絶」をリリースして、目下ツアー中だが、なんと幸せなことにその始まりは九州からだった!発売2日後には福岡INDOでリリイベ、今の絶叫を聴く。もうただただ感謝しかない。言葉を尽くして九州を褒めるものは多い。しかし絶叫の様に本当に九州に足繁く通ってくれるバンドなんて無い。聞いたことも見たこともない。そんなとこ見せられたらもう付いていくしかない!理屈じゃない。

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17日の佐賀RAG-Gは象徴的だった。いたはずのハッピージャック、でも心は佐賀へ馳せた。そんなどうしょうもない絶叫愛が僕の中で溢れ出していつのまにか体も其処に馳せたと言う奇跡。そしてそこで初めて絶TEEを手にした。2019年の今はじまったばかりの絶TEEを門外漢の僕が手に取る。それを着ると言うことがどれほどのことなのかなんて知らない。でもただただ嬉しくて嬉しくて堪らない。何度見ても頰がほころぶ。そんな子供じみた感覚が蘇ってくる。絶叫する60度があったから、極悪非道な辛い年度末の荒波を乗り越えられた。絶に揺られ、この絶TEEにスピリッツを感じ、そしてこの4月4日のライブに来るという目標があったからこそ挫けずにいられた。全ては絶叫に翻弄されてしまっているんじゃね!翻弄上等!それがそれで楽しいのならばそれで良いんじゃね!楽しいぞ!九州界隈!最高だろう!絶叫する60度!

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本当に九州と言う辺境の地はなかなかここ数年辛く厳しいものだった。最近じゃあ、多くのバンドに敬遠されがちだし、それを感じる度に悲哀を感じたヘヴィーメタル界隈。ズタズタになった九州プライドがなんと「絶叫する60度」のおかげで頭を擡げる。「そのままの僕らでいいんだよ!そんな僕らだからこそ会いに来たんだよ!」どうだ!どうだ!この愛!脳内活性化するもんだろう。これほどまでにぶち上がることなんてなかった。皆んなに混ざってライブに参加できる喜び、まさかこんなにも早く着ることができるとは思っていなかった絶TEE。もうただこれを着て飛び跳ねたいだけ、その為ならこの濁流にだって飛び込もうぞ!。もうただただそれだけを望む。だって仕方ないよね、こんな凄い音魂聴かされたら誰だってそうなるよ。絶プライド!あの凄いCDとこのTEEとライブと言う三つ巴のスピリッツ。さあ、絶叫のライブだ!


2.絶叫!ライブ!

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4月4日、快晴。お馴染みの住吉神社を皮切りに、その横の楽水園で道草を食った。天神入りする前に博多の魅力をタイムラインに流してみようかなって意図で寄ってみた。さくら咲く季節が手伝って其処彼処が淡い桜色に染まっていて華やかだ。ライブ活動で全国行脚する魁、もんてろたちにも是非見せたいなと言うためだけにこんな場所にいる。ホッコリする午後の昼下がりはなかなか気持ちが良かった。そんな中、タイムラインでは「前飲みやってんぞ!」ってこばさんたちが天神中央公園での写真をツイートしている。やっばそっちだよなぁ〜!。(笑)この後、魁たちも行ったとか!羨ましすぎるぞ!。凄いや!九州界隈!(笑)

 

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キューブリックの向かいにある飲み屋でそんなえっふー達と合流する。楽しい面々に会って乾杯!また誰か来て乾杯!。ただそれだけのことで楽しさが倍にも膨らむ。開演まで何度となく繰り返される乾杯!おかげでライブが始まる頃には完全に出来上がっていた。ヤバイ!(笑)

開場時間を回って、皆あたふたと店を出る。キューブリック前で平日の会社帰りの人たちに混じる。赤ら顔に誇らしい絶TEEを着て、今日、ワンマンだっけっ?てくらいの絶TEEだらけで頰が緩む。キューブリック前は歩道も狭く滞留する場所もないから即下に降りたけれど、街に溢れる絶TEEをもっと見ていたかったなぁ。

 

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暗い箱の中では黒TEE達が蠢く。ステージは明るくなりバンドの面々が持ち場に着く。開演時間いっぱいの19:00「おはようございます。」「絶叫する60度です。」といつものように魁ともんてろが登場する。そして桜の季節に相応しい「桜は二度散る、二度咲く」がスタートする。桜が舞い散る中、続く桜は「空蝉の歌」。「Dead Alone!」カッコいい!「インディペンデンス・デイ」と来てここでもんてろから悶絶の一言が飛び出す。

「平成最後とか、令和とか言うけど、でもそんなことどうでも良くて、今日は今日しかない、今日はいつだってはじまりの日なのね!だから・・(お前ら!)やるしかないだろう!(叫)」

もうこのMCで一気に記憶が飛んだ。どんだけ拳を突き上げたか、飛び跳ねたか、サークルで回ったかなんて正直覚えていない。もうあの一言が聞けただけで、もうそれだけでいい!それ以外にもSu凸koちゃんを語るときの魁の幸せそうな笑顔とか、生かしたメンバー紹介とか、そして相変わらず魁の長尺のMC、幼馴染から友達、絆へと繋げる名MCもあったけれど、今日はあのもんてろの一言が全てだった!「今日はいつだってはじまりなんだ!だったらやるしかないだろう!」もう大好き!

 

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3.Su凸ko!ライブ!

前知識なし、どこのものとも知らないそんなまっさらな状態で土井ちゃんの前に放り出された。なんかわからないが「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリフが鳴ったきがした。頭を降り始めたら普通の歌になった。「アナーキー・イン・ザ・UK」が始まった!飛び跳ねたらいきなり普通の歌になった。なんなんだ?この肩透かし感は?。頭の中に溢れまくる開けっぴろげな女子トークが咲き乱れている。エロ?エロなのか?なんなのかわからないけれど、「頑張れ童貞!頑張れ童貞!」叫んだり「ブス、ブス」言っている。ある意味等身大の女子たちの偽りのない今が其処にあるのかな。ほっこりしてて、それはそれで良かったけれど、本質は其処じゃない!

「何年か前に本当に歌が嫌いになってやめたいと思ったことがありました。私も大体嘘しか付いていなくて、90%は嘘なんだけれど。(この話は嘘じゃないんだけれどね。(爆))だから大体嘘か嘘じゃないかはわかる。周りのバンドがステージで嘘の綺麗事ばかり並べ立てているのがわかって、嫌になって歌が嫌いになりかけた。そんな時に「絶叫する60度」と知り合いになった。絶叫はこんなにライブをやっているのに、プライベートの時間は貴重なはずなのに、私たちと一緒に遊んでくれる。絶叫の歌って1mmも嘘がない。そこから物凄いパワーを貰って、私たちも今もこうして頑張れている。ありがとう!絶叫する60度!」

 

突然の熱い熱いMCに皆んな打たれた!泣けた!素晴らしいバンドには素晴らしいバンドが集まるもんだ。Su凸koちゃん、最高だった。最後に歌った「ゆうと」には胸キュンでした。いいバンドだ!

 

この友情、永遠にあれ!

 

 

絶叫する60度セットリスト(ちゃーはんさんのブログから)

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チェキ、ランチェキも混ぜたらこんなことに!

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壁がなかったから柵ドン!

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それではまた!