帰ってきたフォーメーション ーBABYMETAL- YOKOHAMA-2019

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BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISE-

28JUN

YOKOHAMA ARENA

 

1.メイトの朝は早い

 

これはメイトの間では有名な言葉であるが(笑)僕に関して言えば該当していなかったなぁ。これまでの遠征と言えば須らくJRの始発6:00発がベースにあったからフライトは大体8:30が早い方だった。だから現地には昼頃入いるのが通常だった。しかしOZさんとPMCインタビューがリリースされた頃にやったプチメイト会時にOZさんの計らいで僕の朝も変わることになった。(笑)

OZ「私は車だから始発5:30発に乗りますよ!迎えに行きましょうか?」

TM「OZさん、やったー♪5:30だから4:00出発でいいですか~♪」

OZ「ん、3:30くらいの待ち合わせですかね。私起きれないかもしれないのでモーニングコールをおねがしますね。」

TM「えーとっ、モーニングコールは2:30くらいですか?(汗)2:30か~、いつもなんだかんだしていて2:00まで起きてるから・・・睡眠時間30分?(汗)ひょえー。」

 

早い早い、聞きしに勝る早さにびっくり。当然寝ることも叶わず待ち合わせ時間になった。こんな早朝に迎えに来てもらってかたじけない。OZ号に乗ってPAPAYA!を聴きながら空港に向かうと朝の道路は信じられないほどスムーズだった。なんと!4:00前に空港に着いた。・・おいおい、まだ空港開いてないし・・。それなのに扉の前にはもう何人かの待ち人がいるし・・。

 

待ち人「クソ、早く着きすぎた!4:30にならないと開かないからな、ココ。」

 

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図1.空港が開いてない

待ち人は常連らしく恐れ入る。「ジャパニーズビジネスマーン♪ ジャパニーズビジネスマーン♪」って歌っちゃうぞって思って笑った。みんなで「遅い!遅い!」とぶつぶつ言いながら扉が開くのをまだかまだかと待っている。かなりシュールだ。(笑)

漸く警備員さんが来て自動扉を開ける。まずは中に入って腹ごしらえした。コンビニでサンドイッチを買って早めの朝食をとった。するといつのまにか黒TEEの見慣れた顔が集まる。RYO-CHINさん、MAXさん!そしてじりりさんと次々にやってくる。まあ、こんな無茶な時間帯にくる奴はライブに向かうメイトくらいしかおらんわな~。きゃっきゃ!(笑)仲間が5人も集まると遠足気分になるから不思議。そうそう、ベビーメタルのライブの醍醐味はライブもさる事ながら、メイト間交流が魅力的なのだ。ライブも楽しいけれど、同じキズを舐めあう仲じゃないけれど、同じ志しの者達との他愛のないトークは僕らのかけがえのない活力であり宝だ。ベビメタという共通項があるからこそ起こりうる感覚であり、初見の人共直ぐに打ち解けて話すことができる。例えば空港のトランジットバスの中でベビTEEを着ている人に「何回も来られているんですか?」って話すと「ああ、ドームからです。いやー、完全にやられました・・あれでYouTube漁って・・」って話が止まらなくなる。いやー楽しいな〜、ベビメタ。(笑)

羽田からはシャトルで新横浜にある横浜アリーナに直行する。地下鉄を使うと日常の喧騒とつながって、記憶がぶつ切りになるんだけれど、シャトルバスだとダイレクトに会場とつながるので、夢心地が持続する。最高の移動手段だ。

見慣れた横アリの前面広場には人がいない。皆、物販列に並んでいるから。人がいないと割と広くかんじる。この広場メイトが集まるととても狭く感じるのに、こんなに広かったのか。(この後入場はとても大変なことになるのだが。)

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図2.YOKOHAMA ARENA

 

2.灼熱の物販、狂乱の入場

 

物販列のある横アリ裏手に移動する。ゾンビさん、銀りょうさん、でろさんといっぱいの知り合いメイトに会う。このひとときが楽しい。

 

でろ「今日はどんなライブになると思う?」

TM「二人でやるのかどうかでしょ?」

でろ「そこなのよねー。だから今日は来たかったの。今日見ればどんな体制なのかが分かるから、だから外せないって今日を申し込んだ。」

TM「二人だってPMCでも言ってたし、二人って言うならそうなんだろうけれど、ダークサイドで見た二人のフォーメーションは僕的には最悪だった。縦一列並びは見にくいし、迫力に欠ける。重なって隠れちゃうのがとても頂けない。良いところがまるでない。やはりあの逆三角形のフォーメーションが迫力があるし、最高だから、どうするのか?それ次第でベビメタの今後が決まるんじゃないかな。」

でろ「そう、そうなの、本当にそうなの。どうなるんだろうね。楽しみ!」

 

今日は晴れてものすごく日差しが強い。でも横アリの裏手の並み物販列は日陰で過ごしやすかった。それに引き換え、超ピットの物販は日差しが壁、床の白色タイルに反射して上からも下からも熱線を浴びせて、こんがり焼かれているなかSYさんを見つけた。

 

TM「暑いね!」

なかSY「もう真っ赤です。」

TM「壁、床からの照り返しで堪らないね!」

OZ「私は明日ここに並ぶんで見に来たんですが、かなり大変そうだな。(汗)前の方の階段辺りはそんなでもないけれど、ここは辛い。」

なかSY「いやー、もう堪らんです。」

 

ベビーメタルの物販は過酷なんですね~。この過酷さがまた深い絆につながる・・。なんていうサディスティックなバンドなんだろうか。一時いただけでくらくらしてしまう灼熱の超の物販列を後にしてランチに行った。ランチから戻ると物販を終えた人たちがぼちぼちと戻ってきては合流する。開場時間までまた談笑タイムだ。こんな風に過ごすと待ち時間が有意義であっという間に過ぎていくから不思議。直ぐに開場の時間になってしまった。

今回はシートだし、指定席だから入場を急ぐ必要はないよね!。ゆっくり入れば良いよね!。と余裕をかましていたが、一向に入場が進まない。なんかまた悠長なセキュリティチェックをやっているのか?全然進んでいない。流石に指定席とは言え、開演時間が迫ってくると皆、堪らない。余りにも進まないから待機列が公道にまで溢れてきた。これヤバくね?

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図3.入場列が消える・・制御不能

入場列は蛇行に蛇行を重ねた一列だったが、僕らがくねくねと蛇行して階段の上に上がったあたりで列が消えた。何これ?並んでたのに列がなくなった。後から並んだ人の方が入り口に近くて先に入りよる。もうこの崩れてしまった列は変えられない。後から並んでた鉄さんが「あれ?なんで後ろなの?」って。この狭い広場で何千人もの人達を短時間で捌くのは無理だろう。結局開演は50分遅れることが決定した。とにかく今は入場しなければならない入口では手荷物検査、金属探知機を一人一人やっている。もっと前からやればこんなことにはならなかったものを、なんでシートの入場を遅らせたのか意味不明だ。今日帰る人にとっては痛い遅延だ。早く入れられなかったのは会場設営自体も押したからと言う噂も聞いたが、一体なんだったんだろうね。漸く入場してシートに座る。なんか久しぶりに座ったな。

 

3.開演!復活のフォーメーション!

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図4.開演前

漸く冷静になって会場を見回す。ステージから花道が出来ていて、8角形の可動ステージがその上を走る。花道の先端にはBABYMETAL版第五使徒ラミエルが鎮座する。これを見ても一体何がどうなるのかなんて想像がつかない。もうただ始まりを待つしかない。超ピットには人がびっしり詰まっているようにみえた。中から見るとそれほどでもないという話だったが、スタンドからはそう見えた。開演中、つねにできていたサークルから、それくらいの余裕はあったのかと分かったけれど、とにかくパンパン、溢れんばかりの人、人、人。

客入れSEは割とビッグネームばかりだった。特にアイアンメイデンとジュダスプリーストが多めでメタリカメガデスパンテラ、アーチエネミーと有名どころに絞られていた。そんな中、開場が暗転し、歓声が上がるとラミエルが消え、ベビーメタルのロゴが七色の蝶の様に舞、ステージに向かう。SU-METALの声が会場に響き渡る。そして出現する白装束の三人が???なんだ?この三人は?サポートダンサー?そんな中ショーはスタートする。聞いたこともない旋律が奏でられる。新曲スタートだ!あっ、三人!三人いる。YUI METALではない。誰だ!誰なんだ?おおっ、フォーメーションがフォーメーションが復活だ!完全復活だ!凄い!凄い!凄い!もうそれだけで、ただそれだけで満足だった。来てよかった。これが観たかったのだよ、ただこれだけが観たかったのだ。(涙)

大写しのスクリーンにはSU-METALとMOAMETALが映しだされるが、サポートダンサーはなかなかカメラに映らない。(映さない)それでも二人の後ろに映るダンサーが微笑んでいるのが分かった。ダンスは非の打ち所がない。そして何よりもフォーメーションが美しい。やっぱ三人、三人だよな。(涙)これ、最高だろ!今までの欲求不満は何処へやら、すっかりと満足である。だってSU-METALの声も良いし、MOA-METALがすらりと美しく変化を遂げている。ダンスもキレキレで軽やかさが加わる。そしてバックスクリーンが上下に動く「エレベーターガール」の映像美は半端ない。これ、そのまんまMVに出来るだろう。メイトの間で出る出ると噂されていたエレベーターガールのMV、全く出る気配はない。しかし、この映像は最高じゃ。早く出して欲しい。もう本当にこのままで良いから、出して出して!お願いだよ。そしてまたその後に新曲が続く。今度はやたらとインドチックなヒンドゥーな曲で、あの真っ直ぐなSU-METALがヴィブラートしてる。とても難しそうな楽曲をスイスイと気持ちよさそうに歌っている。恐るべし歌姫。そしてダンスもオリエンタルな味付けが流石。タイの遺跡にあるような不可思議なポーズをモチーフにダンスが展開してされる。見たこともないけれど、癖になるダンス。それに動きが三人だから本当にダイナミック!待てよ、あの激しいダンスを踊るMOAMETALと同じかそれ以上に激しいダンスをサポートのダンサーは踊っている!動きが激しい方に本能的に目が釘付けになるから、必然的にサポートのダンサーに目が惹かれる。本当にこのフォーメーション最高じゃないか!ありがとう!もう感謝しかない。これでもか、これでもかと押せ押せのセトリも素晴らしい。そして新曲の「PAPAYA!」が始まる。配信で聴きまくっていたリフが始まる。ライブはそれ以上に心踊る。流石だろ。そしてサプライズでタイのラッパーF.HEROさんも登場した。バックスクリーンに大写しになって、超巨大に見える演出も憎い。タイ語のラップが挿入されるなんて一体誰が想像しただろうか。もう只々圧倒されるばかりだ。タオル回しのアクションは初日だったし、まるで気づかなかった。タオル回しは名古屋まで持ち越したけれど、それを除いてもこの楽しい楽曲には圧倒されまくりだった。セカンドアルバム発表時の「META!メタ太郎」を聴いた時のような驚きを伴う。位置付けとしてはそこかな?。中途半端な形でリークされた時に散々批判されたし、不支持の意見をたくさん聞いたけれど、ライブで聴いたら、全部飲み込んで余りあるくらい凄く癖になる楽曲で皆至福の雄叫びをあげるしかない。そんな素晴らしい楽曲に仕上がっていた。みんなでこんな風に騒ぎまくる楽曲ははじめてじゃないかな?底抜けに楽しい。Black Babymetalの幾つかの楽曲を凌駕するかもしれない。ショーの終わりは「The One Unfinished Version.」の美しさ、「R.O.R.」のフラッグにベビーメタルのロゴが復活したことに涙し、感動の嵐で終演。新生ベビーメタルの第一歩目、しかと見届けた。可動ステージに乗る三人がとにかく楽しげに見えた。誇らしげに見えた。昨年の喪に服したかのような、わけのわからないダークサイドの闇が明けて、今のまばゆいばかりのライトサイドに変化を遂げた。大歓迎だ。大歓迎だ!興奮冷めやらぬまま、僕は次の現場に移動する、川崎へ!

 

セットリスト等は以下に詳しいです。

https://music-setlist.hatenablog.jp/entry/2019/06/28/213000

 

4.ライブを終えて

 

ライブが終わった翌日に大騒動となる。サポートとして演じたダンサーが元モーニング娘。のセンターだった鞘師里保さんだったからだ。正直、世代的にも初期モー娘。しか知らない身としてはそれを聴いても「そーなんだ〜」程度のリアクションしか起きなかったのだが、そのあとに行われた英国、グラストンベリーフェスティバルでのパフォーマンスで、細かいところまで見ることができて、完全に魅了されてしまった。グラストンベリーは昼間で、映像もストリーミングが想定外に良くて、とても綺麗に見ることができた。ライブは横アリで観てはいるが、ライブではこんなにクリアに観ることは叶わない。まるで目からウロコ。本当に素晴らしいのは、リミッターを完全に取っ払ったかのような全力、ダイナミックなダンス!そして楽しそうに時折見せる笑顔。これを正確に形容する言葉を今は見つけることができないけれど、とにかく感激した。そしてそれに輪かけたかのようなドラマが、SU-METALとのドラマがあること。後から調べれば調べるほど出てくるドラマが止まらない。

鞘師さんはSU-METALと同郷の広島県出身で、アクターズスクール広島(ASH)で一緒に切磋琢磨した仲間。その後、すぅちゃんはさくら学院へ、鞘師さんはモーニング娘。へ行き、お互いに別の場所で頭角を見せて活躍。そして今年、誰も想像し得なかったベビーメタルとしての再会。このドラマには胸キュンだし、さらに思い入れが深まる。方や歌の天才、方やダンスの天才。ASHでそう呼ばれた二人がこうして1つのバンドで再開する。このストーリーが堪らなく素晴らしい。考えれば考えるほど感極まる。そして、そして、鞘師さんが'15年にモー娘。を突然卒業した時の状況がYUI METALの脱退に重なる。精神面がどれだけ耐えられるのかと言うハロヲタの心配の声も聞かれるし、どれだけ続けられるかなんてはわからないけれど、この全くの奇跡としか思えない巡り合わせに、僕らは感謝しかない。今回観た横アリ初日、グラストンベリーフェスティバル(ストリーミング)、名古屋LEGEND-Mと、どの公演も偶然にも鞘師さんがサポートに入った公演だったから、僕の中では素直に絞れてしまった。(KANOMETAL推しの方すみません)と言うことで、RIHOMETALとして大大大歓迎で迎えたい!ようこそBABYMETALへ!これからもよろしく!

 

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図5.グラストンベリーでの3人(ストリーミングより)



 

 

ミズニ ウキクサとその仲間たち

ミズ二 ウキウキ ツアー vol.2 ツアーファイナル編

2019.06.08

小倉FUSE

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1.ライブ前

珍しく週末の天気が不安定で、晴れたり、雨が降ったりと忙しい土曜日となった。晴れれば肌を焼く強い日差しが照り付け、運動会に参加した僕の腕はかなりひりひりとダメージを残す。FUSEには開場時間の17:30に到着した。周辺の街に近いFUSEはライブ開始前まで参加ミュージシャンたちは出たり入ったりしている。「あれ?お嬢がいるな。今日、ノンフィクション出てたっけ?」お嬢こと佐々木愛加さんがいた。今回はダーウィーンというバンドで出演している。これまでノンフィクションでミズ二 ウキクサとの対バンライブでお見掛けし、その激しいパフォーマンスに惹かれるものがあったし、ミズ二 ウキクサの「カシスビートロマンス」のMVにも参加されていたことで、お嬢という存在にはいろいろ不思議さがつまっていた。

実はお嬢としての活動のメインはこのダーウィンであり、ノンフィクションはあくまでサポ-トのようで、たびたび松本愛実さんや元首振りDOLLSのジョンさんが入ってやっている。とは言えイイジさんとの掛け合いが面白くて、なんでノンフィクションに正式加入しないのかなと勝手ながら不可思議に思っていた。その理由はどうやらこのダーウィンにありそうだ。

今回の対バンライブはツアーファイナルのミズ二 ウキクサの他、ザ・サテライツのサテライトキャノンツアー2019との共同主催イベントとなっている。そこに集ったバンドたちはなかなか個性の強いバンドたちで面白かった。

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FUSEに入ると早速、愛実さんがロビーに現れる。

今日はワインレッドの花柄ワンピースでいつもの白いドレスではない。

今日はまだステージ衣装に着替える前に登場と、少し余裕がある。なんせ6バンドが出るトリだから、まだ出番まで時間がある。物販の内容には変化はなく、その更新を期待したいところだが、なかなか難しいんだろうな。ミズクサちゃんTEEを身に着けるものは3人で、まだまだ普及具合が足りていない。さて会場の音が大きくなってきた、ライブが始まるみたいです。

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2.ライブ開始

開始して2バンドが終わった。実質のスタートは3バンド目のカルテからだろう。カルテはミズ二 ウキクサとよく対バンをしているバンドの1つで、気になっていたバンドだった。聴けて良かった。パッとみた印象はアートスクール系、ブラーとかを彷彿させるような、良い意味で自己陶酔系、逝ってしまった系のヴォーカルだった。声がよくて聴き入ってしまった。最近男性ヴォーカルでいいと思ったバンドが少ないので、正直、不思議だったが、兎に角心地がよかった。特に中盤に演奏されたスライドギターで奏でた「真昼の屑星」が新鮮だったな〜。初期の楽曲だそうで残念ながら廃盤になったアルバム「捧ぐ」にある曲らしい。iTunesでデータ盤は販売されているということなんで、ダウンロードしてみよう。

 

バンドの求心力はどうしてもヴォーカルにある。今日はそんな個性的なヴォーカルを擁するバンドが続く。

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4バンド目、待望のダーウィン登場。

お嬢がいつものように下手袖よりで激しくも控えめに踊る。観る者にとって音楽というものは音だけではない。音の良さは必要ではあるが十分ではない。ライブは聴くだけではなく観るものでもある。そのパフォーマンスの美しさも重要であり、ライブならではの魅力となる。その優美さにおいて、お嬢の存在は極めて重要な存在だ。これだけステージ上でかっこ良くできるってのは一重に才能だなと感じさせる。バンドの主体であるヴォーカルを引き立てつつ、その優美さで観るものを虜にするその踊りは見事!必見だ。そしてそんなお嬢を引き付けるヴォーカル大島さん。イイジさんと張り合う程の個性がやっぱりあった。イイジさんの特異さとは真逆など直球さがなんだろうなぁ。

ダーウィンというバンドを見ると、ミュージシャンとしての初期衝動的なものが感じられる。気を衒うことなく正攻法で攻める。歌の普遍的な部分を磨き、バンドとして各人が対等の関係性を築く心地よさ、観ていてふとそんなことが感じられた。どのバンドもそうだけれど、ポテンシャルは高い。無いのは「成功」という2文字。何をもって「成功」と言うのかはわからないが、音楽で食べていくくらいにはなりたいものだ。最後に演奏された「日々」は胸に染みる。

 

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5番度目のザ・サテライツはピザ系のメロコアの一群かなと言うくらいの印象からスタート。激しく、上手い、若い、エネルギーがほとばしる。ロゴもアートワークもおしゃれ。しかし後半の「ロックスター」から等身大の主張が語られる。背伸びしない、ぶっちゃけている苦悩がそう言えばPALEDUSKのKAITOの主張に通じるものがある。その葛藤との戦うリアルなドラマツルギーに打たれる。その最たる新曲「東京」は生々しい独白が展開される。もはやメロコアではない。言わばエミネムの「ルーズ・ユア・セルフ」さながらの悲壮感に満ち溢れた生々しい生活に関するライムがスポークンワードとしてBGMに合わせて進行する。抑揚を付けていない、韻を踏んでいないからヒップホップではないが、その佇まいは通じるものがある。とにかくこの「東京」は凄いので聴いてもらいたい。この迫力はすべてのレッテルを綺麗に焼き尽くす。

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いよいよトリのミズニ ウキクサが登場する。

いつも通り「ミズニ ウキクサです。」からのスタート。乗っけから情念のこもったミズニ ウキクサでしかありえないオーラに包まれて演奏がスタート。最初の1秒で会場を支配してしまう迫力に感服する。コウヘイさんのギター、別格の上手さ、たっくんのドラムと愛美さんのベース、ヴォーカル、この無駄のないトリオは完璧。これを聴かないなんて損、損!新譜「八月の溜息」からは3曲が演奏されてMCが挟まる。今日はツアーファイナル、福岡、鹿児島、東京、名古屋、神戸、大阪と来て今日の小倉。刺激的な数日を通して色々な想いがこみ上げたかのようなMC。いろいろ経験出来たのだろう。良いことも悪いことも様々あったのだろうな。

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愛美「弱音を吐くのはもっと売れてからにします。」

この言葉に含まれる色々な想いが次にどんな実を結ぶのか楽しみだ。

 

たっくん「いつが一番キツかったですか?やはり12時間かかる東京への移動が辛かったな。なんと言っても運転手が僕1人しかいなかったのが辛い。(笑)」

 

確かに辛いが「そこか!」って言う笑いが会場から起こる。パッと客席に、笑いが広がり、明るくなるのが良い。まさに姉弟で光と陰。この姉弟の自然なあり様が無垢で素晴らしい。またこんな笑いもあった。

 

たっくん「前日にバスケを2時間全力でやって終わりの30分はバキバキで筋肉つりまくり。こんなんでライブに支障をきたしたらどうしよう!と思っていたけれど、バスケとドラムでは使う筋肉がちがうようで全く問題ありませんでした。と言うことで、皆さん、ドンドンバスケをやりましょう。」

 

相変わらず、なんのことかわからない撹乱する、楽しいMCもまたたっくんの、ミズニ ウキクサのライブにおける魅力の1つ。このMCの後に「散らばる着地点」から三曲が演奏され。アンコールは「凍る海」から「街」。ダブルアンコールでは楽曲の用意が無かったと言うことで挨拶のみと成ったが、でてきたときの三人の笑顔が印象的だったなぁ。

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愛美「ツアーファイナルでしたが、次の告知はまだ用意できてはいません。でもミズニ ウキクサはまだまだ続きます。」

 

力強い言葉が最後に聞けて良かった。これからも頑張ってください。応援しますよ。

 

 

ミズニ ウキクサ

セットリスト

 

1.ダンシング・トゥナイト

2.羅針盤

3.夏の終わり

MC

4.カシス・ビート・ロマンス

5.トラベル・アワー

6.エンドロール

encore:

7.街

encore:

挨拶

絶叫する60度の「熱い熱い九州界隈の夜」

絶叫する60度 LIVE TOUR 2019「絶」

2019.06.01

小倉FUSE

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絶叫する60度は昨日の大分公演の後、小倉にやってきた。今年2月の小倉FUSEから4か月、僕の絶叫歴も4か月、よんよん!ってことではなくて(笑)、ライブというパワーでここまで心躍ることがあるんだなって実感する4か月だった。絶叫する60度の九州界隈の人たちとの交流も毎回参加させてもらっているけれど楽しい。前飲みがこんなにも楽しいって言うのも絶叫ならでは。今日はいろいろあったのでそのあたりを書いてみようかな。

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1.到津の森公園

ツアー中、もんてろが好んでおサルに会いに行くことがあるし、えっふーもよくライブ会場の近くにある動物園におサルを見に行く。昨日は大分高崎山のおサルに会いに皆行ったみたいだ。じゃあ、僕も行ってみようかなって、ジャイコグンマの猿TEEを着ていることもあって即実行、「到津の森公園」に行ってきた。普通は象やキリン、フラミンゴ、アライグマ等への餌やりが目当てで行くのだけれど、今回はおサル。視点を変えると動物園もまたいつもとは違って見える。ここにこんなにたくさんのおサルがいたなんて、ちょっとびっくりしたな。

 

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到津の森公園へは小倉の井筒屋のある「魚町バス停」から「1番のバス」に乗って20分くらいで着く。「1番のバス」は小倉八幡を結ぶ主要幹線だから本数が多い。降りる駅は「到津の森公園前」その山側が全部動物園になっている。昔は「到津遊園」として遊園地と動物園だった場所。今は規模縮小したものの、全面改修されてものすごく新しい動物園になっている。ラッコの見せ方でずいぶん前に話題になった北海道の旭山動物園の指導の下、各動物の行動分析からどう魅せるかを1から考えて作られた仕組みは見事だ。動物たちがどこにいても見ることができるように僕らは下からも上からも見れる仕組みがつくられていて楽しい。

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まず行ったのが日本猿の猿山。大きなお山に猿が数十頭いてヒエラルキーを構成している。ちびっこい赤ちゃん猿に餌をあげた。可愛かったな。

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そして3階くらいのレベルからエリマキキツネサルを見た。木の上にブル下がって動き回る姿を上から見る新しさ、螺旋の通路が中にあって、見事サルたちが乗って遊んでいる。またアライグマみたいなワオキツネサルは幼稚園の子供たちが入る出入り口に群がる。

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マンドリルにフクロテナガザル、ジェフロイクモザルとこんなに一度に意識しておサルを見たことはない。いろいろなおサルを見れたよ!童心に戻ったかのように楽しめた。

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2.前飲み

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おサルとさよならをしてまた小倉に戻る。

小倉ではクッパさん、こばさん、ピロさんたちがもう前飲みを始めている。商店街に面したオープンテラスのような場所に絶TEE等黒ずくめのTEEが集団を作るさまは壮観でしたね。今回遠征で全国から集まってきた人たちがいっぱいいて、感慨深かった。絶叫でもこれだけ関東、関西からえっふーが駆け付ける、凄いな。

 

FUSEでは整列が始まったって、さあ行こう!ライブ会場へ行こうか。

 

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3.スーパー前座

中に入ると相変わらずのメンツが揃う。この間名古屋のTV番組で映っていた人たちもいて、わーって思う。ここに入るみんなが同じ気持ちでこのライブに来ているんだって、胸温だよね!

ライブが始まる。いきなりアコギ一本もって男が登場する。あれ?今日はワンマンじゃなかったっけ?実は昨日今日とマスミサイルのよっくんがスーパー前座で15分間の時間演奏するためだけに九州まで来てくれている。アコギだし、フォークっぽい語り弾きだったからはじめはドン引きだったけれど、「ヒーロー」という曲の歌詞が胸に突き刺さる。絶対聞かない系のサウンドなんだけれど、詩が熱い。対バンしていて各地から高評価のうわさが伝わってくるマスミサイル。一度見てみたいなと思っていたので良かった。バンド編成で見てみたいなって思えた。結局、音楽のスタイルなんて大した問題じゃない、要はハートの強さなんだよな。

 

よっくん「今までいろいろ見てきたけれど、今日のお客さんは最高だな!」

 

リップサービスではあるが、でも、最高だったと思うよ。結構、胸をぎゅっとつかまれた人が続出。ヤバイな。(笑)

 

魁「マスミサイルとやるたびにえっふーたちをファンにして持ってかれちゃう。」

 

確かに、熱いハートは何者にも勝るだな。

 

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3.絶叫!ライブ!スタート!

ライブが始まる。始まると完全に記憶が飛ぶので定かじゃない部分が多いが、確か2列目あたりで見ていたらぎゅっと最前に押された。・・マロさんの謀かな?(笑)思い起こせば絶叫する60度のライブで完全に柵を掴んでの最前てのは初めて。柵をつかんでヘドバンができるってのは初めてだったからここはバンギャ風に激しい旋回を真似てみようかなって思った。今月は「BLACK EARTH」や「LOUDNESS」のライブに行っているので、錆がかなり取れて動きも良いメタラーになっていたからよかったのかもしれない。

 

魁「いやー、ヘドバン凄くて引き付けられちゃったから、普段やらないところでサーフしちゃった。(笑)」

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確かに僕のとこからガーーって乗ってくるから焦って足をもって送り出したのが記憶に残っている。これもライブならではの醍醐味、勲章だな。魁ちゃんは恐るべきカリスマ、まだまだ熱くなれる要素はあるんだろう。FUSEの柵はビジュアル系のバンギャが揃って旋回するヘドバンをしているくらいだから、かなりしっかりしているので、みんなでやれたらもっと楽しくなるだろうな。「これ以上はないよ」って言っていたけれど、まだまだ熱くなれる気がした。

 

4.またね、そして無限の画用紙

魁「今日は待ち合わせの場所に来てくれてありがとう。前回2月にここにきて「またね」って言って帰っていったけれど、「またね」って約束みたいに感じられることもある。でも「またね」って「願い」なんだと思う。もしもできなかった時がつらいからそういうことにしている。「またね」の「また」と「ね」の間にはいろいろな言葉が入ります。「また会おうね」「また来ようね」それぞれ使う人によってその間にくる言葉は違うけれど、それはそれでよいから、そんな希望が叶うように願いを込めて歌います「またね」。」

 

こういう発想はなかった。気軽に使っていた。でもその気軽に使っている言葉を頼りにしている人はいて、それを凄くまじめに捉えると魁ちゃんのような考えが思い浮かぶのかな?ものすごく純粋で、ものすごく繊細。よく考えていて、言葉の行間どころか単語の中の接続までも突っ込んでいるあたりが脱帽です。聞いて鳥肌が立った。感動したよ。

 

そして

魁「私も家に帰ることがあって・・」

 

えっ!「家はない。」って言っていたから、いきなりの発言にみんな「えっ!」って聞き入ったんだけれど実は「姪っ子の家」のことだった。確かに!(笑)」

 

そんな中で最近起こる社会的な問題に話が移る。小さな子供たちに降りかかる悲惨な出来事がたくさん起こっている話だ。そんな社会問題を魁ちゃんがMCにすると一味も二味も違ってみえる。

 

魁「200m先の地理状況も姪っ子はわからない。送り迎えに親が着いて行くから、子供は頼っちゃってわからないのが当たり前。自分で虫も取ったことがないから見たことがないって・・でも怖い事件が起きるから名古屋市ではそれが当たり前のことになっている。」

 

「それは私たちのライブでも同じでライブハウスに来るとみんなが待って迎えてくれているからそれが当たり前だって思ってしまっている。慣れてしまうと来てくれなかったら悲しい。でも一番初めにライブをしたときにみんなも少なくって、でも「魁ちゃん」って呼んでくれただけで喜んでた。今はたくさん仲間ができて当たり前に思っちゃうけれど、当たり前のことじゃないんだ。」

 

「みんなは「来るからいいよ、心配しないで」って言ってくれるけれど、いつみんなが死んで来れなくなっちゃうかなんてわからない。ご飯を食べることも、水が飲めることも当たり前だって思ったら負け。そんな思い込みに打ち勝つために、思いを込めて歌います。無限の画用紙。」

 

当たり前と思ってしまうことが当たり前ではないんだって、もはや哲学の領域にまで話は及ぶ。どこまですごくなっていくのか!こんな難しいMCするなんてほんとガチ凄いな。

 

5.資さんうどん

魁「前回はWESTのうどんを食べた。今回は資さんうどんを食べに行きました。

聞くとWEST派と資さん派とで好き嫌いが分かれるみたい。美味しかったよ!しあわせ、だ!」

 

確かにWESTは博多系のやわ麺で資さんのそれとは異なる。北九州を中心に資さんは出店しているから、ここ北九州では圧倒的に資さんが人気。おかげで絶叫聖地として認定されましたよ。是非みなさん食べに行ってください。

 

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6.終わりに

結局チェキ会が終わったのが23時過ぎ。おのおの後飲み会に去っていく。しかし、こんな凄いバンドいない。こんな暖かいファンを持つバンドもまたいない。

 

濱田P「まるで僕らも九州界隈のようだ。まあ、半分は九州界隈か!」

 

とボソッと呟いたのはまた、じーんときた。まだ発展途上ではあるけれどどんどん独自の方法論でライブを極めるだろうな、このバンドは・・。大したサポーターではないけれど、これからも宜しくお願いします。

 

 

ちゃーはんさんのセトリ

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REIとANLY 二人の緊張感の意味する先

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1.はじめに

   僕は福岡で2人のそれぞれのワンマンライブを観た。率直に言って驚いた。こんな若い子たちがこんなに既成概念から外れた音楽に真剣に取り組んでいる様が驚きだったし、それに輪をかけて、その演奏方法等の確かさが現代的で切り口鮮やかで感嘆した。この二人の音楽を初めて聴いた時に僕は共感する要素を一切持ち合わせていないんじゃないか?って思っていたわけで、じゃあなんで観に行くことになったのかといえば、神の悪戯か天命としか思えなかった。  

   たまたま僕のHR/HMを語り合う仲間達がREIに嵌ってCDを買ったとSNS上で話題にしていて、「なにが良いの?」ってちょっかいを出したのが事の発端で、その際にYouTubeで観たMVの中で印象に残ったのが「Black Banana」だった。でもMVはMV。「MVが面白くてもライブがよくなきゃどうしようもない。観てみないと本当のところはわからないだろうね〜。」ということで、とりあえず、ライブを観てみようかとなって、いつのまにかチケットを買うことになった。多分そこでチケットではなく、CDを買っていたら「なかなかファンキーなねーちゃんだったな〜」くらいで終わっていたんじゃないかな。いやー、神の悪戯としか思えない。

 

   一方のAnlyに関してもほとんど変わらない。REI のライブでも一緒だったNECOさんがREIに嵌って、色々気になる映像を紹介してくれるものだから、ちょっとライブでも観ておこうかと言うことになった。いささか軽いノリで今回はライブ参加を決めたが、結果オーライ!そのおかげで新しい世界を垣間見ることができたんだから。音楽ってHR/HMに特化して聴くのも良いけれど、頭でっかちにならず、肩の力を抜いて幅を持って聴いてみるのもまた違った世界が見えて楽しい。そんなど素人からみた二人の世界が以下のレポートです。

 

2.REIのライブ!

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REI OF LIGHT 2019

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Rei Release Tour 2019 “Rei of Light” 

2019年2月17日 福岡BEAT STATION

 

   チケットを買ったのは福岡BEAT STATIONで行われる2月17日のREIの公演だった。話題にしていたのが昨年の10月だったので4ヶ月も前の話だ。その頃にThe Rolling StonesBBCセッション集「オン・エア」の発売に合わせて10人のミュージシャンによる“オン・エア”リストが発表されたのだけれど、その選ばれた10人の中にいたのがこのREIだった。他のミュージシャンは往年のミュージシャンばかりで、まあそうだろうなと頷けるアーティストばかりだったが、REIは全く知らなかったので正直もの凄く違和感が残った。ただそのリストでREIが選んだ10曲があまりにも初期ストーンズのナンバーでありながら良い曲だったので上がる。「恋をしようよ」「彼女は虹さ」「悲しみのアンジー」等女性が歌ってもカッコいいセレクションだったように記憶している。そういえば、NECOさんがタイムラインに上げていたREIのラジオを聴いたんだけれど、その時に紹介していたのが1920年代のアメリカンロックだったりして、それはもうかなり渋いロックで、100年の時をものともしない知識の広さに圧倒された。一体この娘はどうなっているんだろうって不思議に思った。

 

とにかくMVを聴いてもらえばわかるんだけれど、歌声はあのビジュアルからは到底想像できないような大人びた美声であり、爽やかなイメージとは真逆な本格的なアメリカンミュージックを基調とした、偶にコケティッシュな現代的な音楽を取り混ぜた不思議な楽曲をどれも真剣に作っている。まるで往年のミュージシャンが自分のルーツに立ち戻って作ったかのような曲もあれば、可愛らしい曲もあり、ぶっ飛ぶ。一重にREI流の音楽なんだろうな。一体、なんでこんなリバイバリズムな古典ロックをやろうと思ったのか不思議で、その不思議さをライブで確かめてみようというのがここにきた目的だった。

 

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   入場待ちの列には他では観たこともないような、全身ストーンズな、いかついオヤジらが並ぶ。絶対やばいかもしれないと不安が過ぎる。ライブが完全なストーンズだったら耐えきれずに帰っちゃうかもしれないなぁなどと、弱気を見せながらの入場。チケ番はあまり良くなかったからあまり期待していなかったけれど、とっくに入っていたNECOさんたちの位置まで、余裕で行けた。入場するなりみんな物販に並んだり、ドリンク交換をしたりで手間取って、そんな事にお構いなしの僕はチケ番に関係なく前に行けた。NECOさんの手招きのおかげで極めて観やすい上手につけたのも良かった。ここにはREI専用のお立ち台があって、見る側からしたら絶好の場所なんだって教えてくれた。なるほど見れば不思議とそこにしかお立ち台はない。おかげでライブではかなり近くでREIを見ることができた。

 

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    暗転したステージにバンドメンバーが配置につき、REIも出てくる。衣装はメンバー全員がストライプを基調にしたものを着用していてスタイリッシュな統一感を出している。みんなREIを見て、ものすごい緊張感の中で演奏をしている。REIのテンパリ具合が僕らにもじわじわ伝わってくる。やってる音楽は非常にクラッシックなナンバーだけれど、どれも技ありな細工があって一筋縄ではいかない。可愛らしいビジュアルと古めかしい音楽がどう噛み合うのか?楽器に押しつぶされそうな華奢な体つきなのに、楽器を道具として完全に支配している。そして意外にも楽曲のバラエティー、豊かさ。ギターがストラトからリッケンバッカーアコースティックギターからのフライングV、そして再びストラトからの締めのファイヤーバード。ストラトは色鮮やかで綺麗だったけれど、アコギやファイヤーバードの使い込み感、ビンテージ感が半端ない。かなりボロボロですごい。イメージではとてもフォトジェニックなREI。ビジュアルにこだわるおしゃれな感じがCDやネット上の写真から感じられるのだけれど、実際、ライブで見るREIはもっと違うイメージが感じられる。確かにバンドで衣装を合わせたり、ギターに晴れやかな配色を選ぶあたりのセンスはおしゃれなんだけれど、そのほかの機材は木調な薄汚れたものが多く、とてもイメージとは違う。そもそも演奏する演目でも甘えた曲があれば、トンがった曲がある。この雑多な曲を生演奏するのは至難の技なんだろう。当然コンポーザーとして演奏時には自分のギターだけではなく、バンド全体を睨みながら進めているから、余計に曲間の調整時に凄い緊張が走る。そんな張り詰めた空気を癒すかのように入れてくるMCや各種サプライズ。チロリアンのバラマキサービスだったりニワカセンペイのニワカ面をバンド全員がつけてのアンコール曲演奏だったりとそんな茶目っ気がある。物凄い集中力で一曲一曲を丹念に演奏していく生真面目なところだって、最高のものを僕らに届けようとするサービスなんだからそればかり気にしてはいけない。時にスライ&ファミリーストーンになったり、ザ・ナックになったりと、オマージュっぽいナンバーが飛び出してくる。そうかと思えば「Arabic Yamato」のような癒しのナンバーが飛び出すしてきて、そのギャップにやられる。中では一番ハードロックに近い「BZ BZ」なんかが意外で面白い。弾き方もロックっぽい早弾きだったりしてなんのオマージュなんだろうか。このバラエティに富んだ、でも他できいたことが無いような懐かしのナンバーたち、通常僕が見ているどんなバンドの演奏とも似てない。どちらかといえばジャズやビッグバンドに近いのかもしれないが、アプローチの仕方がちがうから不思議な感じは消えることはない。そんな乗りであり、アドリブで常に演奏者同士で対決しているかの様なインプロビゼーションのあり方に緊張が抜けない。そして僕がすごく面白く感じたのはギターとその音色の違いを楽曲毎に違いを明確にしているところ。通常僕らはヘビーな音楽を聴いているから、それほど単体の楽器の持つ音色、特徴などには無頓着だったりするのだが、歪み具合などが少ない、綺麗な音色やサスティーンにこだわった曲が多いREIの曲には、それぞれの曲毎に使う機材を割り当てている。へー、こんなにも違うのか!ってことが観ているだけでわかる、驚いた。トータルで一番整っていた模範的な音色のストラト、荒ぶる音色のリンケンバッカー、激しい曲に最適なフライングV、そして何故かREIに一番似合っていたのがファイアバードだったと感じた。それぞれ音色が違うのが面白くて見入った。ライブを観るまでに曲はMVの数曲しか聴いていないから、まともに知っているのが「BLACK BANANA」「MY NAME IS REI」くらいだったのに楽しめた。このライブは新作「REI」のリリースツアーREI OF LIGHTだったが、そのアルバムと、ライブの雰囲気はずいぶん違う。ライブのあの緊張感はどうしたって録音できない。そんなREIの歌がこの時代に受け入れられているのであれば、まだまだ日本のPOPシーンも大丈夫なきがする。

 

3.Anlyのライブ!

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LOOP AROUND THE WORLD TRACK 2

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Anly “Loop Around the World” ~Track 2~

2017年5月2日 福岡INSA

 

初めは熊本のHAPPYJACKに出るということでそこでAnlyを観る予定だったのだが、サーキットとホールでライブがわかれた為、ホールで観ていた僕はAnlyのサーキット側には回れず、止む無く諦めることになった。そこで福岡INSAで行われるワンマンライブに参加することにした。5月2日はGWの中日ということで、予定がなかなか立たない中で、なんとか空けて、行くことができた。天気も良く街はどんたくの準備で浮かれている、そんな雰囲気の中で行われたこの福岡公演は香港公演と台北公演の狭間に行われた。日本ツアーとしては初日。ライブ前にANLYに関する情報はREI同様いくつかのMVでしかみていなかったから、全くもって初見に等しく、ライブ後の感想も、知るものからは呆れるほどに当たり前な内容だったようだ。そもそも僕はPOPを聴いていないに等しく、近年のPOP事情なんてのも全く知らない。エド・シーランについてもまるで知らなかった。日本のフェスにも来ていることや、レコード店でもよく見かけると言うくらいは知ってはいたが、何をやって有名になったのかなんてことは知らなかった。だからANLYがloopと言ってやっていることが最初は全く理解できていなかった。

 

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ステージでアンリーは初めにちょこっとギターを弾いて、あとは弾いてなかったりする、バックでは録音された音楽が鳴っている。一体なんのこっちゃ?

まさかライブを録音で歌うのか?初めは怪訝な目でその録音疑惑を検証するという見方だったのだが、途中で気づく。これはその場で音入れをして仕込んでいるのではないか?1フレーズ、2フレーズ

、リフ、ドラム、コーラス1、コーラス2・・その仕込みをバックに歌っているんじゃないのか?

 

気づけば一曲毎に音入れをして歌を作っているようなもんだ。もう、これはマジックのようだった。ライブではその説明はなかったが、帰宅後に見たYoutubeではしっかりその辺をANLY自身が語っていた。エド・シーランがやっていたループペダルと言うやり方を採用してANLYの曲は作られている。ライブを見るまでは単なるギターを持って歌うシンガーソングライターとしか想像できてはいなくて、須らくボヘミアンラプソティーのMVのイメージで捉えていた。だからびっくりである。当然のことながら、周辺の友人らは5年も前にループペダルについては知っていた。結構みんなやってるよね!とか教えてくれたりする。、今頃だろうが、滑稽だろうが、そんなの関係ないくらい本当に驚いた(笑)本当にそれに気づいた時は鳥肌がたった。あとでエド・シーランのMVを見て、なるほどと思いはしたものの、僕の見たANLYのライブでのパフォーマンスはその先を行っていたし、同じくAnlyのLoop track1の映像をみたけれどMVじゃあ捉えきれない音の繋がり、重なりが、ライブでは圧倒的に耳に飛び込んでくる。録音が単なる録音ではなく仮想的なリアリティーを持った音塊として幾重にも折り重なってループする。、たった一人のステージがあたかもビッグバンドのステージのごとくに何人ものAnlyで演奏される。これが一人が作る音なのか!本当に圧巻だった。仕込みをしている時のANLYはプレイヤーであり。コンポーザーだ。あの緊張感はどっかで見たなと思ったらREIだった。同じ楽器、ギターを持っていることから括られやすい二人だが、やってることはずいぶん違う。それでもREIは優秀なバンドマンと共に新しい方向から歌を再構築しているし、Anlyはループペダルと言う道具で歌を再構築している。二人とも見た目からは想像ができないくらいのパワーを音楽に投じてそれぞれの音楽を生み出している。僕にとっては全く未知の分野ではあるが、この迫力、凄さはわかる。今の音楽を感じたければ迷わずこの二人のライブに行くべきだと伝えたい。

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4.終わりに

今、ロックや音楽全般に集客が見込めない難しい時代を迎えている。そこで若手がどんどん海外にツアーで出かけている。今回、Anlyは香港からはじめて、福岡、台北と混ぜてツアーをしている。この感覚はなかなか国内だけでやっているアーティストにわわからないけれど、その経験は必ず大きな収穫となって行くはずだ。福岡のインディース、ラウドロックバンドであるPALEDUSKも現在アジアツアーを敢行している。時代は確実に変わってきている。日本も世界を市場にして闘う時が来たんだと思う。ふと思えば、REIもAnlyも、何のためらいもなく、海外ツアーをするだろう。音楽は言語に関係なく闘える。非英語圏と言えども可能だということはもう既に示されてきた。ラムシュタインはドイツ語で世界に挑み、Babymetalは日本語で世界に挑み、共に受け入れられた。時代は変わった。新しい才能が思う存分才能を発揮できる場所はインターネットを使えば割と誰にでも簡単に広げることができる可能性を持つ。この二人の才能に巡り合って、そのことを更に強く感じた。僕の感じた驚きはきっと全世界共通の驚きだと思うので、どんどん進出して活躍を期待したい。萎縮せずにどんどん攻めて勝ち抜いて欲しい。

 

 

改元と広島と絶叫する60度の想い 令和初日の忘れられない一日

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絶叫する60度 with Jacky CATS

 

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絶叫する広島2019ーWELCOME TO REIWA!

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セカンドクラッチ広島


2019年(令和元年)5月1日

セカンドクラッチ広島

 

1.プロローグ

 

広島と言えばSU-METAL (Babymetal)の生誕地ということで僕ら「METAL名を持つえっふー」にとっては非常に思い入れのある場所である。LED ZEPPERINのジミー・ペイジ終戦70周年で訪れた2015年8月の翌月、イギリスのメロスピパワーメタルバンドDoragon Forceの来日公演がClub Quattro広島であって、僕は初めてそのライブで広島を訪れたのだが、それ以来縁があって毎年訪れる場所になっている。特に2017年11月にLegend-S、SU-METALの20歳を祝う洗礼の儀が基町のグリーンアリーナで開かれたときはその周辺を7,000人を超すメイトで2日間埋め尽くした、あの思い出が強く記憶に残っている。

又、八丁堀には「お好み村・厳島」という広島の観光名所で修学旅行客や海外からのバックパッカーなどが集まる場所としてある。地元民はわざわざこんな観光名所では食べないが、僕らにとって、そこはSU-METALがお好み焼きを食べた場所として記憶されており、広島に来るたびに立ち寄る場所(聖地)として位置付けている。「特製スペシャルとソーダ(当時ラムネ)」いわゆる「すぅちゃんセット」を食べずして広島は去れないという意識は少なからず僕等は持っていて、油断するとかち合うこともある。ここを訪れた九州界隈のえっふーたちは特段の取り決めをしていたわけでもないのに、厳島に集まってしまう。この広い広島でお好み焼き屋は多数あるにも関わらず、極偶然に、しかし極めて必然に集まる様は滑稽なことだが、推しに対する愛情が溢れる素晴きリスペクトとも受け取ることができる。これは絶叫する60度が福岡に来るたびに寄る「博多らーめんSHINSHIN」に度々えっふーたちが集まってしまう状況に等しい。そして今日はその「絶叫する60度」がセカンドクラッチ広島でワンマンライブを行う。広島でのライブというと漏れ聞こえるのは「不安を感じさせる言葉」ばかりだった。なぜかはわからないが大きな都市の割に集客がそれほどでもないからなのか?だからもし僕が遠征をするのなら広島かなって決めていた。一人でも多く広島に行って、実際はどうなのかはわからないけれど、盛り上げないといけないと感じていたから。

それに「絶叫する60度」が次に九州を訪れるのは2ヶ月後でもあったから、その中間の5月初めにライブ参戦を計画したかった、という事情もあった。だから5月1日広島公演への参加はベストな選択だったし、行くしかないだろう。

当初頭から完全に忘れ去っていた改元。GWが今年は長くなるってだけしかない。そんなことより今、阪神がタイムリーを放って6-2で広島を引き離した、そっちの方が一大事なんだよ!幸先悪いじゃないか!プンプン。(厳島のTV中継を見て)

野球のことは置いておいて、そんな上の決めた無関心な改元が、実はこの絶叫する60度のライブに行くことにしたおかげで別の意味を持ち始めた。この平成から令和へ移行したその日に広島でライブが行われること。そのことの意味を当初は深くは考えてはいなかったけれど、実はとても興味深いことでもあったと後で気づいた。

チーム絶叫にとっての広島公演は、「ニューアルバム“絶”リリースツアー2019」の中の1ライブに過ぎなかった。ところが改元を挟むことで広島公演が、「令和初日」という「特別な日のライブ」に変ったのだ。昨夜の4月30日大阪公演が「平成最後のライブ」であとすれば、本日広島公演は「令和最初のライブ」となる。その両日に参加した漢もいる。その人たちにとってこの二日間は一生のうちでも大変貴重な2日間になったであろうし、その連戦したという記憶は、他に代え難い素晴らしい思い出へと変わるだろう。僕らにしても今日という特別な日に絶叫のライブに参加できたことは、忘れられない1日となった。改元自体は大して意味がある事ではないが、結果的にそのおかげでこの広島公演が特別な日に思えたことが良かった。※

※佐賀のライブでもんてろが「令和だ平成だって何にも関係ない、今日も明日もいつだってはじまりなんだからその毎日のはじまりのライブはすべて大切にやっていきたい。」って趣旨のことをいっていたけれど、そのどんな一日も大切に思うという意味ではこの2日間に参加した者がより特別視する=大切に想うという意味において、充分、もんてろの言葉と通じ合えるものであると考える。

 

2.当日乗り込み!飯!

 

5月1日晴。しばらく雨が続いたので、この日が晴天であったことはありがたい。サクラは散り、新緑の若葉が生えてきた柔らかい緑がこの広電の車窓から眺めることができた。今日は春の過ごしやすい一日であった。広島駅から初めて乗った時の広電は、八丁堀までかなり時間がかかった印象だったのに、今日は一瞬で着いてしまったと感じられた。目指す堀川町のライブハウス・セカンドクラッチ広島は胡町と八丁堀の中間にあり、そこにも一瞬で着いてしまったと感じた。案の定、早過ぎて現場にはまだ誰もいない。とりあえずここにきたら広島PARCOに行こう。そしてその裏手にあるお好み村、厳島に行くしかないだろうなってなってしまう・・。エレベーターで4階に上がった。エレべーターの扉が開くと正面には満席の厳島が見える。運良く然程待つこともなくして奥の席が空いた。席に着くと安定のすぅちゃんセットかなと思ったのだが、ライブ前の景気付け「始まってんぞ!」をやるにはあの1杯が欲しいところではあったので、ここは生ビールにした。生にありついてほっと一息したその目の前で、実は何やら問題が勃発していたようだったことに気づく。それも現在進行形の・・。おじちゃんは余裕のポーカーフェイスでお好み焼きをいつものように焼いていたが、その横ではお姉さんがかなり取り乱していた。アメリカではこの様子をよくアップセットと呼んでいるが、全くそのものと言った感じで、尋常ではなかった。やりとりは僕が来るちょっと前に勃発したらしく他のお客さんはより神妙な面持ちでことの成り行きを見守っていた。要は「麵のストックがないからお好み焼きが作れない!」ってことの様だった。「GWのど真ん中で製麺所も休んでいて連絡がつかない。」と苦言を呈すお姉さん。おじちゃんは全く取り合わない。そんなことが起きているとも知らずに外国からの観光客がぞくぞくとやってくる。お姉さんは「胸が痛い、呼吸ができない。」と独り言を言う。それを「大丈夫なのだろうか?」とは誰も言わず、「またか?」的な表情で受け流す。そんなお姉さんがバタバタ出たり入ったりして10分後、両手いっぱいのそば袋を抱えて戻ってきた。おじちゃんが聞くと、倉庫のいつもしまうところではない場所にあったとか、一瞬、これは食えないかもしれないなと思われた僕の特製スペシャルはそんなことで無事鉄板の上に置かれた。通常なら何と言うこともなく出てきては、余韻もなく食べて立ち去る厳島なのだが、おかげで次のドラマへとつなが流チャンスを得た。・・EV前が騒がしいことに漸く気付く。

 

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厳島にてお好み焼きを食す



「あー!。」

 

えーちゃん、なかSY、ゴロゴロさん、あさちゃんと友達、計5名が厳島に到着した。(上記写真撮影:ゴロゴロ)特に約束をしたわけでもないのに、こんなところで会うとは!しかも運よく僕の周りが直ぐに空いて厳島の奥の片隅に集まって座ることができた。BABYMETAL以来であれば2017年11月以来、1年半ぶりと言いたいところだが、LEGEND-Sの時に、この小さな店で7,000人が食べれた訳もなく、皆、意外にも「初めて食べた!」って言う者が多かった。念願の聖地、厳島を充分に満喫できた様子だった。ビールもなくなり僕もみんなと同じ「広島レモンサイダー」に切り替える。そんな時に二つ目の団体が到着する。「絶叫する60度」の平成最後のライブだった昨夜の大阪公演から徹夜明けで流れてきた九州界隈チーム、漢のKANEさん、マロさん、とよっち、こばさんの4人がいた。この狭い場所で、九州のえっふーで9人も肩を並べてお好み焼を食べる時が来るなんて。えっふーで店をほぼ占拠することがあるなんてと感慨深く感じた。そんな至福の場所にいたかったが、客足は止まったわけもなく、流石に店に悪いので、とっくに食べ終わっている僕は一先ず先に9人を残して店を出た。

 

3.ライブ!

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TIME TABLE

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参加者への注意書き


会場であるセカンドクラッチでは整列が始まっている。整列?絶叫で整列して入るなんて九州ではなかったので、これはすごいなと感じる。整理番号27番は階段室の3階くらい、会場は4階だから1階上が入口。主催者側は厳格で断り書きも警戒心いっぱいだ。

 

1ドリンク代を払い、ドリンクチケットをもらい、入場後物販で魁TEEとタオルを即座に購入してクロークに荷物を預け、ミネラルウォーターをもらう。会場ではナベさんやShirohigeさん、みっちゃん、かえでちゃんにも会えて準備OK。間も無く客電が落ち、Jacky CATSの面々が入ってくる。そしてもんてろと魁が飛び出してくる。最初の一言から激しい!テンションが半端ない!半端ないんだけれど、どこか優しい感じがした。

 

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「広島ー、行くぞー!」

 

怒涛の公演スタートで下手2列目にいたが、容赦ない圧縮がきた。二人が出てくる毎に起こる圧縮は激しかったがサーフは少なめだった。

 

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「令和の最初の貴重な日に絶叫する60度のライブを選んでくれてありがとう。まさかこんなに多くの人が来てくれるとは思わなかった。勿論遠征の人が多いのは知ってる・・本当にありがとう!未来にこの日を思い出した時に絶対行ってよかったって思える様なライブにするからみんなついて来てね。」

 

会場には想像よりはるかに多くの人がいたし、みんながっつり食いついている感じがした。チーム絶叫もスタートはまずまずだった。あとは盛り上がって楽しむだけ!W.O.Dもサークルモッシュも幾度となく起こり、相変わらずの円陣等もあったし、みんな想い想いのやり方で一体となったフロアがそこにあった。かなり安心感のある感じの会場とも思えた。前方への圧縮はあった割に、いつもよりもちょっとばかり気遣いがあった様な印象がした。

 

「後ろに椅子を並べています。来てくれているみんなは結構若くない人もいるし、辛くなったら座れる様に楽屋から椅子を6つ持ち出して並べています。私たちのライブは辛いことを要求することも多いんだけれど、体力的にきつくなった人でも楽しめる様にしたいから、それが私たちの目指すライブなのでちょっと休みたい人は後ろで休んでください。決して、あの椅子で椅子取りゲームとかそういうことには使わないでください。」

 

流石にちょっと笑ってしまったけれど、確かにBABYMETALでは弱者対策としてHAPPY MOSHSH’SEATやPITっていうのが存在するし、おかしなことではない。正直客層を見ても若くない連中はばかりだし・・。やられたなって苦笑しながら聞いていた。まあ、それは一瞬でそこからまたW.O.Dからのサークルモッシュで回ったりして正気は失っていったんだけれどね。

 

この物事を続けることが苦手な人間が、5年間もこの絶叫する60度で歌を歌い続けることができた。これは応援してくれているみんながいてくれたからこそ続けることができたわけだし、そんな平成が終わり、令和も今日から始まったけれど、私たちはこれからもずっとそれを続けていく、ずっとここにいるからっていうそんな気持ちを歌った曲を聴いてください、またね。」

 

そういえばワンマンだったけれど、スクワットなどのキツイものは少なかった。腹筋はあったけれどどちらかというとSでゴリゴリに押す様な感じのものはなく、フロアでとにかく楽しみたいっていうことだったのかな?各地を回って、その事情に長けた絶叫ならではの変化なのか、それはそれで良かったけれどね。

 

ワンマンだけれどなんか一瞬で終わってしまった。楽しいことは本当に一瞬で過ぎ去ってしまう。広島で感じたあっという間という感覚は半端なく早かった。

 

「みんなとはいつだってどこにいたって一緒にいたい。私たちはいつも離れてはいるけれど、歌を通していつだって一緒にいられると思っている。もしここの誰かが亡くなったとしたら、そこに出向いてライブをしたいとも思っている。」

 

何か「平成という終わり」と、この「令和というはじまり」がつながる2本のライブを経て、魁ちゃんは何か特別なことを感じたのだろうか?発された言葉に対して、会場では笑ってしまったのだけれど、もっと深い思いがあったのかもしれない。確かに僕ら若くない世代がいなくなってしまったとしたら、取り残されてしまうのは魁ちゃん達若者なので、新しい時代に入ったら、次の世代にもしっかりとアピールしていかないといけないというのもあるのかもしれないし、これまでも、これからもずっと支えてくれているえっふーたちへのリスペクトが色々絡まっての発言だったと思う。それが令和を迎えた新たな心構えの片鱗なのかもしれない。一緒に転げ回る僕らへの強い愛情を感じた。ありがとう。

 

いつまで参加し続けることができるのかなんてわからないけれど・・、長くはないかもしれないけれど、短すぎることもないだろうから、絶叫がでっかくなるところを僕らはきっと見届けるという覚悟はあるよ。きっと今と変わらぬまま一緒の時を過ごす。こんな素晴らしいバンドを手放すわけがない!っていう様な連中ばっかなんだから安心してほしい。ファン層も確実に広がるだろう。きっとね。

 

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令和初日の集合写真(広島)

 

4.エピローグ

僕がブログにライブ参戦したことを書くのは100%そのアーティストへの愛を語っているつもりだし、応援したい、話題にしてより多くの人に広く広めたいという考えがあって書いているつもりなんだけれど、言葉にするとそれが別の意味に読める事も大にして起きたりもする。それが面白いと思えるうちは良いのだけれど、それを書くことでアーティスト側に少しでも負担をかけてしまうとか、あらぬイメージを読者に与えてしまう様なことになるのであれば書くこと自体やめた方が良いのかなとも、悩みながら書いている。ライブ1回目の初期衝動は取り立てて問題はないのだが、こうして回を重ねるうちに、ふと気づくと、かなり深い読込みとなる部分もでてくるし、語られたであろう言葉も僕というフィルターを通した記憶の中の言葉なので、実際に話された言葉ともイコールではない。だからこの語られた言葉のキーワード的な意味で、話のとっかかり的な言葉として書いているつもりだ。読み返してみると、ちょっと違う読み方が出来そうなんてことも大にしてある。それはすべて愛するが故の言葉として思って貰えたら幸いである。それが万一にもバンドにとって不利益を生むことがわかれば、きっと書かない方が良いのだろうなとも思っている。それこそ一回一回のライブにこれだけの熱量と想いを込めて仕掛けてくるバンドなんて皆無だったし、そこが素晴らしい。それこそ応援したいし、広く広めてどんどん動員を増やしてもらえたらいいのにと本格的に思ってしまう。それこそがファン心理だと思っている。これだけライブ数をこなしていても、ライブに来なければ、アピールすらもできないわけで、ファン目線でこんなことを偶にブログに書いている。

一人でも多く絶叫する60度を目撃してくれる人が増えてくれたら良いなぁと思いながら。

 

TM

 

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チェキ(広島)

 

ヒズミ ウキクサ ノンフィクションとミズニ ウキクサの夜

ミズニ ウキクサ ライブレポート

2019年4月20日

小倉FUSE

 

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待ちに待った4月20日がやってきた。ミズニウキクサの2nd ミニアルバム「8月の溜息」リリースツアーのライブだ。事前にYoutubeにアップロードされたトレーラー版を聴きまくりイメージを高めてきた。このライブの題目「ヒズミウキクサ」は共同主催のノンフィクション、イイジタカヒロさんが命名したそうな。

 

EG「ヒズミとはエフェクターで言うディストーションのことで、DISTORTIONの原理はと言うと、例えばエフェクターが200出す能力があるところでアンプが100しか出せない時の残り100がヒズミとして現れる。僕らもバンド開始当時考えていた未来の色というのがあり、今思えば、随分と変わってしまっている。これがヒズミなんです。」と例の早口で捲くし立てて話される。前回のファーストインパクトの衝撃は超えないとは言え、面白いし、思慮深い話しに深く頷くしかない。

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そんなノンフィクションのオリジナルユルキャラ、イイジちゃんとミズニウキクサ、ウキクサちゃんが共同開催する、「ヒズミウキクサ」がはじまった。

 

1.LONE

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先鋒は大阪から来たLONE。兎に角、爆音。今日はノンフィクションとミズニウキクサだから、まさかここまでの爆音があるとは想定していなかった。耳センが無かったら脳震盪で倒れていたかもしれない。特にヴォーカル毛利さんの声が高音で割れて直接脳に突き刺さる感じ、ベース熊田さんの音を通り越した容赦ない振動に身の危険すら感じた。「大阪の核弾頭」恐るべし。


毛利「僕らは北九州のキャラクター、イイジから誘われて小倉までやってきました。レコ発ということでおめでとうございます。僕らもCDは出したばかりなのですが、3バンドまとめたスプリットシングルだから販売の仕方が難しくて、此処には持って来ていません。なので、新曲はネットでみてもらうかして、気に入ってくれたら、他に僕らのCDはあるので宜しくお願いします。」


スプリットCDって軽く考えていたけれど、実は難しいんだ。そんなアーティスト側の悲哀を垣間見た気がした。

 

2.Trippers Audio Room

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続いて広島からきたTrippers Audio Room。

ヴォーカルのあいりー「私たちは今までほとんど県外に出たことが無くて、出て山口くらいまでで、今回初めての小倉になります。小倉童貞。」

ギターのぐっち「童貞ってあの童貞?」

あいりー「そうトリッバーズがね!」

ギターのぐっち「ああ・・・(汗)」

 

なかなか強い個性のあいりーのようです。ぐっちはロカビリーを取り入れているけれど、あいりーはそんなことには構うことなく自然体で歌う。そんな音が上手く響く。声が心地よくてまた聴いてみたいなと感じた。たっくんもツイートしていたように、小倉で一緒にやれた喜びは非常に分かる。相性はばっちりなんだよ。

 

3.ノンフィクション

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そして来ました後半戦。ノンフィクションの登場!イイジさん、開場前からFUSE界隈を回っていて、意外な気配りに撃たれた。

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こちらは全身ミズクサちゃんで来ているから無視されても良いようなものだが、ファンサービスで声かけしてくれる。もう、落ちそう。


EG「まだ暫く開場まで時間がございます。」

TM「今日はベースは何方ですか?」

EG「お嬢でございます。では今暫くお待ちください。」


今回は新譜「現代、ユウ」を引っさげての地元小倉公演だから、ノンフィクションがトリなのかなと思っていたら違った。この強烈なキャラを1度見たら忘れられないと思うんだけれど、これからガッツリ来るんじゃないのかな。ライブは新曲もあったし、色々忙しく動かれていて、時間が長かった割にアドリブの印象が少なめだった。だけれど冒頭に書いた「ヒズミ」の解釈が新鮮で、「ヒズミ通信」申し込もうかなぁ?と言うところまで考え始めている今日この頃。ヤバイ、また推しが増える〜。(汗)

 

4.ミズニ ウキクサ

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さてお待ちかねのミズニウキクサ。今日は主催者としての気概か、終始表にいる二人。前回物販はほぼ誰も居なくて捕まえるのが大変だったのに、今日はずっといる。しかも松本姉弟揃って立っているから、初っ端に買いたいものはゲットさせていただきました。

出番は何番目?って聞いたら4番目!って、それトリじゃん。(笑)

 

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幕の後ろでは楽器の配置換えが行われている。ミズニウキクサはベースとドラムが前に並ぶからドラムの配置換えが大仕事だ。たっくんの足が幕から出て固定のテープ貼り作業が行われているのが分かる。ベースの音漏れはちょっぴり。そうこうするうちにSEが「羅針盤」になり、幕が開く。

 

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この「羅針盤」のSEが瞬時にバンド演奏に切り替わるところが素晴らしい。人紬の糸のような切れ目のない演出に鳥肌が立つ。今後もこれでスタートしてもらいたい、最高すぎる。ギターの幸平さんのところが照らされていたからここら辺の細工は幸平さんの足元でされているのかな?いつものことながら本当に凄まじいエフェクターの数々に驚く。そしてたっくんの静寂も嵐も呼ぶ怒涛のドラムが目の前で展開する。この切れと速さは最高!


続く二曲目は前回初披露の「夏の終わり」。

祭囃子〜というフレーズが印象的で覚えてる。愛美さんの情念が溢れ出す歌に全身が打たれる。そして打って変ってアッパーなカシス・ビート・ロマンスに繋がる。もうこの曲は何も考えずに乗りまくれば良い。


痛快な松本姉弟のMCに続けてなんと、前バンドヌ・シャボンヌから二曲が演奏された。後追いの僕は最近「雛罌粟の夢-上下」買って聴いているので新曲同然に聴けた。まさか生で聴けるなんて!感慨深い。会場でも驚きの声が沸き起こっていたよね。

 

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続く「夜風」は今までにない可愛らしい感じの曲、そして松本姉弟共作*の「トラベルアワー」(*アルバム誤記〜セルフライナーノーツより)

ときて「エンドロール」。このファーストの最後の曲が出来て、愛美さんは気持ちの切り替えが出来たっていう。そしてこの曲の冒頭で叫ばれる愛美さんの掛け声。これがライブでの定番で、この露払い的な掛け声を聴くと聴いている僕らも気分新たかな気持ちになる。曲が終わるとすぐさま会場はアンコールのクラップに包まれる。愛美さんがすぐに戻って来て、「本当にアンコールやって良いですか?」って。なんだか微笑ましい。たっくんも「本当に?ありがとうございます!」って、どこまでも無垢な二人に感動する。

 

演奏されたのは「街」

哀しみを「黒で蒼白く溶けるだけ」と歌うこの歌がどうしようもなく胸を熱くする。

やっぱり、また行きたい!福岡行くか!

 

ミズニウキクサセトリ

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絶叫する60度 、Su凸ko D凹koi 2 マンでマンダラケったらマンダラケ

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絶叫する60度

Su凸ko D凹koiリリースツアーライブレポート

福岡Queblick

2019.04.04


1.絶プライド!

3月の年度末騒動が沈静化し、新年度を迎え、新しき元号なんかも決まり、心あらたかな気分に包まれる日本!そんな今日、絶叫する60度のライブがある・・「ぷっ、カタ!(爆)」能書きなど「絶叫する60度」にはいらない。「九州又来たぞ!ぶち上げようぜ!」絶叫ならきっとそう言うだろうな〜って思いながらここ数日を過ごしていた。自分らのペースを乱すとそれだけでぶっ壊れてしまう、そんな脆さを自ら壊れて学ぶ。そんな余りにも不器用で、融通の利かない絶叫スタンダードも、自分たちを対象化した時には何者にも勝る強烈なパワーが炸裂する。そんな彼らを僕らは見たいからライブに来る。世間様がどうだろうがなんて御構い無しだ!絶叫は絶叫で独自の時間軸を直走れば良い!

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絶叫は先月13日に記念すべきファーストフルアルバム「絶」をリリースして、目下ツアー中だが、なんと幸せなことにその始まりは九州からだった!発売2日後には福岡INDOでリリイベ、今の絶叫を聴く。もうただただ感謝しかない。言葉を尽くして九州を褒めるものは多い。しかし絶叫の様に本当に九州に足繁く通ってくれるバンドなんて無い。聞いたことも見たこともない。そんなとこ見せられたらもう付いていくしかない!理屈じゃない。

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17日の佐賀RAG-Gは象徴的だった。いたはずのハッピージャック、でも心は佐賀へ馳せた。そんなどうしょうもない絶叫愛が僕の中で溢れ出していつのまにか体も其処に馳せたと言う奇跡。そしてそこで初めて絶TEEを手にした。2019年の今はじまったばかりの絶TEEを門外漢の僕が手に取る。それを着ると言うことがどれほどのことなのかなんて知らない。でもただただ嬉しくて嬉しくて堪らない。何度見ても頰がほころぶ。そんな子供じみた感覚が蘇ってくる。絶叫する60度があったから、極悪非道な辛い年度末の荒波を乗り越えられた。絶に揺られ、この絶TEEにスピリッツを感じ、そしてこの4月4日のライブに来るという目標があったからこそ挫けずにいられた。全ては絶叫に翻弄されてしまっているんじゃね!翻弄上等!それがそれで楽しいのならばそれで良いんじゃね!楽しいぞ!九州界隈!最高だろう!絶叫する60度!

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本当に九州と言う辺境の地はなかなかここ数年辛く厳しいものだった。最近じゃあ、多くのバンドに敬遠されがちだし、それを感じる度に悲哀を感じたヘヴィーメタル界隈。ズタズタになった九州プライドがなんと「絶叫する60度」のおかげで頭を擡げる。「そのままの僕らでいいんだよ!そんな僕らだからこそ会いに来たんだよ!」どうだ!どうだ!この愛!脳内活性化するもんだろう。これほどまでにぶち上がることなんてなかった。皆んなに混ざってライブに参加できる喜び、まさかこんなにも早く着ることができるとは思っていなかった絶TEE。もうただこれを着て飛び跳ねたいだけ、その為ならこの濁流にだって飛び込もうぞ!。もうただただそれだけを望む。だって仕方ないよね、こんな凄い音魂聴かされたら誰だってそうなるよ。絶プライド!あの凄いCDとこのTEEとライブと言う三つ巴のスピリッツ。さあ、絶叫のライブだ!


2.絶叫!ライブ!

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4月4日、快晴。お馴染みの住吉神社を皮切りに、その横の楽水園で道草を食った。天神入りする前に博多の魅力をタイムラインに流してみようかなって意図で寄ってみた。さくら咲く季節が手伝って其処彼処が淡い桜色に染まっていて華やかだ。ライブ活動で全国行脚する魁、もんてろたちにも是非見せたいなと言うためだけにこんな場所にいる。ホッコリする午後の昼下がりはなかなか気持ちが良かった。そんな中、タイムラインでは「前飲みやってんぞ!」ってこばさんたちが天神中央公園での写真をツイートしている。やっばそっちだよなぁ〜!。(笑)この後、魁たちも行ったとか!羨ましすぎるぞ!。凄いや!九州界隈!(笑)

 

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キューブリックの向かいにある飲み屋でそんなえっふー達と合流する。楽しい面々に会って乾杯!また誰か来て乾杯!。ただそれだけのことで楽しさが倍にも膨らむ。開演まで何度となく繰り返される乾杯!おかげでライブが始まる頃には完全に出来上がっていた。ヤバイ!(笑)

開場時間を回って、皆あたふたと店を出る。キューブリック前で平日の会社帰りの人たちに混じる。赤ら顔に誇らしい絶TEEを着て、今日、ワンマンだっけっ?てくらいの絶TEEだらけで頰が緩む。キューブリック前は歩道も狭く滞留する場所もないから即下に降りたけれど、街に溢れる絶TEEをもっと見ていたかったなぁ。

 

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暗い箱の中では黒TEE達が蠢く。ステージは明るくなりバンドの面々が持ち場に着く。開演時間いっぱいの19:00「おはようございます。」「絶叫する60度です。」といつものように魁ともんてろが登場する。そして桜の季節に相応しい「桜は二度散る、二度咲く」がスタートする。桜が舞い散る中、続く桜は「空蝉の歌」。「Dead Alone!」カッコいい!「インディペンデンス・デイ」と来てここでもんてろから悶絶の一言が飛び出す。

「平成最後とか、令和とか言うけど、でもそんなことどうでも良くて、今日は今日しかない、今日はいつだってはじまりの日なのね!だから・・(お前ら!)やるしかないだろう!(叫)」

もうこのMCで一気に記憶が飛んだ。どんだけ拳を突き上げたか、飛び跳ねたか、サークルで回ったかなんて正直覚えていない。もうあの一言が聞けただけで、もうそれだけでいい!それ以外にもSu凸koちゃんを語るときの魁の幸せそうな笑顔とか、生かしたメンバー紹介とか、そして相変わらず魁の長尺のMC、幼馴染から友達、絆へと繋げる名MCもあったけれど、今日はあのもんてろの一言が全てだった!「今日はいつだってはじまりなんだ!だったらやるしかないだろう!」もう大好き!

 

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3.Su凸ko!ライブ!

前知識なし、どこのものとも知らないそんなまっさらな状態で土井ちゃんの前に放り出された。なんかわからないが「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリフが鳴ったきがした。頭を降り始めたら普通の歌になった。「アナーキー・イン・ザ・UK」が始まった!飛び跳ねたらいきなり普通の歌になった。なんなんだ?この肩透かし感は?。頭の中に溢れまくる開けっぴろげな女子トークが咲き乱れている。エロ?エロなのか?なんなのかわからないけれど、「頑張れ童貞!頑張れ童貞!」叫んだり「ブス、ブス」言っている。ある意味等身大の女子たちの偽りのない今が其処にあるのかな。ほっこりしてて、それはそれで良かったけれど、本質は其処じゃない!

「何年か前に本当に歌が嫌いになってやめたいと思ったことがありました。私も大体嘘しか付いていなくて、90%は嘘なんだけれど。(この話は嘘じゃないんだけれどね。(爆))だから大体嘘か嘘じゃないかはわかる。周りのバンドがステージで嘘の綺麗事ばかり並べ立てているのがわかって、嫌になって歌が嫌いになりかけた。そんな時に「絶叫する60度」と知り合いになった。絶叫はこんなにライブをやっているのに、プライベートの時間は貴重なはずなのに、私たちと一緒に遊んでくれる。絶叫の歌って1mmも嘘がない。そこから物凄いパワーを貰って、私たちも今もこうして頑張れている。ありがとう!絶叫する60度!」

 

突然の熱い熱いMCに皆んな打たれた!泣けた!素晴らしいバンドには素晴らしいバンドが集まるもんだ。Su凸koちゃん、最高だった。最後に歌った「ゆうと」には胸キュンでした。いいバンドだ!

 

この友情、永遠にあれ!

 

 

絶叫する60度セットリスト(ちゃーはんさんのブログから)

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チェキ、ランチェキも混ぜたらこんなことに!

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壁がなかったから柵ドン!

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それではまた!