笑いあり、涙あり、素晴らしき実力派バンドMARY'S BLOOD!2日目のセミファイナル?

MARY'S BLOOD 

MAKE THE NEW WORLD TOUR 2018

2018年6月9日 梅田CLUB QUATTRO

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梅雨入りしたばかりというのに大阪は29度の快晴、外を歩くのを躊躇われる夏日となった。梅田CLUB QUATTRO大阪駅の地下街Whityうめだの東側、泉の広場を上がった交通の便の良い場所にある。ライブ会場はビルの10階にあり、物販のはじまる15時までは上がれない。他会場と違って全く滞留する場所がない高架の幹線道路脇のため、物販まで大阪駅周辺を散策したり、コインロッカーの確保や食事に時間を費やした。

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物販で15時にクワトロに行くともう既に階段で3階分ほどの列ができていた。流石はメアリー、やるな!欲しかったTEEとタオルをゲットして下に降りると岡山メイトのSUGYさんとじーまんさんに遭遇する。ベビーメタルとメアリーだとそこまで被っている人はいないけれど、それでもSUGYさんたちみたいに遠征地で会えるのは格別なものがある。素晴らしき仲間に感謝!

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早速、参戦用にREVENANT TEEに着替える。メタルって言うと判を押したかのような黒TEEばかりでいい加減家に溢れかえっているので、このメアリーの白TEEは貴重だ。


17時手前で開場待ちでクワトロに戻ると階段に待ち列ができている。僕のA87番だと1階分下がった辺りだ。はじめに確保していたチケットでは遥か下の位置にあり、ちゃっきー前は狙えなかっただろう。この良番を譲ってくれたつるぎさんに感謝しかない。


ドリンク代600円とチケットのもぎりを経て会場に入った。下手は空いていたがやはり上手狙い、5列目だが、センター寄りの上手で待機した。

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客入れBGMは何故かアンスラックスの「フォー・オール・キングス」が延々と流れている。通常コンピレーションのようになっているパターンが多いので、どんな意図があるんだろうと感じて、もしやライブでアンスラックスをやるのか?と勝手に興奮して期待していたが、特に何かあったわけではなかった。アンスラックスのおかげでヘッドバンギングをフライイングスタートした。

時計が18時を回るとEYEたちの声がスピーカーから流れ、会場が湧き上がる。それに合わせて客電が消え、ライブが定刻に始まる。

名古屋のセトリでは「World's End」スタートだったが、大阪ではセトリに無かった「ツキヨミ」からのスタートとなった。

初めて「REVENANT」を聴いた時にちょっと不思議な曲だなと感じたこの「ツキヨミ」が僕にとっては一番好きな曲になっていたので大歓迎だ。おかげで大興奮のスタートを切ることとなった。

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EYEのMCは笑いに満ち溢れてとても楽しい。聞いているだけで気持ちが和らぐ。いきなり「昨日が初日で、今日がセミファイナルです。」とボケをかます、よく聞けば悔しさ溢れることでもあり、それを自虐的にギャグにして会場を沸かす。流石だと思った。好評な新譜のツアーですら東名阪の三会場各1日という厳しい現実がある。これはメアリーに限ったことではない業界全体の問題でもある。ロック、メタル全体的に人気が低迷している上にライブ会場が少なくて確保が難しい現実がある。少ない日数ではあるが濃い内容に出来れば良い。そんな素晴らしいMCができるEYEは素晴らしいと思った。

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メタラーとしてはどうにも旗に対する違和感があって抵抗しているのだけれど、まあ、これもまた笑いネタの一つとしては秀逸。バスガイドだとかレースクイーンだとか・・。それにしても新譜がガンガンくる。結局全曲やってしまったのだから本当に素晴らしい。

そしてやはりちゃっきーのギターはとんでもなかった。想定の遥か上を行く素晴らしさが現場にあった。五列目から二列目にまで来たその時、いきなり目の前に座り込んでギターを弾き始めた。至近距離であのポイズンを浴びてしまった為、もうどっぷり行ってしまいそうだ。おそるべしちゃっきーだった。


アンコールのメアリーコールをガンガンやったらメンバーは結構感激してくれたみたい。これだけノリが良い大阪の観客の一員として、客観的に見てもかなり素晴らしい呼び出しコールだったし、「Say Love」の合唱はまた、ジーンとくるくらい素晴らしものだった。単なるセミファイナルではなく、一番カッコいいセミファイナルになっただろうか?EYEが感極まってしんみりしたのも、ちゃっきーの1弦が切れたのも含めて素晴らしいライブだった。


セットリスト

 

1.ツキヨミ

2.It's Alright

MC

3.Rolling Start

4.On the Rocks

5.R.I.P.

MC

6.Halcyon Day

7.Nautical Star

8.女神の裁き~Death Queen's March~

9.Mari's Drum Solo 交響曲第5番「運命」

10.Saki's Guiter Solo 

11.Change the Fate

12.Believe Me

13.Bite the Bullet

14.Coronation Day

15.Take a Chance

ENCORE1

16.Say Love

MC

17.Counter Strike

ENCORE2

18.World's End

首振りDolls 真夜中の徘徊者-ミッドナイトランブラーリリースツアー!

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首振りDolls

Midnight Colors Tour 2018

5月27日

西小倉 LIVE SPOT WOW

 

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1.ライブ前

JR鹿児島本線西小倉駅を降りたロータリーの東側にあるLIVE SPOT WOWが今日の現場だった。会場は最大300人収容できる箱だが、物販を小倉FUSEの時のように会場後方に設営しているため、約半分くらいのキャパになっている。最近ではクロフェやコルレもここでやっていた。その時は一階が物販で二階は全部ピットだった。開場までの待ち時間に首振りDolls御用達のホットドッグ店、サンドッグに入る。間口1間半の奥行半間という店内に堂々とDollsのポスターが貼ってある。そこで今月のイチオシ「ジャーマンドッグ」を注文して食べた。ジャーマンドッグの中に入っているマッシュドポテトとバンズのサクサクな食感が美味くて病みつきになりそうだ。流石、地場の美味しいも長けた北九州のバンドだ、感心する。地域一丸となって相乗効果でのし上がろうとする様は共感を覚える。

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2.入場

今日も一緒に首振りDollsを観る、北九州メイト会のRYO-CHINさんともここサンドッグで遭遇した。飲食を終えて、会場に戻るとライブに参加する連中が集まり始めていた。黒っぽい衣装を纏う人たちがじわじわと溢れてくる。明らかに女性率が高い。同じメイト会のキーメタルさんは「ベビメタとは対極をなす客層だなぁ。」と言っていたが、正にその通りの客層だった。開場10分前から整列、チケ番順に並ぶ。スマチケだと整理番号になる為、通常チケットの後になる。スマチケは便利だけれど、入場順を気にするようになるならそろそろ通常のチケットに変えないといけないかな。スマチケの意外かつ最大の欠点を垣間見た気がした。ワンコインと引き換えに入場して二階に上がる。なんと物販で買う予定だったツアーTEEは既に売り切れていた。流石、メジャーの全国区、やむを得ない。苦虫を潰してライブに集中することにした。

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3.ライブ!

ライブはドセン五列目にいることにした。RYO-CHINさんは下手二列目、ジョンさんの前を確保、キーメタルさんとZUMISANは下手後方からのスタートとなった。前は当然のことながら首振り人形たちの住処となっていた。五列目とは言え、皆んな背が低いので余裕でNAOのドラムセットが見える。ジョンのマイクに掛けたタオルもね。白いバックドロップには首振りDollsのロゴが映し出されている。

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ライブのオープニングで流れたウルトラQっぽい古めかしい映像は単に古めかしいだけではないセンスを感じさせる映像だ。ライブの間中、バックドロップに演目がアルバムジャケットのアートさながらにぐるぐる蠢く。「ああ、サイケなんだな~。」これはVJとしてTRASH ART WORKSの福田哲志さんが仕掛けている作品だ。クオリティが異常に高くて上がる。前半はインディーズ時代の曲で攻めまくる。「菊の変」と名打たれたバックドロップの前で、NAOが菊の花束を食べて吐き出すパフォーマンスをする。NAOの語るMCでも、この演技にしても、物凄い重くのしかかる狂気が感じられる。物凄いポテンシャルだと感じた。そこから始まる鏡地獄は鳥肌モノだった。

その後、首振り第四の男、アルコヲルクラブのRAKUカワサキが登場し、ツインギターで「ニセモノ」をやり、そのままファーストアルバム、真夜中の徘徊者の集中砲火を僕らに浴びせる。そしてやはり地元北九州で聴く「煙突の街」は格別なものがある。そして首振りDollsと言えばなんと言っても「ロックンロール」だ!NAOが歌う「ジョニーのギターが聴きたいか!」でジョニーが外して「カワちゃん!のソロが聴きたいか!」と振り、続いて「NAOのドラムが聴きたいか!」と二度も外す。そして三度目の正直ジョニーがピットに降りてくる。恒例の首振り人形のバンギャに肩車されての練り歩く。これがあるから首振りDollsのライブなんだな。

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4.アンコール

アンコールには次のライブ「Jumping the Head Night」の告知映像が流れる。この対バンシリーズは昔からやっているもので、懐かしの「アースマンのテーマ」につながる。

2回目のアンコールには地元北九州の大御所ザ・ルースターズの「どうしようもない恋の歌」が演奏される。このツアーはメジャーデビューアルバム「真夜中の徘徊者-ミッドナイトランブラー」のリリースツアーであり、このアルバムタイトルはルースターズのイベント名称だったとNAOが話していた。そう言えばザ・ルースターズの初期はまるでストーンズだったわけでなるほどね。ストーンズからの引用ではなかったわけだ。

「最初から!」コールがまた響き渡る、まさかまさかの三度目のアンコール!最後にもう一度「ロックンロール」をやる。RAKUカワサキとジョニーの対決がピットである。もう少しサークルが広ければジョンさんも中に入れたのかな?って思ったりもしたけれど、本当に至福な時間だった。3時間近いライブでKissの「ゴッド・ゲイヴ・ロックン・ロール・トゥ・ユー」を4回聴いた。最後はジョニーさんがピットで両腕を振り上げた。僕の前に観客に混ざってのエンディング。これぞ!ライブバンド首振りDollsの醍醐味なんだなぁ。すっかり魅了されて会場を後にする。本当に首振りDollsは僕らを近い将来玉ねぎの下で行われる独演会に連れて行ってくれる予感がしてきた。振り落とされないようにしっかりと捕まってないといけない。最高だぜ!首振りDolls!次のライブが楽しみだ!

 

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Set List

ティーンネイジ(首)

金輪罪(金)

ピンクの実(ピ)

蜃気楼(金)

赤ヰ猫(ピ)

被害妄想

少女地獄(色)


籠の鳥(首)

白糸(首)

菊の変

鏡地獄(首)

コールガール

野良犬のメロディ(イ)


首振りDolls with Rakuカワサキ:

ニセモノ(首)

境界線(1)

切花(1)

Wanted Baby(1)

夜の衝動(1)

渇いた雨(金)

煙突の街(1)

浮氣夜(1)

悪魔と踊れ(1)(色)

サンドノイズ(1)

イージーライダー(1)(イ)

ロックンロール(1)

月明かりの街の中で(1)


encore1:

Jumping the Head Night

タイムマシーン(首)

環境戦士アースマンのテーマ


encore2:

どうしようもない恋の歌(ザ・ルースターズ カバー)


encore3:

ロックンロール(1)


凡例

(1)ファーストアルバム「真夜中の徘徊者-ミッドナイト・ランブラー」収録

(色)シングル「色子」収録

(イ)シングル「イージーライダー」収録

(金)シングル「金輪罪」収録

(ピ)シングル「ピンクの実」収録

(首)アルバム「首振り人形症候群」収録

 

MY LITTLE GOD 素晴らしき仲間たち

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藤岡幹大 My Little God

Club Citta'川崎

2018年4月23日


今年は波乱の年である。ありえない出来事が僕らメイトを襲う。1月5日にSNS上に上がった藤岡さんの悲報、広島で素晴らしいパフォーマンスをみせたBabymetalは夏から続いた怒涛のギグを12月のLegend-Sで締めくくり2017年は新しい次に圧倒的な力技でねじ伏せ、順風満帆に繋げたかにみえた。

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2018年元旦にギラギラと暗黒の闇に燃え盛る太陽が昇り、新しいLegendの到来に思いを馳せた矢先、激震が起こる。何時もいた、あの小神様が・・逝去?。死と対極にいたファミリーマンな藤岡さんだったから、尚更信じ難かった。とは言え、周囲の面々のコメントがSNS上に溢れる、あり得ない・・けれど、その事実を受け入れざるを得ない。

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「My Little God」はそんな藤岡さんのそばにいた面々が開催を企画し、実現したインディペンデントギグで、このギグを観て、何かを感じ取りたかったのかな。

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開場は17時。しかしまだ開かない。雨がしとしとと降ってくる。Tシャツになったので雨が本格化する前に早く入れて欲しいと皆念じながら待つ。約30分押しで列が動き始める。1,300のキャパだが、二列でソロソロと動く様はまるで昨年の赤坂BLITZさながら。顔認証や持ち物検査がないのになんで遅いの?途中からサバサバ動き始めて18:00には入場できた。ホワイエには藤岡さんのギターが展示されていた。Big Bossでみたあのギター達だ。

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会場を見たり、ドリンクをゲットしたりとしているうちに会場一杯に人が入ってドアのところで溢れ始めた。確かに前で観るつもりはなかったものの、会場に入れないなんて思いもしなかった。押していることもあってすぐにライブが始まる。U×S×Bの演奏が始まる。なんか妙に懐かしいディスコサウンドのようだ。音楽自体は全然わからないけれど、藤岡!幹大!とコールするところが楽しい。U×S×Bの演奏が終わるとアナウンスが入る。「申し訳ありませんが皆様、入口のところに入りきれない人が沢山います。あと3、40センチ、400ミリほどみんなが詰めてくれたら入れます、ご協力ください。」このアナウンスでドドドっと前に入り込んだ。ちょっと想定外に前に来れた。もともとは後ろでゆったり観ようと思っていたけれど、真ん中寄り前よりの中央付近にまで来れた。途中で帰らなければならない者としてはちょっと入りすぎ?ヤバめな位置なような気もしたが観る位置としては申し分ない。偶然にも首振りのジョンさん、ジョニーさんもいて後ろにははるはるさんたちがいた。なんでお前が前なんだよ~とばかりに突っつかれた。(冗談)流れに乗って空いている場所に来たらここまで来ちゃったのさ。

 

続いて童謡の歌手による葬儀の歌、MIの講師方による演奏が続く。これは正直、想定外の出来で、かなり滅入った。貴重な時間を潰されたように感じてかなり気分が落ち込む。「東京まで来てこれを観ることになるとはあんまりじゃないか?」残された時間もないこともあって、かなりエゴイスティックになっていた自分がいた。もう続けて3バンドが微妙な音を鳴らしていて限界に感じていた。そんなタイミングで4バンド目、C4が登場!大村さんが出て来るなりガンガンに弾きまくる!待ってました!ただ無心にヘドバンをする。そしてそんな気持ちを察したのかTOKIさんが語り始める。「MY LITTLE GODは・・藤岡さんの為にトリビュートしようとかとは・・考えがちがう。MY LITTLE GODは藤岡さんがやりたくてもできないことを僕らが代わりにやる、そういうものだ。」そう、藤岡さんがやりたいこと、勝手な想像だけれど音楽のジャンル、経験の多少に関わらず一緒になって音楽を楽しんで、より多くの人たちにそうした音楽の楽しさを分かち合うこと。広めること、みんなで作り上げていくこと、それがやりたかったことなのかな?こんな一見学芸会みたいなわけのわからない構成でスタートしたけれど、そのめちゃくちゃなところが藤岡さんらしさじゃない?みんな思いは一緒。確かにそうだ。童謡にせよ、葬儀の歌にせよ、MI講師陣にせよ、藤岡さんがそこに居て一緒に音楽を奏でていた仲間だから、言わば藤岡さんの分身、その仲間が最大限のパフォーマンスをしている。藤岡さんのこのイベントを通して、多くの観客に対して演奏を披露すること、それがやりたいことの一つではないのか?。TOKIさん、正に一本取られました。C4としての最後に演奏されたメタリカ「バッテリー」のカバーは本当に魂の歌で、素晴らしかった。

 

続いて仮バンドの登場だ。でっかい BOHさんと小ぶりなISAOさんがでっかいギターを持って登場する。アトリエZのベースとISAOさんの7弦ギターは本当に大きい。前田遊野さんは上手横向にドラムをセットして、その前に小ちゃな桑原あいさんがいる。どうやら前田さんはみんなを見渡せる場所にいるようだ。そして下手でひたすらクールに凄い演奏を聴かせる岡さんがいた。HARMONYxはISAOさんが根性で素晴らしいハーモニクスを奏でていた。とても素晴らしいのだけれど、微妙に藤岡さんの原曲とは違う、やはりアームがないとハーモニクスでビブラートはできないのかなぁ。岡さんのアームを持ちながらの演奏は流石愛弟子、原曲に近い。藤岡さん、大村さん、 BOHさんのような表情豊かなプレーヤーに対してスーパークールで無表情な岡さんだけれど、スターと対等に渡り合う。そりゃー、クールにならざるを得ないか。今後、経験を積んで師匠を凌ぐマルチスーパープレーヤーになってほしいと感じた。それにしても桑原さんのキーボードはまるで生き物が踊り狂っているような異次元な素晴らしさだった。これを見ることができたのはラッキーだ。

入場から待ち時間に流れるSE、藤岡さんのTRICK DISK「討ち入り前夜」と「HARMONYx」を聴いて、みんなの演奏を聴く。藤岡さん、あなたはどれだけ凄かったのか?そして仲間はどれだけ素晴らしいものかをこのイベントで思い知った。MY LITTLE GODはどうやら終焉を告げるイベントではなく、これから続いていく成長するイベントなのだと感じた。

 

21:40に押しに押して大村バンドが登場。青山さん、LEDAさん.大村さんが登場して弾きまくる。後ろ髪引かれながらもタイムズアップ!帰らなきゃならない。21:50の電車に飛び乗って、羽田に向かう。


思いは遂げられたか?参加して何かがあったわけではないけれど、TOKIさんのあの言葉はずしりと重くのし掛かる。活字で何度となく書かれていたことだけれど、実際に聴いた言葉は更に重みがあった。ありがとうTOKIさん。

途中で抜けて来たから、何か大村バンドで起こっているかもしれないけれど、これが今の僕の精一杯なので満足だ。ありがとう!MY LITTLE GOD!また戻って来るよ。


シーユー!

 

 

 

世界征服を目論むお給仕を体感!

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HAPPY JACK 2018

熊本B.9 V1

BAND-MAID

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DADARAYのステージが終わっていよいよ待ちに待ったBAND-MAIDのライブの番だ。

最前柵前が空いたので空かさずゲットした。勿論MISA前に陣取る。セッティングに丸々30分をどのバンドもかける。そのやり取りでバンドのスキルが分かる。

これぞライブの醍醐味だろう。音響スタッフとのやり取りが想定外に面白くて楽しめた。ライブで使う音を片っ端から鳴らすので演目の想定がしやすい。

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V1のMCかなぶんやさんの紹介と共にBAND-MAIDのオーバチャーが鳴り、メンバーが登場する。MISAは新調した黒皮と網タイツの出で立ちでカッコいい。真っ黒なベースとあってる。何故か靴を履かずにタイツのままでステージ上を練り歩く。めちゃカッコいい。


初っ端のChoose me。「愛こそは目に見えない幻想・・」と彩姫の咆哮が聞こえる。やはり音圧が他のバンドとは違う。本当に痺れる。続くReal Existenceときて小鳩の地元ネタC&R。熊本出身ゆえの鶴屋のCMを歌う。面食らったハトのように固まったオーディエンスにダメ出し。一気に場が和む。

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そこから新曲二本立て。「Domination」と「Dice」だ。新作「World Domination」は本当に傑作アルバムで、レベルが吹っ飛んでいる。ライブ感が上手くアルバムに詰め込まれている。「The None-fiction days」からの「Carry on living」KANAMIのギターが光る曲だ。ラストに「Don't you tell me」で最高潮に達する。本当に良いライブだった。

かぼちゃ軍団狂想曲!

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Helloween Pumpkin United World Tour 2018 in Japan

2018.03.24

ZEPP TOKYO


ステージには黒幕が降りており、そこには大きく「Helloween Pumpkin United」と書かれていて、スポットライトが当てられている。30余年の月日がフラッシュバックする。ジャーマンメタルを日本に根付かせた最重要なバンド、ハロウィンがオリジナルメンバーカイ・ハンセンと、キーパーからその名を不動としたヴォーカル、マイケル・キスクを帯同し「パンプキン・ユナイテッド」として戻って来た。SEはガンズやデフレパード、メタリカと言った当時のヒット曲が羅列されて流されていた。バンドの選定と言うよりは主催者側の恣意的なBGM的なもので、そこに高揚感はない。アナウンスで始まりが告げられるとSEが切れ、客電が落ち、ショーがスタートする。ダニのドラムがはじまり、サーシャ、マーカス、ヴァイキー、アンディーの現メンバーが登場し、それに続いてカイ、キスクが登場する。一曲目「Halloween」からオーディエンスは全員熱唱と言う盛り上がりで素晴らしい。目の前に30年前のメンバー、カイ・ハンセンマイケル・キスクがいる。

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容姿は変わって入るが、サウンドは当時とあまり変わっていない。素晴らしい!

曲間にはアニメ~ションの演出が挟まれ、メンバーの休憩タイムになっている。およそ3時間に渡る長丁場を高齢のメンバーで進める為の気の利いた演出だろう。ハロウィンのかぼちゃのキャラクター、ジャック・O・ランタンがバックドロップ上を転げ回る。前半の最大の盛り上がりは「KIDS of Century」だ。アルバム「ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ」からのヒットシングルで、バンド内亀裂が始まった時期の曲でまさか聴けるとは思ってはいなかった。そしてカイがヴォーカルだったオールドナンバーのメドレー、「スターライト」「ライド・ザ・スカイ」、「ジュダス」、「ヘヴィーメタル」は涙腺崩壊の素晴らしいひと時であった。それから故インゴ・シュビヒテンヴァーグとダニ・ルブレに依る競演を挟み、後半の最大の圧縮が発生したアンディ・デリス、ヴォーカルの現メンバーによる「パワー」に繋げる。この曲はアンディのフロントマンとしての資質の高さを僕らオールドファンに十分なアピールをしていた。素晴らしい。アンコールで名曲「イーグル・フライ・フリー」、長編「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」が演奏され、アンコール2ではキスクの美声が聴ける「フューチャー・ワールド」、エンディングでカボチャの大風船と戯れた「I WANT OUT」で終演となった。

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膨大なカタログの中からの抜粋ではあったが、何れもオーディエンスの熱唱があり、共感して感動した。ライブの素晴らしさを全身で感じた3時間だった。

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Babymetal Legend S-洗礼の儀-あなたがここにいて欲しかった

 

f:id:tak4ree:20180330232925j:image広島グリーンアリーナ
2017年12月2日

素晴らしいセット、素晴らしいシチュエーション、素晴らしきファン、そして素晴らしきパフォーマンス。それなのになぜ、これほどまでに苦しく、悲しいのか。
そう、何故なら、この公演にはYUI-METALが不在だから・・。

広島グリーンアリーナに入場する直前にメールで知らされた不在に僕らはひどく動揺した。クロークに荷物を預けて、真冬の広島でTシャツ一枚で冷え込みに耐える、それにも増してその不在は辛かった。昼に配布された三種の神器をまとい、SU-METAL聖誕祭を心待ちにする僕らの笑顔は不安へと変わった。特にYUI-METALファンにとっては観る対象を失ってしまった。MOA-METAL贔屓の僕としても当然のことながら辛く、悲しい知らせだった。

 

そんな動揺を隠せぬまま入場となる。迎えてくれた会場にはこれまでにも増して凄いセットが造り込まれていた。メインステージはまるでどこかの聖堂にでも入ったかの様相だし、会場は花道で二分され、その上を動く巨大な六つのFOX HEADのついた可動ステージが暗闇に沈黙している。大きな刃の様な歯をむき出しにして凍結したかの様なキツネ達は実に素晴らしい芸術作品さながら。「こんな大道具見たことない!」実に圧倒された。

僕のいたのは一階上手の一番後ろのモッシュッシュピット。入るまでは暴れるしかないかなと思われたが、花道があったから近くでも見られるので良かった。とくにスタートからのキツネ達に惹かれて移動するSU-METALのステージは、僕らのいる場所からスタートして聖堂のメインステージへと移動する。新曲スタート。バイキング、森メタル系の勇壮な行進曲、そこから「IDZ」に繋がる。SU-METALはまるでフォースを身につけたジェダイの騎士のごとく、怪しげなマントに身を包み、僕らにXXの魔法陣の付いた杖をゆっくりと向けて横に一文字を切る。初っ端から興奮して揉みくちゃになりながらも、僕らはサークルモッシュで遊ぶ。続いて披露される「ギミチョコ」では、ピットの圧縮はなおのこと強まる。そして「アカツキ」だ。

今日はSU-METALの洗礼の儀だから「アカツキ」は泣ける。「アカツキ」はいつになってもSU-METALのナンバー1だと確信する。聴きながら、走りながら涙した直後に戦慄が走る。「GJ!」だ。YUI-METALがいないからセトリからは外されるだろうと思われたBLACK BABYMETALの曲だ!ステージには我らがMOA-METALただ1人いる。曲はYUI-METALと交互に歌う故にYUI-METALパートは無音。その状況に気づいた僕らメイトはYUI-METALパートを大合唱する。MOA-METALの2人分の全力が全員のハートを鷲掴みする。いつも笑顔を忘れないMOA-METALが真剣そのもの。YUI-METALの為にも、このショーは自分が2人分動いてSU-METALの洗礼の儀を成功させる、その一心の刹那が僕らに伝搬する。それは4の歌で最大の一体感となって会場が揺れる。YUI-METALは不在だったけれど、確かにあの場所に居た!僕ら全員の心の中にいるYUI-METALがそこにいた!意外ではあったがそんな光景が僕らの心を揺さぶる。


20の夜と歌われた「ヘドバンギャー!」を終えて、ひとしきりショーが一段落する。いよいよ「洗礼の儀」が執り行われる。ステージは燃え盛る炎に包まれ、XXの巨大な魔法陣に貼り付けられたSU-METALはキツネらに連れられてステージ中央に安置される。洗礼となる炎を受けて、新たな魂が宿りて、叫び声をあげる。生まれ変わったSU-METALが新たなショーをスタートさせる。「BABYMETAL DEATH」だ!こんなデスは無い。YUI-METALが不在でやるデスなんか思いもよらない。しかしそれがまさかまさかで目の前で歌われる。SU-METAL、MOA-METAL、そして僕らが叫ぶYUI-METALのパートが聖なるトライアングルを作り、会場一体となるBMDを歌う。ベビーメタルはやはりデススタートが良い。感動した。それでもやはり、YUI-METAL、あなたにはここにいてほしかった。頭の中にピンクフロイドの「Wish You were Here」が鳴り響く。そして再び闇に包まれた会場に2人の天使が舞い降りる。黄金の衣装を纏いしSU-METALとMOA-METALが、花道を歩く。花道の中央で出会った2人は「The One」の歌に合わせて天に昇る。六つのFOX HEADのステージがあたかも第六章に終止符を打つかのごとく高く舞い上がり、下界の僕らは星空を包まれる。僕らの纏う三種の神器が閃光を放ち、会場は壮大な光の中に包みこまれた。
ショーとしては、やはりなんと言おうとも最高のものであり、異次元な強度を持つものだった。YUI-METALにあの黄金の衣装を纏って欲しかった。ショーが素晴らしければ素晴らしいほどに、胸が締め付けられる。

福岡バリスゴイ!アーチエネミー来日公演

Arch Enemy Japan Tour 2018
Live at Fukuoka Drumlogos
2018.02.26

福岡メタル会のみんなと参加したアーチエネミーの来日公演のレポートです。平日だから休みを取って、万全の体制で臨んだライブです。なんと言ってもアーチエネミーですから、待ちに待った来日公演だったのです。メタルのライブに参加し始めて、なかなかきてもらえない福岡。おかげで邦楽アーティストに詳しくなりました。前回は昨年9月のアクセプトだな。あれも高校生に戻ったかのように楽しみました。

今回はベビーメタル繋がりから集まった福岡メタル会と言う事で楽しみました。f:id:tak4ree:20180227205621j:image

なんと同行した4人は整理番号が1.2.3.4と言う神番をゲットしての参加です。自分もかなり良くて喜んでいたけれど、完全に持ってかれました。物販はミートグリに行く方に頼んで超楽チンでTシャツとパーカーをゲットしました。f:id:tak4ree:20180227211022j:image

整理番号は39番でした。余裕のドセン二列目確保です。やはりドラムロゴスなので正規のセットは入らなかった様で、Youtubeで見たものとは違っていた。でもカッコいい!バックドロップのデザインも秀逸です。ローディーの2人が何故かステージドラムセットの前で座って、客入りを見ていた。平日で客足は遅くて心配したけれどそこそこ入った。開演まで後20分くらいまでずっとそこにいて話し込んでいた。ドラムセットは梱包されているし、やる気あるんかいなと思いはしたが、漸くその梱包も解かれ、ダニエルのドラムセットが目の前に現れる。ウォーっていう歓声が起こり、SEのAC/DC「ロック・オア・バスト」が聴こえる。続く曲はSLAYERの「エンジェル・オブ・デス」気分が高まらないわけがない。

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そんなこんなで楽しんでヘドバンをしながら待っていると、いきなりモーターヘッドの「エース・オブ・スペード」がボリューム全開で流れ始める。照明も狂ったように暴れ始め、僕ら観客一同は完全に興奮の坩堝へ落ち、雄叫びを上げる。この流れは最高のスタートだ。そのまま曲は「The World Is Yours 」になだれ込む。メンバーが飛び込んで来る。わずか2m程度の場所にアリッサが片足をスピーカーに乗せて叫んでいる。巨人シャーリーが仁王様の様に立っている。マイケルは上手で満面の笑みでリフをかき鳴らす。下手にはジェフが流れるような指運びでソロを奏でる。やたら高い場所に組まれたダニエルのドラムセットからは容赦ない音圧が溢れ出す。2年前のブラックアースの公演時にも感じたが、アーチの作り出す音圧は半端じゃない。なり始めたらもう何者も入る隙間がない。

「Ravenous 」「Stolen Life」と怒涛のプロローグが演奏をされ、アリッサのMCが入る。来た!「The Race」だ。Youtubeで観たライブ映像では、この曲で「誰が一番速いか見せてちょうだい!」とサークルモッシュを煽るシーンが印象的だった。そんな記憶とは異なり、腕振りだけを要求する。まあ、会場には柵がありサークルは作りにくいし、福岡の客層は40、50代が多いから、モッシュ、サーフなどが起こり得るはずもないことは明白だった。ただひたすらヘッドバンギングをして、歌いまくる観客であふれている。暗転し、ステージの一同が一度バックステージに下がり、「War Eternal」のイントロが鳴る。アリッサが加入して最初のアルバムのタイトルトラックだ。アルバムだとメロディが目立ち、ライブ向きではない印象があったけれど、想定外に良かった。ライブで聴くとその良さが倍加する曲だった。そして「Bloodstained Cross」のときは物凄い一体感で会場全体から歌が聞こえる。この一体感はアーチならではの雰囲気だろう。まるでホーム、圧倒された。

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そして明かりがブルーライトになり「Reason to Believe」が歌われる。僕らはそんなアーチを受け入れて、アリッサの虜になる。そういえば、他の曲はヴォーカルはそっちのけでギターばかり見ていたが、この曲は全員アリッサを観る。ある意味貴重な曲だ。f:id:tak4ree:20180227214348j:image
あっと言う間にアンコールの呼び出しコールが沸き起こる。いの一番にダニエルが出てきてコールアンドレスポンスで遊ぶ。そして最後の「Nemesis」で締める。
「Fields of Desolation」のメロディと共にピック、スティック、セトリを投げて暫しの交流をして終わった。90分の濃密なステージ。決して多くない客入りだったが、一丸となって答えた福岡の観客を誇りに思う。最高じゃないか、お前ら!ほくそ笑むマイケルとシャーリーが印象に残る。アリッサもいい顔してた。f:id:tak4ree:20180227214447j:imagef:id:tak4ree:20180227214951j:image