ありのままの自分が此処にいる。今のアースシェイカー を聴け!

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MARCY FROM EARTHSHAKER
LIVE AT KOKURA HONJIN 2018
2018年10月6日

1.二つのソロライブ
台風24号と25号が九州の週末を2週に渡って襲った。その2週に日本のメタルの大御所である二者のソロライブが小倉で行われた。一つは9月29日の坂本英三(元アンセム)、もう一つは翌週10月6日のMARCYアースシェイカー)のライブである。メタルの聖地、北九州響団小倉本陣にアコースティックギターを背負ってやってきた。共に偉大なる実力派ロックヴォーカリストであり、甲乙の付けがたい素晴らしいステージであったが、敢えてその二者の相違点をあげるとするならば、現在のバンドとの立ち位置が「脱退している」か、「現役」かの違いとして現れていたのだろう。当然のことながらソロ主体で活動を続ける坂本英三のステージは期待した音楽(アンセムの楽曲)は少なく、それに対して未だ掛け持ちで現役続行中のMARCYは期待通りの楽曲を全編に渡り演奏した。アースシェイカーの親しみある楽曲を凡そ2時間に渡り聴けたこと、メタルの神様と言っても過言ではないMARCYが僅か2メートル程の距離で目の前で歌っていた。目をあげると目線が重なるこの距離感は正に感無量としか言いようがない。

そんなこともあり、今回のレポートは、2週目に観たMARCYのライブを主体的に書く事とにした。坂本英三のライブは本当に素晴らしいものであり、特に後半のバンドセッションで歌われた三曲、「Tight Rope Dancer」、「Black Eyed Though」、「Bound to Break」は正気を失うほどの充実感があり、素晴らしいものであったし、柴田直人(アンセム)の60歳を祝うチッタで行われたアンセムのイベントにもゲストで出演したことや、目の前で行われたライブの熱唱から、喉の復調が著しいことも感じられたので近い将来、また何かがありそうとの可能性が感じられたものではあったが、そこを除くと印象に残る内容が無かった。やはりアンセムとして見てみたい。この一言に尽きる。

 

2.奇跡のライブ

そんな中でライブ+懇親会で凡そ3時間半もの時間をMARCYと共に過ごすことができた。そのこと自体奇跡だ。未だに信じられない。こんな素晴らしい時間を小倉で持てたことはきっと一生涯忘れることはないだろう。神様ありがとう。やはりあの距離感でMARCYと一緒に「MORE」と「ラジオ・マジック」を歌えたことは何より素晴らしい経験だった。これは何が何でもライブレポートを書いておくべきだろう。音楽への直向きな姿勢、優しさと厳しさをソロ活動ではあるけれどもしっかりと保ちつつ、35年間変わることのない品質を保てたからこそ今もこうして活動し続けられるのだろう。来月発売の新譜も楽しみだ。ではライブレポートに移ろうか。

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3.開場前
昨夜から激しい風雨が窓を叩きつける。明日のライブは問題なく行われるのだろうか?ジョークでMARCYと台風はどっちが強いんだろう?なんてツイートもしていたがやはりMARCYの気合いには流石の台風も骨抜きになってしまったのか、大きく進路を乱して台風25号は昼過ぎにはどこぞへか行ってしまった。そんな小雨のぱらつく中、京町二丁目の路地を抜けた先にある小倉本陣の前を見るからにメタルな5人組が歩いている。先頭を歩いているのは正しくMARCYだったし、ベビーメタルパーカーを着ているのはバンドセッションでベースを弾いていた人だった。16:00を回った頃に白頭山に入って行く一行を見送り、僕は一路本陣に向かう。

 

リハーサルは押しているらしい。福岡メタル会のPURIさんと合流して、開場を待つ。
「あのアースシェイカーMARCYのライブをこんな小さな箱で見ることができる機会があるなんていまだに信じられない。」と興奮気味に話すPURIさん。そう、今まさに最高な時間が始まろうとしているのだ。

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4.第一部アコースティックセッションの開演
時間は20分ほど押して開場となる。中に入ると先週の坂本英三さんのライブよりも少なめな椅子がまばらに配置されていた。あの時は明らかにアンセムの追っかけ的な女子も多かったけれど、そんな女子が少なかった様だ。少なからず台風の影響があったということか・・。そんな状況も幸いしてか、最前列ドセンの席に座ることができた。MARCY用に置かれている席から離れること僅か2m、この距離感信じられない。黒に赤い縁取りのお洒落なアコースティックギターが置かれている。開演は17:20きっちりにみんなの「マーシー!」の呼び出し声に乗って登場するMARCY。「いやー、おじさんの声しか聞こえなかったぞ。(笑)」と言いながら登場する。「小倉はIN&OUTにアースシェーカーがデビューする前に来て以来じゃないか?」今年35周年記念を迎えるアースシェイカーは来月7日に23枚目のフルレンスアルバムである「THE STORY GOES ON」を発売する。途中解散はあったものの、まもなく再結成して、今まで絶える事無く活動を行って来た。「曲目はもう数百曲あるから、ライブで全然やらない曲なんてのがちらほらあるんだよね。そんな曲をアコースティックでやってみたい。」と話してHUNGRY DOLLが演奏された。アースシェイカー 4枚目のアルバム「パッション」からの曲が続く。今日、実はサインをもらおうと密かに持ち込んだアナログ盤がこのパッションでもあった。結局、今日のセットリストで最も多かったのがこのアルバムだったなんて言うことも偶然と言う名の奇跡だった。HUNGRY DOLLは30年くらいやってない曲なのだ。それを目撃できたなんて素敵なことではないか。何よりも嬉しいのはこのアルバムは僕が一番はじめに買ったアースシェイカーのアルバムだと言うことにも起因する。全く特別な想いの詰まったアルバムだった。今日のアルバムの象徴すべきはこの曲、HUNGRY DOLLなのかもしれない。

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「ヴァンヘイレンには「JUMP」と言うライブで盛り上がるナンバーがある。アースシェイカー には「WHISKY AND WOMEN」と言うみんなが歌える単純な歌詞のナンバーがある。」みんな声出していこう。ただひたすらにWHISKY AND WOMENを連呼する、爽快だ。どストレートな欲望ソングも、皆んなで歌えばお祭り騒ぎの大盛り上がりとなる。会場にいた僕らおじさんたちの声が会場中に響き渡る。
 そして畳み掛けるかの様にフュージティヴから名曲「記憶の中」がアコースティックで演奏された。今でもライブでは必ず演奏される耳馴染みの良いナンバーであり、
アコースティックの場合、大概の曲は曲の佇まいが変わったりして拍子抜けするが、この「記憶の中」に限っては原曲そのままの曲であるように感じられた。 「アースシェイカーの歌は割とあーあーあー嗚呼と観客に歌わせる歌が多い。この「記憶の中」もそんな曲なんだ!」とMARCYは語っていた。

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5.MCと第二部バンドセッション
MARCYの出身地である大牟田の話から「ガレージ」の実態が「ノリ小屋」だったってことを知る。「ノリ小屋じゃあアースシェイカー の曲にならないから、ガレージとしている。あの頃はライブハウスなんて無かったから、大牟田のガキにはノリ小屋が格好の練習場所だった。海に向かってマーシャルを置いて爆音でリハーサルをやったな。」MCで色々な話が聞ける。特に歌詞についての解説は思いもよらぬものだった。それもライブの醍醐味の一つだろう。
そんな話から「GARAGE」の演奏を聴いて、第一部が終了した。


第二部はスタンディングとなり、若いバンドマンたちがバックバンドに着いた。そんな彼らの選曲は「LABYRINTH 」。2013年のアルバム「THE EARTHSHAKER」からの曲だ。

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「バックバンドは若い人たちで、ものすごいパワーがあるんだ。こういうのも嫌いじゃないよ。」と嬉しそうに話すMARCY。猛烈な爆音で完奏する。一曲が終わる毎にバックバンドが入れ替わる。ギターだけではなくエフェクター類も総入れ替え。MARCYは下がり、セッティングに時間がとられる。なかなか大変だ。MARCYのバックをやるということ、なかなか得難い経験だし、でも相当なプレッシャーだ。時に間違えて、グダグダになる事もあったが、そこは観客が声出して楽しめばいい!あのMARCYと競演する人たちのプレッシャーも半端ない。だってMARCYなんだから。僕らがロックを聴き始め歌っているのは本物のMARCYなのだから。僕がハードロックを聴き始めた時にはもう既にスターダムにいたあのアースシェイカー のヴォーカルのMARCYが今前で歌っているのだから・・緊張しないわけがない。。

 

「WALL」がだいぶぐだぐだに崩れたため、MARCYもちょと釘をさす。「次は誰もが知っている曲だから間違えられないよ!(笑)」プレッシャーが頂点に達した中で「MORE」がはじまる。観客の誰もが高らかに歌い、酔いしれる。メタルと言えばアースシェイカー であり「MORE」だった。どのバンドも皆演奏するレパートリーに入れた曲がMARCYの熱唱で丁寧に歌われる。そして最後はみんなで熱く歌いあげる「ラジオ・マジック」。燃え尽きた。終演後にサインと握手。若いバンドマンとの対話を楽しむ、優しく、時に厳しい、等身大のMARCYがそこにいた。来月の自信作が楽しみでならない。「新作はどんな出来でも営業的には良いことしか言っちゃいけないものなんだけれど、今回のは今の自分がそのまんま記録されている。1983年の頃のアルバムを聴き返して、その頃の何もわからないのにやたら分かった風に物事を言い切っていた自分と、今の経験を積んできて物事が分かってきた自分が上手く合わさって、あの頃のハードな音と今の声の枯れてきた等身大の自分がそのまま録ることができた、最高ではないかもしれないが、自分にとっての自信作になった。みんなに聴いてもらいたいな。まだ公式発表はしていないけれど、来年、福岡にアースシェイカー で来ることが決まっているから、また会おう!」

絶対に行かないと!行ってフルバンドの今のシェイカーを目撃しなければなるまい。ありがとう、MARCY!皆んなで高らかに叫んで見送った。本当にありがとうございました。確かな明日がここからも伝わってきたかの様だった。。

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セットリスト
第一部 アコースティックセッション
1.夢の果てを(アースシェイカー)

2.流れた赤い血はなぜ!(パッション)
3.LOVE DESTINY(フュージティヴ)
4.HUNGRY DOLL(パッション)
5.ありがとう君に(パッション)
6.I FEEL ALL SADNESS(アースシェイカー
7.WHISKY AND WOMEN(パッション)
8.記憶の中(フュージティヴ)
9.GARAGE(アフターショック)


第二部 バンドセッション
1.LABYRINTH (THE EARTHSHAKER)
2.ざわめく時へと(ミッドナイト・フライト)
3.WALL(アースシェイカー
4.MORE(フュージティヴ)
5.ラジオ・マジック(ミッドナイト・フライト)

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抱腹絶倒!MCが楽しいバンドメイド広島公演

【JAPAN TOUR】BAND-MAID WORLD DOMINATION TOUR 2018-2019【侵略】

広島クラブクアトロ

2018年9月22日

 

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朝方は冷え込みがあって、上着持参でやって来たここ広島でBAND-MAIDの公演がある。物販で手に入れた真っ赤なTシャツを着てライブ会場に入場した。

 

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客入れSEにはRADIOHEADのファーストアルバム「PABLO HONEY」が流れている。このアルバムが出てからもう25年も経つのか。僕が会場に入って来た頃には5曲目の「THINKING ABOUT YOU」が流れていたから、二曲目の名曲「CREEP」は聴き逃してしまったわけだ。

 

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一体、どうしてBAND-MAIDのSEがPOBLO HONEYだったのか?ここの出演者の誰も、同時代的に聴いていた者はいないのにね。レディヘの話は長くなるのでこれまでにするが、一つ言えることは「傑作アルバム」と言うものは時代が過ぎ去っても色あせることはないと言うことだろうか。今日はそんな同じ傑作アルバム「WORLD DOMINATION」を引っさげて、BAND-MAIDはJAPAN TOUR2018-2019【侵略】と題したツアー四日目に、ここ広島へやって来たBAND-MAIDのライブが今始まろうとしている。

 

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開始時刻の18:00になると几帳面なみんちょの性格そのままにオーバチャーが流れる。オンタイム!

AKANE、MISA、KANAMI、MIKUそしてSAIKIが登場する。そして特段のMCも無く一曲目、大大DICEきな「DICE」が始まる。

MISAのベースが光る楽曲だが、MISAの頰はかなり赤い。もう既に大分飲んでいるようだ。僕らはMISAのベースを基調に身体を揺らす。あーちゃんのドラムで手を振り上げる。みんちょのかき鳴らすけれど計算尽くされたリードギターに魅せられて、可愛いく真っ赤なバラを帽子につけたくるっぽの笑顔にトロケて、さいちゃんの安定したステキな声に感動する。5人が個性的且つスキルが高い、しかも今作の楽曲の良さが極まっている。もう聴かなきゃ損損。

しかし6曲ぶっ続けでやって、一言くるっぽが挨拶を入れたらまたぷっ通しで10曲やった。

どんだけサディステック?どんだけ真面目なのか。MC無しと言う公演もあっただけに、一握の不安を持って観ている。とは言えDAYDREAMINGの前奏のピアノとANEMONEのアコースティックギターがめちゃ洒落ていて魅せられたし、みんな素晴らしかった。

 

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16曲を終えてgdgdなさいちゃんのMCが始まる。今回のツアーTシャツにはご当地カラーがある。「広島のツアーTはカープ色にしました。」ここで思いっきり観客が上がるも、いきなり突き落としを食らわす。「隠してもしょうがないので言いますが、私、彩姫はタイガースファンです。」今日のカープの試合はM3が点灯した地元で行われた試合。しかしド派手にタイガースに負けたからさいちゃんが喜びを語る!「もうカープは勝たなくていいよ、後3ゲームくらいタイガースにくれてもいいじゃない。」どSな発言がオンパレードだ。

 

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さいちゃんの用意していた野球ネタが尽きたので急遽質問コーナーに変わる。「広島で何を食べましたか?」と言う質問に「地元サン・カレーのチキンカツカレーが辛くて美味しかった。」と話す。また他にも、もみじ饅頭はチーズクリーム味が若者に人気があること、名物アナゴ飯が意外にも会場内の観客にはあまり人気が無かった事(笑)広島はつけ麺も美味い!断然カキが絶品等、熱い広島名物の話に花が咲いた。こうしたさいちゃんとの貴重な交流タイムはくるっぽの転がしたボールで終わった。そこにあーちゃんがカープのユニフォームを着て登場する。!帽子のカープのCや、胸に書かれたCARPの文字が大き目で切り貼りで、自家製感漂う佇まいにさいちゃんがバリ突っ込む。

 

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そしてノリで始まった最前列とあーちゃんのハイタッチタイム。すごーく上がる。またみんちょがもみじ饅頭を食べながら登場、ほんわかライブ中に頬張ったものを告白、オヤツタイムは和みのひと時だ。ただそんな和みもさいちゃんにかかると超絶ディスりタイムに変わる。(笑)そんな急襲に思わず饅頭を落とすハプニングが発生。強烈なさいちゃんのお掃除命令発令となる!(笑)抱腹絶倒な可笑しさが続く。くるっぽのMCにも問答無用でダメ出し、あーだこーだ噛み付く中、なんとか「くるっぽのおまじないタイム」につながる。

今回のご当地ネタは「もみじ饅頭、チーズクリーム」だった。観客全員で大合唱をして楽しいMCの時間が終わる。バンドメイドのファンはこんなアットホームな一面を見るためにやってきている。音楽も大切だけれど、やはりこのライブに来て一番印象に残るところはアルバムでは聴くことができないそんな楽しいバンドとの交流が一番だったりする。それがあるからまたご帰宅したいです。また福岡、熊本にも行くぞ!

 

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セットリスト
01  DICE

02  THE NON-FICTION DAYS 

03  モラトリアム

04  REAL EXISTENCE

05  CARRY ON LIVING

06  ALONE

      MC(くるっぽの挨拶のみ)

07  DOMINATION

08  CLANG

09  ALIVE-OR-DEAD

10   YOLO

11   TAKE ME HIGHER

      SE(ピアノ独奏)

12  START OVER 

      あーちゃんピアノ独奏

13  DAYDREAMING

14  ANEMONE

15  FREEDOM

16  ONSET(INSTRUMENTAL)

17  ROCK IN ME(くるっぽVer.)

      MC

       彩姫のカープ話と質問コーナー

       あーちゃんのハイタッチ

       みんちょのオヤツタイム

       くるっぽのおまじないタイム

18   I CAN'T LIVE WITHOUT YOU

19   YOU

20   PLAY

21   SECRET MY LIPS

22   CHOOSE ME

23   DON'T YOU TELL ME 

笑いあり、涙あり、素晴らしき実力派バンドMARY'S BLOOD!2日目のセミファイナル?

MARY'S BLOOD 

MAKE THE NEW WORLD TOUR 2018

2018年6月9日 梅田CLUB QUATTRO

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梅雨入りしたばかりというのに大阪は29度の快晴、外を歩くのを躊躇われる夏日となった。梅田CLUB QUATTRO大阪駅の地下街Whityうめだの東側、泉の広場を上がった交通の便の良い場所にある。ライブ会場はビルの10階にあり、物販のはじまる15時までは上がれない。他会場と違って全く滞留する場所がない高架の幹線道路脇のため、物販まで大阪駅周辺を散策したり、コインロッカーの確保や食事に時間を費やした。

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物販で15時にクワトロに行くともう既に階段で3階分ほどの列ができていた。流石はメアリー、やるな!欲しかったTEEとタオルをゲットして下に降りると岡山メイトのSUGYさんとじーまんさんに遭遇する。ベビーメタルとメアリーだとそこまで被っている人はいないけれど、それでもSUGYさんたちみたいに遠征地で会えるのは格別なものがある。素晴らしき仲間に感謝!

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早速、参戦用にREVENANT TEEに着替える。メタルって言うと判を押したかのような黒TEEばかりでいい加減家に溢れかえっているので、このメアリーの白TEEは貴重だ。


17時手前で開場待ちでクワトロに戻ると階段に待ち列ができている。僕のA87番だと1階分下がった辺りだ。はじめに確保していたチケットでは遥か下の位置にあり、ちゃっきー前は狙えなかっただろう。この良番を譲ってくれたつるぎさんに感謝しかない。


ドリンク代600円とチケットのもぎりを経て会場に入った。下手は空いていたがやはり上手狙い、5列目だが、センター寄りの上手で待機した。

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客入れBGMは何故かアンスラックスの「フォー・オール・キングス」が延々と流れている。通常コンピレーションのようになっているパターンが多いので、どんな意図があるんだろうと感じて、もしやライブでアンスラックスをやるのか?と勝手に興奮して期待していたが、特に何かあったわけではなかった。アンスラックスのおかげでヘッドバンギングをフライイングスタートした。

時計が18時を回るとEYEたちの声がスピーカーから流れ、会場が湧き上がる。それに合わせて客電が消え、ライブが定刻に始まる。

名古屋のセトリでは「World's End」スタートだったが、大阪ではセトリに無かった「ツキヨミ」からのスタートとなった。

初めて「REVENANT」を聴いた時にちょっと不思議な曲だなと感じたこの「ツキヨミ」が僕にとっては一番好きな曲になっていたので大歓迎だ。おかげで大興奮のスタートを切ることとなった。

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EYEのMCは笑いに満ち溢れてとても楽しい。聞いているだけで気持ちが和らぐ。いきなり「昨日が初日で、今日がセミファイナルです。」とボケをかます、よく聞けば悔しさ溢れることでもあり、それを自虐的にギャグにして会場を沸かす。流石だと思った。好評な新譜のツアーですら東名阪の三会場各1日という厳しい現実がある。これはメアリーに限ったことではない業界全体の問題でもある。ロック、メタル全体的に人気が低迷している上にライブ会場が少なくて確保が難しい現実がある。少ない日数ではあるが濃い内容に出来れば良い。そんな素晴らしいMCができるEYEは素晴らしいと思った。

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メタラーとしてはどうにも旗に対する違和感があって抵抗しているのだけれど、まあ、これもまた笑いネタの一つとしては秀逸。バスガイドだとかレースクイーンだとか・・。それにしても新譜がガンガンくる。結局全曲やってしまったのだから本当に素晴らしい。

そしてやはりちゃっきーのギターはとんでもなかった。想定の遥か上を行く素晴らしさが現場にあった。五列目から二列目にまで来たその時、いきなり目の前に座り込んでギターを弾き始めた。至近距離であのポイズンを浴びてしまった為、もうどっぷり行ってしまいそうだ。おそるべしちゃっきーだった。


アンコールのメアリーコールをガンガンやったらメンバーは結構感激してくれたみたい。これだけノリが良い大阪の観客の一員として、客観的に見てもかなり素晴らしい呼び出しコールだったし、「Say Love」の合唱はまた、ジーンとくるくらい素晴らしものだった。単なるセミファイナルではなく、一番カッコいいセミファイナルになっただろうか?EYEが感極まってしんみりしたのも、ちゃっきーの1弦が切れたのも含めて素晴らしいライブだった。


セットリスト

 

1.ツキヨミ

2.It's Alright

MC

3.Rolling Start

4.On the Rocks

5.R.I.P.

MC

6.Halcyon Day

7.Nautical Star

8.女神の裁き~Death Queen's March~

9.Mari's Drum Solo 交響曲第5番「運命」

10.Saki's Guiter Solo 

11.Change the Fate

12.Believe Me

13.Bite the Bullet

14.Coronation Day

15.Take a Chance

ENCORE1

16.Say Love

MC

17.Counter Strike

ENCORE2

18.World's End

首振りDolls 真夜中の徘徊者-ミッドナイトランブラーリリースツアー!

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首振りDolls

Midnight Colors Tour 2018

5月27日

西小倉 LIVE SPOT WOW

 

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1.ライブ前

JR鹿児島本線西小倉駅を降りたロータリーの東側にあるLIVE SPOT WOWが今日の現場だった。会場は最大300人収容できる箱だが、物販を小倉FUSEの時のように会場後方に設営しているため、約半分くらいのキャパになっている。最近ではクロフェやコルレもここでやっていた。その時は一階が物販で二階は全部ピットだった。開場までの待ち時間に首振りDolls御用達のホットドッグ店、サンドッグに入る。間口1間半の奥行半間という店内に堂々とDollsのポスターが貼ってある。そこで今月のイチオシ「ジャーマンドッグ」を注文して食べた。ジャーマンドッグの中に入っているマッシュドポテトとバンズのサクサクな食感が美味くて病みつきになりそうだ。流石、地場の美味しいも長けた北九州のバンドだ、感心する。地域一丸となって相乗効果でのし上がろうとする様は共感を覚える。

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2.入場

今日も一緒に首振りDollsを観る、北九州メイト会のRYO-CHINさんともここサンドッグで遭遇した。飲食を終えて、会場に戻るとライブに参加する連中が集まり始めていた。黒っぽい衣装を纏う人たちがじわじわと溢れてくる。明らかに女性率が高い。同じメイト会のキーメタルさんは「ベビメタとは対極をなす客層だなぁ。」と言っていたが、正にその通りの客層だった。開場10分前から整列、チケ番順に並ぶ。スマチケだと整理番号になる為、通常チケットの後になる。スマチケは便利だけれど、入場順を気にするようになるならそろそろ通常のチケットに変えないといけないかな。スマチケの意外かつ最大の欠点を垣間見た気がした。ワンコインと引き換えに入場して二階に上がる。なんと物販で買う予定だったツアーTEEは既に売り切れていた。流石、メジャーの全国区、やむを得ない。苦虫を潰してライブに集中することにした。

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3.ライブ!

ライブはドセン五列目にいることにした。RYO-CHINさんは下手二列目、ジョンさんの前を確保、キーメタルさんとZUMISANは下手後方からのスタートとなった。前は当然のことながら首振り人形たちの住処となっていた。五列目とは言え、皆んな背が低いので余裕でNAOのドラムセットが見える。ジョンのマイクに掛けたタオルもね。白いバックドロップには首振りDollsのロゴが映し出されている。

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ライブのオープニングで流れたウルトラQっぽい古めかしい映像は単に古めかしいだけではないセンスを感じさせる映像だ。ライブの間中、バックドロップに演目がアルバムジャケットのアートさながらにぐるぐる蠢く。「ああ、サイケなんだな~。」これはVJとしてTRASH ART WORKSの福田哲志さんが仕掛けている作品だ。クオリティが異常に高くて上がる。前半はインディーズ時代の曲で攻めまくる。「菊の変」と名打たれたバックドロップの前で、NAOが菊の花束を食べて吐き出すパフォーマンスをする。NAOの語るMCでも、この演技にしても、物凄い重くのしかかる狂気が感じられる。物凄いポテンシャルだと感じた。そこから始まる鏡地獄は鳥肌モノだった。

その後、首振り第四の男、アルコヲルクラブのRAKUカワサキが登場し、ツインギターで「ニセモノ」をやり、そのままファーストアルバム、真夜中の徘徊者の集中砲火を僕らに浴びせる。そしてやはり地元北九州で聴く「煙突の街」は格別なものがある。そして首振りDollsと言えばなんと言っても「ロックンロール」だ!NAOが歌う「ジョニーのギターが聴きたいか!」でジョニーが外して「カワちゃん!のソロが聴きたいか!」と振り、続いて「NAOのドラムが聴きたいか!」と二度も外す。そして三度目の正直ジョニーがピットに降りてくる。恒例の首振り人形のバンギャに肩車されての練り歩く。これがあるから首振りDollsのライブなんだな。

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4.アンコール

アンコールには次のライブ「Jumping the Head Night」の告知映像が流れる。この対バンシリーズは昔からやっているもので、懐かしの「アースマンのテーマ」につながる。

2回目のアンコールには地元北九州の大御所ザ・ルースターズの「どうしようもない恋の歌」が演奏される。このツアーはメジャーデビューアルバム「真夜中の徘徊者-ミッドナイトランブラー」のリリースツアーであり、このアルバムタイトルはルースターズのイベント名称だったとNAOが話していた。そう言えばザ・ルースターズの初期はまるでストーンズだったわけでなるほどね。ストーンズからの引用ではなかったわけだ。

「最初から!」コールがまた響き渡る、まさかまさかの三度目のアンコール!最後にもう一度「ロックンロール」をやる。RAKUカワサキとジョニーの対決がピットである。もう少しサークルが広ければジョンさんも中に入れたのかな?って思ったりもしたけれど、本当に至福な時間だった。3時間近いライブでKissの「ゴッド・ゲイヴ・ロックン・ロール・トゥ・ユー」を4回聴いた。最後はジョニーさんがピットで両腕を振り上げた。僕の前に観客に混ざってのエンディング。これぞ!ライブバンド首振りDollsの醍醐味なんだなぁ。すっかり魅了されて会場を後にする。本当に首振りDollsは僕らを近い将来玉ねぎの下で行われる独演会に連れて行ってくれる予感がしてきた。振り落とされないようにしっかりと捕まってないといけない。最高だぜ!首振りDolls!次のライブが楽しみだ!

 

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Set List

ティーンネイジ(首)

金輪罪(金)

ピンクの実(ピ)

蜃気楼(金)

赤ヰ猫(ピ)

被害妄想

少女地獄(色)


籠の鳥(首)

白糸(首)

菊の変

鏡地獄(首)

コールガール

野良犬のメロディ(イ)


首振りDolls with Rakuカワサキ:

ニセモノ(首)

境界線(1)

切花(1)

Wanted Baby(1)

夜の衝動(1)

渇いた雨(金)

煙突の街(1)

浮氣夜(1)

悪魔と踊れ(1)(色)

サンドノイズ(1)

イージーライダー(1)(イ)

ロックンロール(1)

月明かりの街の中で(1)


encore1:

Jumping the Head Night

タイムマシーン(首)

環境戦士アースマンのテーマ


encore2:

どうしようもない恋の歌(ザ・ルースターズ カバー)


encore3:

ロックンロール(1)


凡例

(1)ファーストアルバム「真夜中の徘徊者-ミッドナイト・ランブラー」収録

(色)シングル「色子」収録

(イ)シングル「イージーライダー」収録

(金)シングル「金輪罪」収録

(ピ)シングル「ピンクの実」収録

(首)アルバム「首振り人形症候群」収録

 

MY LITTLE GOD 素晴らしき仲間たち

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藤岡幹大 My Little God

Club Citta'川崎

2018年4月23日


今年は波乱の年である。ありえない出来事が僕らメイトを襲う。1月5日にSNS上に上がった藤岡さんの悲報、広島で素晴らしいパフォーマンスをみせたBabymetalは夏から続いた怒涛のギグを12月のLegend-Sで締めくくり2017年は新しい次に圧倒的な力技でねじ伏せ、順風満帆に繋げたかにみえた。

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2018年元旦にギラギラと暗黒の闇に燃え盛る太陽が昇り、新しいLegendの到来に思いを馳せた矢先、激震が起こる。何時もいた、あの小神様が・・逝去?。死と対極にいたファミリーマンな藤岡さんだったから、尚更信じ難かった。とは言え、周囲の面々のコメントがSNS上に溢れる、あり得ない・・けれど、その事実を受け入れざるを得ない。

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「My Little God」はそんな藤岡さんのそばにいた面々が開催を企画し、実現したインディペンデントギグで、このギグを観て、何かを感じ取りたかったのかな。

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開場は17時。しかしまだ開かない。雨がしとしとと降ってくる。Tシャツになったので雨が本格化する前に早く入れて欲しいと皆念じながら待つ。約30分押しで列が動き始める。1,300のキャパだが、二列でソロソロと動く様はまるで昨年の赤坂BLITZさながら。顔認証や持ち物検査がないのになんで遅いの?途中からサバサバ動き始めて18:00には入場できた。ホワイエには藤岡さんのギターが展示されていた。Big Bossでみたあのギター達だ。

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会場を見たり、ドリンクをゲットしたりとしているうちに会場一杯に人が入ってドアのところで溢れ始めた。確かに前で観るつもりはなかったものの、会場に入れないなんて思いもしなかった。押していることもあってすぐにライブが始まる。U×S×Bの演奏が始まる。なんか妙に懐かしいディスコサウンドのようだ。音楽自体は全然わからないけれど、藤岡!幹大!とコールするところが楽しい。U×S×Bの演奏が終わるとアナウンスが入る。「申し訳ありませんが皆様、入口のところに入りきれない人が沢山います。あと3、40センチ、400ミリほどみんなが詰めてくれたら入れます、ご協力ください。」このアナウンスでドドドっと前に入り込んだ。ちょっと想定外に前に来れた。もともとは後ろでゆったり観ようと思っていたけれど、真ん中寄り前よりの中央付近にまで来れた。途中で帰らなければならない者としてはちょっと入りすぎ?ヤバめな位置なような気もしたが観る位置としては申し分ない。偶然にも首振りのジョンさん、ジョニーさんもいて後ろにははるはるさんたちがいた。なんでお前が前なんだよ~とばかりに突っつかれた。(冗談)流れに乗って空いている場所に来たらここまで来ちゃったのさ。

 

続いて童謡の歌手による葬儀の歌、MIの講師方による演奏が続く。これは正直、想定外の出来で、かなり滅入った。貴重な時間を潰されたように感じてかなり気分が落ち込む。「東京まで来てこれを観ることになるとはあんまりじゃないか?」残された時間もないこともあって、かなりエゴイスティックになっていた自分がいた。もう続けて3バンドが微妙な音を鳴らしていて限界に感じていた。そんなタイミングで4バンド目、C4が登場!大村さんが出て来るなりガンガンに弾きまくる!待ってました!ただ無心にヘドバンをする。そしてそんな気持ちを察したのかTOKIさんが語り始める。「MY LITTLE GODは・・藤岡さんの為にトリビュートしようとかとは・・考えがちがう。MY LITTLE GODは藤岡さんがやりたくてもできないことを僕らが代わりにやる、そういうものだ。」そう、藤岡さんがやりたいこと、勝手な想像だけれど音楽のジャンル、経験の多少に関わらず一緒になって音楽を楽しんで、より多くの人たちにそうした音楽の楽しさを分かち合うこと。広めること、みんなで作り上げていくこと、それがやりたかったことなのかな?こんな一見学芸会みたいなわけのわからない構成でスタートしたけれど、そのめちゃくちゃなところが藤岡さんらしさじゃない?みんな思いは一緒。確かにそうだ。童謡にせよ、葬儀の歌にせよ、MI講師陣にせよ、藤岡さんがそこに居て一緒に音楽を奏でていた仲間だから、言わば藤岡さんの分身、その仲間が最大限のパフォーマンスをしている。藤岡さんのこのイベントを通して、多くの観客に対して演奏を披露すること、それがやりたいことの一つではないのか?。TOKIさん、正に一本取られました。C4としての最後に演奏されたメタリカ「バッテリー」のカバーは本当に魂の歌で、素晴らしかった。

 

続いて仮バンドの登場だ。でっかい BOHさんと小ぶりなISAOさんがでっかいギターを持って登場する。アトリエZのベースとISAOさんの7弦ギターは本当に大きい。前田遊野さんは上手横向にドラムをセットして、その前に小ちゃな桑原あいさんがいる。どうやら前田さんはみんなを見渡せる場所にいるようだ。そして下手でひたすらクールに凄い演奏を聴かせる岡さんがいた。HARMONYxはISAOさんが根性で素晴らしいハーモニクスを奏でていた。とても素晴らしいのだけれど、微妙に藤岡さんの原曲とは違う、やはりアームがないとハーモニクスでビブラートはできないのかなぁ。岡さんのアームを持ちながらの演奏は流石愛弟子、原曲に近い。藤岡さん、大村さん、 BOHさんのような表情豊かなプレーヤーに対してスーパークールで無表情な岡さんだけれど、スターと対等に渡り合う。そりゃー、クールにならざるを得ないか。今後、経験を積んで師匠を凌ぐマルチスーパープレーヤーになってほしいと感じた。それにしても桑原さんのキーボードはまるで生き物が踊り狂っているような異次元な素晴らしさだった。これを見ることができたのはラッキーだ。

入場から待ち時間に流れるSE、藤岡さんのTRICK DISK「討ち入り前夜」と「HARMONYx」を聴いて、みんなの演奏を聴く。藤岡さん、あなたはどれだけ凄かったのか?そして仲間はどれだけ素晴らしいものかをこのイベントで思い知った。MY LITTLE GODはどうやら終焉を告げるイベントではなく、これから続いていく成長するイベントなのだと感じた。

 

21:40に押しに押して大村バンドが登場。青山さん、LEDAさん.大村さんが登場して弾きまくる。後ろ髪引かれながらもタイムズアップ!帰らなきゃならない。21:50の電車に飛び乗って、羽田に向かう。


思いは遂げられたか?参加して何かがあったわけではないけれど、TOKIさんのあの言葉はずしりと重くのし掛かる。活字で何度となく書かれていたことだけれど、実際に聴いた言葉は更に重みがあった。ありがとうTOKIさん。

途中で抜けて来たから、何か大村バンドで起こっているかもしれないけれど、これが今の僕の精一杯なので満足だ。ありがとう!MY LITTLE GOD!また戻って来るよ。


シーユー!

 

 

 

世界征服を目論むお給仕を体感!

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HAPPY JACK 2018

熊本B.9 V1

BAND-MAID

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DADARAYのステージが終わっていよいよ待ちに待ったBAND-MAIDのライブの番だ。

最前柵前が空いたので空かさずゲットした。勿論MISA前に陣取る。セッティングに丸々30分をどのバンドもかける。そのやり取りでバンドのスキルが分かる。

これぞライブの醍醐味だろう。音響スタッフとのやり取りが想定外に面白くて楽しめた。ライブで使う音を片っ端から鳴らすので演目の想定がしやすい。

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V1のMCかなぶんやさんの紹介と共にBAND-MAIDのオーバチャーが鳴り、メンバーが登場する。MISAは新調した黒皮と網タイツの出で立ちでカッコいい。真っ黒なベースとあってる。何故か靴を履かずにタイツのままでステージ上を練り歩く。めちゃカッコいい。


初っ端のChoose me。「愛こそは目に見えない幻想・・」と彩姫の咆哮が聞こえる。やはり音圧が他のバンドとは違う。本当に痺れる。続くReal Existenceときて小鳩の地元ネタC&R。熊本出身ゆえの鶴屋のCMを歌う。面食らったハトのように固まったオーディエンスにダメ出し。一気に場が和む。

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そこから新曲二本立て。「Domination」と「Dice」だ。新作「World Domination」は本当に傑作アルバムで、レベルが吹っ飛んでいる。ライブ感が上手くアルバムに詰め込まれている。「The None-fiction days」からの「Carry on living」KANAMIのギターが光る曲だ。ラストに「Don't you tell me」で最高潮に達する。本当に良いライブだった。

かぼちゃ軍団狂想曲!

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Helloween Pumpkin United World Tour 2018 in Japan

2018.03.24

ZEPP TOKYO


ステージには黒幕が降りており、そこには大きく「Helloween Pumpkin United」と書かれていて、スポットライトが当てられている。30余年の月日がフラッシュバックする。ジャーマンメタルを日本に根付かせた最重要なバンド、ハロウィンがオリジナルメンバーカイ・ハンセンと、キーパーからその名を不動としたヴォーカル、マイケル・キスクを帯同し「パンプキン・ユナイテッド」として戻って来た。SEはガンズやデフレパード、メタリカと言った当時のヒット曲が羅列されて流されていた。バンドの選定と言うよりは主催者側の恣意的なBGM的なもので、そこに高揚感はない。アナウンスで始まりが告げられるとSEが切れ、客電が落ち、ショーがスタートする。ダニのドラムがはじまり、サーシャ、マーカス、ヴァイキー、アンディーの現メンバーが登場し、それに続いてカイ、キスクが登場する。一曲目「Halloween」からオーディエンスは全員熱唱と言う盛り上がりで素晴らしい。目の前に30年前のメンバー、カイ・ハンセンマイケル・キスクがいる。

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容姿は変わって入るが、サウンドは当時とあまり変わっていない。素晴らしい!

曲間にはアニメ~ションの演出が挟まれ、メンバーの休憩タイムになっている。およそ3時間に渡る長丁場を高齢のメンバーで進める為の気の利いた演出だろう。ハロウィンのかぼちゃのキャラクター、ジャック・O・ランタンがバックドロップ上を転げ回る。前半の最大の盛り上がりは「KIDS of Century」だ。アルバム「ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ」からのヒットシングルで、バンド内亀裂が始まった時期の曲でまさか聴けるとは思ってはいなかった。そしてカイがヴォーカルだったオールドナンバーのメドレー、「スターライト」「ライド・ザ・スカイ」、「ジュダス」、「ヘヴィーメタル」は涙腺崩壊の素晴らしいひと時であった。それから故インゴ・シュビヒテンヴァーグとダニ・ルブレに依る競演を挟み、後半の最大の圧縮が発生したアンディ・デリス、ヴォーカルの現メンバーによる「パワー」に繋げる。この曲はアンディのフロントマンとしての資質の高さを僕らオールドファンに十分なアピールをしていた。素晴らしい。アンコールで名曲「イーグル・フライ・フリー」、長編「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」が演奏され、アンコール2ではキスクの美声が聴ける「フューチャー・ワールド」、エンディングでカボチャの大風船と戯れた「I WANT OUT」で終演となった。

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膨大なカタログの中からの抜粋ではあったが、何れもオーディエンスの熱唱があり、共感して感動した。ライブの素晴らしさを全身で感じた3時間だった。

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