ベビーメタル 五大キツネ祭、灼熱の大阪銀キツネ! Babymetal Five Fox Festival 29 AUG 2017 LIVE AT ZEPP OSAKA BAYSIDE

1

f:id:tak4ree:20171014050019j:imagef:id:tak4ree:20171014050433j:imagef:id:tak4ree:20171014050516p:image

ガンズの日本公演初日だった京セラドームから早くも7ヶ月が経った8月29日。今年のベビーメタルの活動は新しくサポートアクトとしての活動が加わり例年にない露出を繰り広げ続けているが、単独公演としては実に東京ドーム以来となる1年ぶり。待望の小箱ZEPP公演、五大キツネ祭を今夏開催している。

僕は朝、みどりの窓口に飛び込んで新大阪行きの新幹線二枚きっぷを買って、のぞみに乗り込む。新幹線は16両編成の16両目、上りだから先頭車両だ。真っ青に晴れ渡った空に吸い込まれるかのように白狐ののぞみは九州を離れ、新大阪めがけてカッ飛ばす。

高々2時間半の旅程はあっけなくすぎ、新大阪に到着する。在来線に乗り換えるとプラットフォームでは電車を待つビジネスマンに囲まれる。それもそのはず今日は火曜日、休みとは無縁の平日だからだ。普通なら僕も働いている平日だけれど今日は特別に休みを取って此処、大阪の地に立つ。黒TEEに半ズボンと言う出で立ちが妙に浮く。他にメイトはいないのだろうか?見渡すもそれらしき人はいない。小箱だからだろうか?まるで誰もそんなものは知らないと言ったような顔つきで各々の目的地へと下りていく。ほぼ満員となった車内もUSJのある駅でほとんどの者が下りる。車内にはただ1人僕が黒TEEを着た乗客だった。そんな寂しい状況の中、終着駅桜島に到着する。本当にメイトはいるんだろうか?誰もいないんじゃね?
そんな疑念は改札を出ると一気に晴れる。其処にはまばらだが黒TEEがいる。着いた!ZEPP OSAKA BAYSIDEのある桜島駅に着いたのだ。

五大キツネ祭、灼熱の大阪銀!

 

2

 f:id:tak4ree:20171014050226j:imagef:id:tak4ree:20171014051223j:imagef:id:tak4ree:20171014052717j:image

駅を出た所に備え付けられていた自販機でペットボトルを3本購入する。当面の水分補給はこれで良いだろう。駅前の横断歩道を渡って左にまっすぐに歩く。暫くして出現する瀟洒なホテルのあたりからメイトが其処彼処に溢れはじめる。駐車場に出て開けた交差点を右に曲がったZEPPへ続く歩道上には物販を待つメイトらが群れをなして並んでいた。夏の厳しい日差しを避けるかように顔を路面に伏して座っている者や、傘を日除けに使っている者などが多いため、容易には顔を伺い知ることは出来ないが、そんな中でも知った顔もチラホラ行き交う。素晴らしい、北九州や福岡の同胞から北海道のツイッターフォロワーまでがベビーメタルを観るために此処、大阪銀ギツネ祭に集まっている。この日のために立ち上げたツイッターのGDMで知り合った仲間、其処で初めて会う仲間、何度か会って既知の仲間も入り乱れている。名前を知る者、知らない者、もはやそんな些細なことは全く関係なく狂乱の宴に皆飛び入り参加する。興奮して、満面の笑みでお互いのベビーメタルを語り合う、こんな場所他にない、最高だろう。そんな状況故に4時間半と言う物販列もあっと言う間に過ぎて行った。それにしてもこの日は快晴で太陽が暑かった。35度?直射日光が顔、首、腕を容赦無く焼く。日焼け止めを全く塗っていなかったから見る見るうちに真っ赤になり、まるで火傷でも負ったかのような痛みが全身を包み込む。サマソニ参加者から、「おい、サマソニよりキツくないか?」そんな灼熱の太陽が踊り狂う大阪銀!物販待機列で待つ僕らは満面の笑みで素晴らしい時間を過ごす。同じ志の僕らメイトが集まれば其処がどんな場所であれパラダイスなのだ。

 

3

f:id:tak4ree:20171014050656j:image

物販が終わり17:30の開場まで時間があったので多くの仲間はUSJのモールに向かう。そのモールは歩いて5分程度の場所にあり、中でもハードロックカフェは店を挙げてのベビーメタル祭だったようで多くのメイト達が来店したとか。BGMもBABYMETAL、ライブ映像もBABYMETALと店内はBABYMETAL一色の様相だったのでTLはおかげでかなり盛り上がっていたようだ。
その状況は横目に、僕らは数人のメイトさんと一緒にサイゼリヤで酒盛り、遅めのランチを楽しんだ。過酷な物販後の細やかな休憩時間をクーラーの効いた場所でクイっと飲むビールは格別だった。
僕らの入場は2000番付近のため、少し長めに休んでまた現地で並んだ。開場時間になる頃の、 延々と伸びた入場者列は凄まじい。やはり2,800人もの小箱だから前代未聞だ。もの凄いものだ。通過する一般の人達が「一体何ごと?」と言って通り過ぎるのが笑えた。

薄暗くなって来たところで入場列が進みはじめる。ZEPPの入口前では貴重品等貴金属まとめ用のビニール袋の配布、チケット検査&確認印捺印、金属探知機検査、本人認証検査をくぐり抜けて、ドリンク代500円をコインに変えて入場となる。たかがライブを観るだけに大変なプロセスを経る。こうする事で多少は転売抑止力が働くのなら僕らメイトは続けるしかない。

 

4

 f:id:tak4ree:20171014050903j:image

入場して早速、コインをソフトドリンクに変える。おなじみのZEPPのボトルホルダーも貰ったのでベルトに装着して箱の中に潜り込む。なんせ遅い入場だったから、会場はパンパンだった。前列のドアが入り切らず溢れていたので真ん中から上手に入る。メガデスを見た位置と同じような位置取りだった。ただ入場者の密度は違った。やはり、ベビーメタルだけのことはあった。今回は、セトリが分かっている分、気持ち的にはさほどドキドキ感はない。東京銀でやったセトリが名古屋銀でも同じだったわけで大阪銀も同じだろう。セトリは10曲、The Oneで締めるからシーユーは無いと言う部分はしっかり予習ができての参戦だった。入場は3,000人近い人数だった割にスムーズにいったようでほぼ予定通りにショーがスタートする。今までに無いような女性ボーカルのメタルコア系のBGMが流れていたが、客電が落ちると共に音も消える。禁止事項のアナウンスがはじまる。紙芝居が始まり、それが終わると、画面がバックライトで真っ白になり、ベビーメタルの三人の影が幕に大写しになる。それに反応した僕らは物凄い歓声と共にベビーメタルを迎える。想定通りBABYMETAL DEATHではじまった。ショーがスタートすると会場はうねり、開始前は余裕で見えたステージも、一気に視界から消える。三姫はお立ち台に乗らなければほとんど見えない。一度お立ち台に立つとその近さに感嘆する!「やはり近い!近いよ!」この距離感は小箱ならではだ。ここからとにかく、流れに任せながら、ターゲット捕掴に励む時間がスタートする。このキツネ祭りは一曲終わる毎に照明が落ちる。続いてメギツネが始まる。怒涛のファーストの曲がつづき、興奮がさらに高まる。

 

5

 f:id:tak4ree:20171014051556j:image

一瞬の暗転から現れたのは神バンド。目の前にはBOH神。神ソロがのスタートだ。小神様、大神様と演奏のバトンが繋がる。そしてBOH神のエキゾチックな超絶プレイが目の前で展開し、青山神が神ソロを締めくくる。
そして三姫が登場し、CMIYCではなく、あわだまフィーバーがつづく。セカンドでは割と早く発表されたあわだまとヤバッ!が続く。
今回、上手にいたけれどMOA-METALを観る機会が少なかった。その代わりにYUI-METALが良く見える。以前は痩せてどうなるか心配されたYUI-METALだったが、本来の膨よかさが戻った。相変わらずキレの良いダンスを踊る。再び暗転して、耳なじみの良い前奏が流れる。ド・キ・ド・キ☆モーニングがスタートだ。明らかにここからカオスに突入する。ベビーメタルなベビーメタルたる所以は個人的にはこの曲に詰まっていると思っている。この曲に詰まっている内容は須らくベビーメタルであり、他ではありえないから。
暗転から戦国WODのRoad of Resistanceがはじまる。自分の位置をキープするのが難しいそんな状況に巻き込まれる。そこからの記憶はほとんどない!ギミチョコ‼︎大興奮の坩堝!。KARATE、MC無しだけど熱唱!ヘドバンギャー!、なんて言ったって、シンガロングが絶頂となる。正に殺人的な楽曲が連続する。

 

6

f:id:tak4ree:20171014051654j:image

いよいよ最後の暗転となる。突然、会場から「青山さん、誕生日おめでとう!」の声が上がり、会場全体から祝福の温かいおめでとうコールが湧き上がった。暗闇の中、思わず腕を上げて答えるの青山神。一瞬の出来事ながら、ライブの醍醐味を感じた一コマだった。
そして本当に最後の曲、The Oneの前奏が流れる。小箱でこの曲を聴いたのは銀ギツネ祭りに参加した僕らだけだ。銀色の衣装に身を包み、僅かに見えるは天使の笑顔に包まれたMOA-METAL。視界にはそう、MOA-METALしかいない。この天使の微笑みが最後の最後で、目の前で見ることができた。もう言うことはない、最高だ。左にはまるでマシュマロがのったかのようなYUI-METALがいる。そしてSU-METAL。成長して、もはや何も恐れるものはない素晴らしい歌姫となった。唯一、The Oneだけが英語歌詞だったが、なんなんだろう、違和感がない。ここ日本で、MCも英語だし、奇想天外なベビーメタルなんだけれど、その実は、違和感がない。僕らが求めるベビーメタルはいつでも計り知れない存在であり、あらゆる枠組みを超えた存在だ。
だから想定なんてできなくて良い。
確かにThe Oneで終わると最後のシーユーがない。フェードアウトしてしまう。でも、この曲こそが僕らのことを歌ったものだし、ベビーメタルと僕らの橋渡しとしての歌に他ならない。実にこの歌そのものが「シーユー!」に値するのだ。そんなことを考えさせるほど素晴らしいエンディングだったし、銀ギツネ祭に参加出来て良かった!セトリ最高!銀ギツネ最高!ベビーメタル最高!

 

7

f:id:tak4ree:20171014052438j:image

ライブが終わり、ZEPP OSAKA BAYSIDEをあとにする。今宵はメイトのみんなでオフ会なのだ。地元の大阪の人たちから教えてもらったとあるレストランで貸切パーティーに参加する。僕ら九州チームは10人で乗り込む。大阪、名古屋編成チームは相当多く、奥の座敷を占拠し、テーブル席には北海道チームもいる。ツイッターFacebook等のSNSで知り合いになったみんなが顔合わせするオフ会。素晴らしいです。これもベビーメタルがとり持つ縁だ。もし、ベビーメタルに巡り合わなかったら、今ここにいない。なんでこんな遠征をするのか?それはもう、ベビーメタルがいるからであり、それを支える同士がいるからに他ならない。他のメタルが好きでもこんな仲間は出来ていない。一体全体なんなんだろうか。大阪に全国から集まりし仲間たちが、同じ杯で酒を飲みあかす。
ライブも楽しいが、その前後のメイト間交流も最高だ。これがあるから、日々、ハリのある生活が出来るのだ。お互いに切磋琢磨して、新しい事にチャレンジする。それこそ男女の隔てなく、あらゆる事にチャレンジする、そんな刺激を貰うことができる。ベビーメタルのお陰でメタルバンドの来日が増えてきた。全てに参加できるわけではないが、できる限り、参加したいと思う。ベビーメタルの同胞として、盛り上げていかねばならない。彼らが頑張る限り僕らも負けてはいられない。そんなベビーメタル馬鹿な連中が楽しい。また次の現場で!シーユー!。